月下の道標

光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景

24.09.21ride

2024-09-27 | Road Bike


9月2回目の3連休、初日は寝坊して6時近くに出発。小雨がぱらついたものの終始曇り空で気温が上がらず養老垂井関ヶ原コース65km 走行できました。





折返し地点の古戦場決戦地で休憩。
宇垣一成揮毫の石柱だったと今日はじめて気づきました・・・。
ここまで走ってくるのに暑さで相当バテていたようです。

暑さがやわらぎ(といっても汗だくですが)
体力に余裕があったので関ヶ原ウォーランドに行ってみました。



開店前だったので特に撮るものもなくいつものルートに戻ります(笑)








普段走行しているルートは古墳が数多く点在していて、Googleマップで検索するとその多さに驚きます。

古墳が住宅に囲まれているため見ることができなかったり、古墳自体が共同墓地になっていて立ち入りが憚られるなど見学が難しいこともあります。



綾戸古墳
円墳と周濠で構成されています。周濠には明治中頃までは水が湛えられていたようです。
すぐ東には矢道長塚古墳(前方後円墳)があるので次回のライドに寄ってみたいと思います。



長畑古墳群のうちの一基。



鬼塚古墳
前方後円墳と記されていますが
写真左の私有地の薮の中に前方部があるのではないかと言われています。

古墳巡りは夏は草が生い茂って全容が掴めないので、草の茂っていない時期に見に行ったほうがよいかもしれません。
今回は古墳のある場所を確認しただけなので詳しいことはまた調べてみたいと思います。






街道から外れた業平川で立派な常夜燈を見つけました。
弘化3年(1846年)に建てられましたが昭和34年の伊勢湾台風で倒壊。
その後造り直されました。
河川の流路の変更や耕地の整備などで昔の水路は消滅していますが、
古い文献によると木曽川から墨俣を経由して揖斐川、相川、泥川まで上り表佐湊で陸揚げされたと記されています。
表佐湊の場所は特定されていませんが、業平川を南下した室原に泥川があるので、もしかするとこの場所も水運に利用され、表佐湊があったのかもしれません。







「がま(湧水)」古地図をみると垂井町や養老町に多く見られました。
河川や耕地の整備で今では3、4箇所しか残っていないそうです。
ライドをしながら探していましたが、どうりで見つからないはずです。
「がま」にはハリヨがたくさん泳いでいました。