「裸一貫つづ井さん」が面白かったので「腐女子のつづ井さん」も1~3まで買ってみた。
著者には申し訳ないけどブックオフだ。
読み進むうちにつづ井さんが「恋愛はファンタジーだと思う」と言う場面があり
妖精界とか魔法界とか・・・と表現していて
わたしも同じ事を考えてた!と嬉しくなった。
恋愛ってハリーポッターみたいな世界だって。
でも、よく考えたら恋愛に限らずファンタジーって多くないか?
野球をやったことのない人が、熱狂的にチームを応援して
「もし俺が監督だったら・・・」なんて語るのはファンタジーだし
ギターを全く弾けない人が、フレーズがどうの奏法がどうのと語るのだってファンタジーだ。
わたしはBLって、今もよく分からないしあまり関心もないので
BL好きな人って、何にどこに感情移入しているんだろうって以前は失礼ながら思っていた。
でもファンタジーだから、と今は思う。
自分に置き換えての感情移入や共感じゃなくてもいいし
置き換えることの出来る想像力、で充分楽しめるのだろう。
そうじゃないと、魔法で空を飛べる人しかハリーポッターを楽しめないことになっちゃうもんね。
・・・って、何を言ってるのか分からなくなりましたが。
つづ井さんとその友人達はオタクで腐女子だから、アニメキャラや漫画やBLを楽しんでいる。
その様子をつづった「腐女子のつづ井さん」を読むわたしは
オタクでもなく腐女子でもないけれど、楽しむつづ井さん達の様子を楽しんでいる。
いろんなキャラを推しているつづ井さんを、わたしは推している?
みんな誰かの推し、なのかもね!