goo blog サービス終了のお知らせ 

マリーのぽわぽわ日記

愛犬マリーと読書・ゲーム・音楽が中心のつれづれ日記

家族相談日

2013-06-03 14:04:07 | 日常のつぶやき
前回、腹痛を起こしてなんとか帰って来たと書きましたが、やはり次の日は腹痛のため学校をお休みしました。カラオケで飲んだホワイトウォーターのせいだということは伝えませんでしたが、私はやっぱりあれが怪しいと思っています。一緒に行った友人にメールしたところ、友人は何ともなかったということでした。まあ、友人はホワイトウォーターではなく、アイスコーヒーを飲んでいたので、飲んだものが違いますから、当然かもしれません。
外出先での腹痛はとても困ります。私は昔、バスに乗っているときに腹痛になり、降りてもトイレも無いような路線だったので非常に困った覚えがあります。それ以来しばらくはバスに乗るのが怖かったです。また、数年後には急行電車に乗ったりして、何分も(10分以上)止まらない電車の中で「腹痛になったらどうしよう」と思い、その考えの方が先に立って電車に乗れなかった時もあります。今は治りましたが、これはかなり長いことかかりました。
だから、先日の腹痛は久しぶりに出先でなったので、その時のことを思い出してしまいました。さいわい、各駅停車で5駅くらいだったので、途中下車しても大したことはないのですが、昔、急行電車に乗れなかった頃は、45分で行ける距離をわざわざ各駅停車で行って1時間半くらいかかって通勤していました。案の定、長続きはしなかったですし、10か月で10キロ痩せました。大して太ってもいなかったのに10キロも痩せたのでガリガリでした。
そんなことで、先週は腹痛に気を取られてぼんやり過ごしてしまいました。土曜日が学校でした。といっても、いつものように午前中に調理をしたりするのではなく、個人面談のようなものでした。これから学校をどう活用していくか、また困ったことはないかなどが話し合われました。
まず土曜日は午前11時頃に学校へ着きました。少し早目に出たので、11時10分くらい前でした。それから少しお茶など飲んで休み、11時ちょうどくらいから面談が始まりました。私とスタッフ2人の合計3人で話をしました。私があらかじめ書いてきた学校活用シートを出してそれを元に進行しました。私が「調理などでもう少し積極的にやっていきたい」と書いたのに対し、「それはできているんじゃないか」との意見が出ました。また学校をどう活用していくかについては「社会に出るための体力と集中力をつけたい」というようなことを書きました。すると「体力をもう少しつけた方がいいんじゃないか」との話が出ました。毎日30分歩いていることなどを話したところ、それは続けた方がいいですね、あと掃除もけっこう体力がつくのでたくさんやってみてください、と言われました。
あとは学校の中で困っていることや相談したいことはないかと訊かれたので、調理をした後に出る生ごみを、いつも新聞紙でくるんで可燃ごみのゴミ箱に捨てているのですが、三角コーナーからゴミ箱へもっていくまでの間に水分が垂れてしまうことがあって、いつも困っていると言いました。3人で話し合った結果、今度からゴミはビニール袋へ入れて捨てることになりそうです。
そんなことを1時間くらい話し合って、面談は終わりました。外は暑かったですがまだ夏本番ではないので、なんとか帰ってくることができました。
ところが、家へ帰って来て私が面談内容などを何も話さないでいると、母が「心配してるのに!どうして話した内容を報告してくれないんだ。報告は義務だ!そんなに何も関係ないと思っているなら家事から何から全部一人でやれ」と怒り始めました。私は「義務かなあ」と疑問でしたが、まあ心配してくれているのに何も言わなかったのはちょっと不親切だったかもな、と思いました。母はずっと怒り続けていて、夜寝るときも怒っていましたが、私は薬を飲んでぐっすり寝てしまいました。
次の日起きて「今日の昼ご飯と夕ご飯は……」と母に話しかけると、「朝からもう夕ご飯の心配をしているの?」とちょっと驚いたように答えました。それで「ここだ」と思い、前日の面談の内容をおおまかに説明すると母の機嫌も直って、「それを聞いて安心した」と言っていました。親と付き合うのは時に難しいものだなあと思いました。家事をやるのは全然かまわないし、今でもやっているけれど、喧嘩みたいになったのをきっかけに家事全般を私一人でやるというのが嫌だったのです。機嫌が直ってよかったなあと思いました。

腹心の友

2013-05-28 20:32:11 | 日常のつぶやき
今日は学校はお休みでした。
昼から大学時代の友達と会って、久しぶりに話をする予定になっていました。
12時にK駅に近い本屋で待ち合わせをしていました。昼食を食べ終わり、さて出かけようかと思ったところメールが入っていたのに気づき、見てみると友人からで「約束の時間を1時間遅らせてほしい」とありました。いろいろと忙しい友人なので、私は快諾しました。「了解しました」と返事を返し、ぽっかりあいた1時間は少し休んで過ごしました。
さて12時。私は12時36分発の電車に乗るために、少し早目に家を出ました。今日は風が強いし、向かい風みたいだし、いやだなあと思いました。こういう時、駅まで歩いて行かれる家はいいなあと思います。私は少し元気をなくしながら自転車をこぎはじめました。
駅には予定よりかなり早く着きました。パスモに交通費をチャージする時間をとっても、1本前の電車に乗れました。でも向かい風の中自転車で20分漕いできたせいか、かなり疲れていました。私は18分くらい乗っていた電車の中でひたすら「疲れたなあ」と思い、体力の低下を感じていました。歳をとったなあとも思いました。昔は駅まで15分でした。それから階段を駆け上がって駅のホームまで滑り込んだものでした。今はとてもそんなことできません。何をするにも時間が必要で、だんだん駅までの時間が長くなっていきます。
K駅に着いた時もまだ疲れていました。「こんなんで、大丈夫かな?今日」と心配になってきました。けれども約束の時間があるので、とにかく待ち合わせの本屋まで向かいました。ところが途中で向こうからやってくる友人とばったり会い、約束の時間前に会うことができました。友人は「ちょっといい?」と言ってドラッグストアに入り、化粧品の値段を調べていました。一番安い店がわかったと言っていました。そこでは何も買いませんでした。それから待ち合わせ場所だった本屋へ入り、ぐるっと見て回りました。やはり店頭の一番目立つ所には村上春樹の新刊が並んでいました。発売から1週間で100万部を突破したという化け物みたいな作品です。それから『ビブリア古書堂の事件手帖』の4巻目が出ているのに気付きました。友人も読んでいる本なので「もう読んだ?」と訊くと「読んだ。おもしろかった」と言っていました。さすが、早いです。大学図書館の司書をしているだけのことはあります。
それから2階へ行って漫画のコーナーを見ました。友人は東村アキコの新刊を買っていました。私は先日、気になっていた『中野純子珠玉短編集』を購入し、それを読み終えてから次の本を考えようと思っていたので何も買いませんでした。余談ですが、この中野純子という漫画家は昨年急逝していて、45歳の若さで亡くなっていました。珠玉短編集も追悼のために作られたものだと後から気づきました。
さてそれから私と友人は約束のカラオケに行きました。2時間くらいいろいろ歌いました。私はAKB48の曲とか竹内まりやの曲を歌いました。友人は懐メロのような西城秀樹とか沢田研二などを歌っていました。チェッカーズのメドレーも歌いました。最後に2人でkinki Kidsの「ジェットコースターロマンス」をデュエットしました。ここのカラオケボックスで、私はホワイトウォーターという飲み物を注文したのですが、なんだかそれを飲んでから少しおなかの具合が変になってきていました。でもこの時はまだそんなに気にしていませんでした。
カラオケボックスを出て、ちょっとお茶しようかということになり、K駅近くのスタバへ行くことにしました。友人が「あそこ落ち着けていいよね」と言ったからです。
スタバはけっこう混んでいましたが、なんとか2席とることができました。友人と私が交代で注文に行っている途中で「なんだかお腹が変だな」と思いました。急いでトイレに行くと、少し下痢気味でした。ここのところ下痢などしたことがないので、ちょっと驚きでした。でもたいしたことないや、と思ってすぐに友人の隣の席に戻りました。
ところが、友人とあれこれ話している間、まさに「ジェットコースター」のようにお腹の具合がごろごろといい始めました。トイレは一つしか無かったので、すぐに使用中になってしまい、なかなか入るタイミングがとれませんでした。1時間くらいしゃべって、5時少し前に友人と別れるや否や、私はK駅のきれいなトイレに駆け込みました。するとやっぱり下痢をしました。このまま電車で帰れるだろうかと心配になりました。こんな事は15年ぶりくらいです。でもなんとか電車に乗って帰って来られました。
家へ帰ると、家人が夕飯の支度を始めていたところでした。なんと鶏のから揚げと揚げだし豆腐とサラダと鮭でした。私は鶏と豆腐はやめておくことにしました。グリーンピースご飯と鮭とサラダでお腹を満たし、から揚げと豆腐はまたの機会に食べることにしました。
こうしてブログを書いている間も、お腹がぐるぐるいっています。明日は学校なのに、無事に行けるでしょうか……。

メガネを新調しました!

2013-05-26 19:58:47 | 日常のつぶやき
昨日は学校はおやすみでした。
午前中は、期間限定で朝9時からやっているTSUTAYAへ行き、Tカードの更新をしました。それから家へ帰って来て少し本を読み、(東野圭吾の『真夏の方程式』(文春文庫))家人が炊飯器を買いに出かけたので、12時過ぎにお昼を作り始めました。お湯をわかして蕎麦を茹でようとしているときに、帰ってきました。それで12時半ごろにお昼を食べ、少し休んでから午後はメガネを作りに行くことにしました。
私が今まで使ってきたメガネは、もう7年位前にコンタクトレンズの度数で作れるというふれこみで、インターネットで注文した安いメガネでした。今では度数も合わなくなってきていましたし、なによりちょっと歪んできていて、かけているとずり下がってくるのです。これではメガネの役目を半分も果たせません。新しく作り直さなきゃなあと思いつつ、ついつい先延ばしにしていたことでした。昨日は天気も爽やかだったし、時間もあったので、思い切って駅の近くにできた眼鏡市場というところへ行ってみることにしました。自転車で15分くらいです。安く作りたかったので、一応2万円持って出かけました。でもできれば1万円で作りたいところでした。
眼鏡市場の店の中に入っていくと、すぐに店員さんが出てきて、「いらっしゃいませ」と出迎えてくれました。ちょっと緊張していたので親切そうでよかったなと思いました。「メガネを1本作りたいんですけど」というと、店員さんが「お客様は当店で初めてメガネを作られますか?」と訊いてきた。私がそうだというと、「初めにお客様のカルテをお作りしますので、この紙に差し支えのないところまで記入してください」と言われました。名前や住所、生年月日、電話番号などの個人情報を記入すると、すぐに店員さんがやって来て「それではお度数をお測りいたしますのでこちらへどうぞ」と言って測定器の前に案内されました。そこで15分くらいかけて視力を測定しました。店員さんが言うには「ただいまお使いのメガネには乱視用の矯正が入っていませんが、少し乱視がでてきているようですので、今回はそれをいれたほうが見えやすいと思います」と言われました。実際、乱視用の矯正が入ったレンズをかけてみると、かなりクリアに見えるようになりました。「これで1.0見えていることになりますので、一般的に日常生活に支障のない度数はでていることになります」と言われました。「以前のメガネですと0.3から0.4の度数になりますので、少し見えづらいかなというところですね」とも言われました。0.3じゃあ、少しどころか、メガネをかけている意味があまりないようなものだなあと思いました。それだけ視力が変わったのだなとも思いました。私がそんなことを考えていると、「ではお度数が決まりましたので、フレームの方を店内からお選びいただき、また何かありましたらお声をおかけください」と言われました。店内にはズラッとフレームが並んでいて、どれを選んだものか、最初は目が回りそうになりました。でも気を取り直して端から順に見ていくことにしました。
男性向きなごついフレームからブランドものの高いフレーム、子供用の小さいフレーム、女性向けの華奢なフレームなどいろんな種類のフレームがありました。私は今使っているものがレンズが細長い物で視界が少し狭かったので、それよりは広いものにしようと決めていました。フレームの色は赤か、地味な茶色系にしようかなと思いました。でもいろいろ見てまわっているうちに、うすピンクのやさしい感じのフレームがあったのでそれに決めました。値段は1万5千750円と書いてありました。眼鏡市場では、これはレンズ、フレーム込みの値段で、それ以上はかからないと言われていました。店員さんもそう言っていました。本当は「1万円のメガネは無いですか」と訊きたかったのですが、店内をくまなく見て回っても一番安く、また一番多いのが1万5千750円のものだったので、訊くのをあきらめました。
私はさっき度数を測ってくれた店員さんに「すみませーん」と声をかけると「お決まりですか」と言われて、今度は違う店員さんが出てきて案内をしてくれることになりました。少し年配の店員さんは、丁寧に私のカルテを見た後で、「レンズ、フレーム込みでこのお値段になりますが、プラス2100円でレンズに色をつけたり、パソコン用にしたり、傷がつきにくいレンズにすることもできますがいかがいたしますか」と訊かれました。ただでさえ予算をオーバーしていたので、私は「普通のレンズでいいです」と言いました。すると店員さんもそれ以上は無理に勧めてきませんでした。私は1万円札を2枚渡し、会計をしました。「今回、レンズの在庫がございますので、30分でお渡しできます。その間一旦外へ出られますか?」と訊かれたので、私は「はい、出てきます」と答えました。この店の隣がブックオフなので、そこで時間をつぶしていようと思ったのです。私は控えと領収書を受け取り、一旦店を出ました。
ブックオフでマンガのコーナーを見ていましたが、なかなか時間がたたないので、思い切って駅前まで足を延ばすことにしました。自転車で駅前まで行き、西友のそばに自転車を止めておき、ドトールコーヒーでアイスハニーカフェオレを注文しました。それを飲み終わる頃、ちょうどいい時間になったので、再び自転車を取りに行き、眼鏡市場まで行きました。
店に入るとすぐにさっきの年配の店員さんが出てきて「お待たせしました」と言いました。それから受け取り票にサインをして、保証書をもらい、眼鏡をかけてみました。すごくいい感じでした。視界が明るくなったのが一番よかったです。フレームも気に入りました。年配の店員さんは「少しゆるいようですので、お直しいたします。その間にこちらの方からケースをお一つお選びください」と言われました。私は待っている間に青いケースを選びました。赤系のがあったらそれにしたかったのですが、ありませんでした。店員さんがメガネを直して戻って来てもう一度かけなおすと、確かに二度目の方が顔になじむ感じがありました。最後に「今日はどちらのメガネをかけていかれますか?」と訊かれたので新しい方をかけて帰ることにしました。すると店員さんが「それではこちらの眼鏡を少し洗っておきましょう」と言って古い方のメガネを丁寧にもきれいにしてくれました。たぶん、もう二度とかけることはないと思うのですが、丁寧に扱ってもらえて悪い気はしません。
新調したメガネをかけて帰る時、年配の店員さんが店の前まで見送ってくれました。
眼鏡市場ってどんな眼鏡屋かなと、前を通るたびに思っていたのですが、なかなか感じのいいお店でした。保証書の裏には社長室ゆきのはがきが付いていて、「メガネの見え具合はどうですか」とか「かけ心地はいかがですか」とか「接客はどうでしたか」などの質問が並んでしました。私はお店の人はみんな親切にしてくれたな、一番安いのを買ったのに、と思いました。
眼鏡市場はいろんな所にたくさんあります。私が行ったところがたまたまよかったのか、それとも全店舗があんなふうなのかわからないですが、今回はスムーズにいったなあと思いました。

書道とちらし寿司

2013-05-23 14:22:30 | 日常のつぶやき
昨日は学校の日だった。いつも水曜日は女子が多く、男性はいないことが多かったのだが、昨日から新しく若い男性、Mさんが入ってきて、一緒に過ごすことになった。昨日はその上、いつも来ている女子が2人お休みだったため、女子2人とMさんとの3人でやることになった。
午前中は調理で、多数決の結果、ちらし寿司を作ることになった。もう何度も作っているので、私とKちゃんはゆったりしていたが、勝手のわからないMさんはちょっとそわそわしていた。でも買い物係になったので、スタッフと一緒に近くの西友へ買い物に出ていった。私は材料を切る係になった。
ちらし寿司の時は、切るものがあまりない。だから買い物係が帰って来て、最初にしたことは、絹さやの筋を取ることだった。お鍋に水を入れて絹さやを茹でる準備をしてから筋を取りにかかった。私がやっていると、スタッフも手伝ってくれた。Kちゃんは卵焼きを作っていた。Mさんはひと休みしてから、出来上がった卵焼きを細く切る役をやってくれた。エプロンを持ってくるのを忘れたのか、していなかったので、汚れないかな、と思ったけれど、本人はあまり気にしていないようだった。
ご飯が炊きあがると、大きな桶にご飯を全部入れて、それからさっき切った卵焼きと鮭の身をほぐしたものと、茹でて細長く切った絹さやと桜でんぶとちらし寿司の素を入れてかき混ぜた。混ぜるのはKちゃんがやった。すごく長い時間かけて丁寧に混ぜていたので、できあがったちらし寿司は色が均等でおいしそうに見えた。
それからお吸い物を作り、べったら漬けを添えてお昼御飯が出来上がった。11時半くらいには出来上がっていた。
みんなでもくもくと食べ、12時にはごちそうさまをしていた。昨日はスタッフを入れて5人しかいなかったので、お皿洗いの係は1人が抜けられるだけだった。(お皿洗いは4人でやる)じゃんけんの結果、私は2番目に勝ったのですすぎの係を希望してやることができた。ちなみに一番最初に勝ったのはスタッフのSさんだった。Sさんは何もしなくていいのだ。洗いはスタッフのSUさん、洗ったものをすすぐのが私で、それを拭くのがKちゃん、来たばかりのMさんは全部が終わった後、使ったタオルを洗うという「タオル洗い」の係になった。
それから15分くらいみんなで洗い物をして、その後Mさんがキッチンに立ち、SUさんに教わりながらタオルを洗っていた。
私はその風景を横目で見ながら買い物に出た。外はもう夏の空気で暑かった。
私は最初に、特に用はないけれど、書店に立ち寄った。入るとすぐに文芸書の新刊が並んでいる。東野圭吾の新刊が2面積みになっていた。あとは村上春樹の新刊も(もう新刊とは言わないかな)相変わらず手前の方に並んでいた。右手横の棚を見ると、私が先週買った東野圭吾の『真夏の方程式』(文春文庫)が面陳でずらーっと並べてあり、ああ、これを売りたいのね、と思った。右手横のコーナーは売れ筋の本のコーナーらしく、本屋大賞の『海賊と呼ばれた男』も並べてあった。
それから文庫の方へ行って、一通りみて周り、最後に漫画のコーナーへ行った。山岸凉子の『言霊』というバレエマンガが出ていたのでそれを買うことにした。他にも興味を惹かれる漫画としては『中野純子短編集』が気になった。昔よく読んだ漫画家だ。私の好きな『盛春(せいしゅん)少年』という漫画も収録されているみたいだった。でも今日はかばんが小さかったので『言霊』だけで諦めることにした。
本屋を見た後マツモトキヨシに寄って家人から頼まれたシュガーカットを買って学校に戻った。午後のプログラムまでまだあと30分以上あった。私はソファで少し横になって休んだ。
午後のプログラムは書道で、月に一回あるこのプログラムは、私にとっては少し居心地が悪いのだが、いつも水曜日にやることになっているので、必然的に出席することになってしまう。私は毛筆があまり得意ではない。ものすごく下手ではないと思うのだが、書道の先生はやはり習っていたことのある生徒が可愛いのか、あとあまりやる気のない生徒を褒めまくってやる気にさせるのが好きなのかわからないが、私のように中途半端な生徒はあまり可愛がられないのだ。いつも「そんなに悪くないですよ」と言われる。それってどういう意味ですか?
逆にすごく下手な人にはものすごく褒める。かつてやっていたことのある人には「入り方がいい」とか「払いがいい」とか具体的な指導をしてくれる。昨日は「草笛の音」という文字を書いたのだが、草という字が意外に難しく、バランスがとりづらかった。
書道は少し早目に終わったので学校もいつもより15分くらい早く終わり、私も早く帰って来られた。


マリーの病院

2013-05-12 18:45:49 | 日常のつぶやき
今日は、フィラリアの予防薬をもらいにマリーを連れて動物病院にまで行ってきた。
診察が開始してから1時間しかたっていないのに、病院の受付は犬を連れて立っている人たちでいっぱいだった。こんなに混んでいるのは初めてだった。よく聞いてみると、狂犬病の予防注射を集合注射でやらなかった人たちが、フィラリアの薬をもらいにくるのと一緒にして来ているようだった。
マリーの番が来るまで1時間くらい待たされた。マリーのあとからも引きも切らず、あとからあとから犬を連れた人たちがやって来た。ダックスフントだったり、チワワだったり、雑種だったり、ゴールデンレトリバーだったりした。
待ちくたびれて、どうにか待合室で座れてからもしばらく待った。
もうそろそろ順番かなあと思っているころには、受付の人は「午前中はもういっぱいなんですよ」と言ってあとから来た人を断ったりしていた。それだけ混んでいたのだ。
「マリーちゃんどうぞ」と言って呼ばれたころには、私はすっかり疲れていた。
マリーは最初に後ろ足から血液を少し採って、今現在フィラリアにかかっていないかどうかを確かめた。大丈夫だった。あとは爪が伸びすぎていたので先生に切ってもらった。家で切ろうとするとマリーはものすごく抵抗して、切らせてくれないのだ。先生の前に行くと緊張するのか、おとなしく切らせるのだ。爪切りは500円なので、家で切れないマリーは病院で切ってもらうことにしている。少し血が出たが、先生は気にせず四本の肢全部をきれいに切ってくれた。あとは受付で薬をもらうだけだ。
今日は、フィラリアの薬7ヶ月分とダニの予防薬2ヶ月分といつもの咳の薬を5週間分もらって帰って来た。帰り、自転車のまえかごに乗せようとしたら、なぜか抵抗して「乗りたくない~!!」と言っていた。強引に詰め込んで帰って来た。マリーはふてくされたようになって体を斜めに預けて乗っていた。
家に着いてからお昼のそうめんを食べ、(もう12時近くになっていたのだ)少し休んでから「今日は母の日だったな」と思い、前もって目をつけていたカーネーションの鉢植えを買いに行くことにした。赤の他にピンクや黄色、オレンジなどのカーネーションもあったが、やはり私は赤にした。花がたくさんついていて、蕾もたくさんあるものを選んだ。
帰って来て母にあげたが「いらない」と言われて大変ショックを受け、去年はあんなに喜んでもらってくれたのに、なんで今年は「いらない」なんだろうと落ち込んだ。同時に少し腹が立った。仕方なく花をテーブルの上に置きっぱなしにして自分の部屋で音楽を聴いて過ごした。3時間くらいそうして、喉が渇いたので水を飲みに下の部屋に降りて行ったら母が出てきて「お花ありがとう」と言った。もうわけが分からなかった。
夕方に夕飯の買い物に出て、帰って来て6時過ぎにご飯を食べ、今ラフマニノフのピアノ協奏曲を聞きながらブログを書いている。新しいPCは音楽が聴きやすく、その点はすごくよかったと思っている。

生姜焼きの日

2013-05-08 20:52:11 | 日常のつぶやき
今日は、学校の日でした。午前中は調理で、今日はお誕生日の人のリクエストを聞く日でもありました。Kさんは、今月がお誕生月なので、本当は水曜日は来る日ではないけれど、頑張って来ました。
Kさんのリクエストは豚の生姜焼きと卵かけご飯と大根のお味噌汁でした。ケーキはモンブランを選んでいました。
お誕生日のKさん以外の人は、さっそく生姜焼きに取り掛かりました。私は野菜をカットする係だったので、まず最初に大根をカットしました。それからその流れで味噌汁を作ってしまい、保温しておきました。あとは生姜焼きに付ける玉ねぎと添え物のキャベツの千切りをやりました。キャベツの千切りは久しぶりにやりました。なかなか難しいものです。
Oさんが保健師のKさんと一緒に豚肉を焼いている間、私は洗い物をしました。
なかなか時間がかかり、作り終わったのは11時半過ぎでした。おしゃべりしながら食べていたら、食べ終わったのも12時半くらいでした。
洗い物をして、午後のプログラムに備えていたのですが、午後は医師による講座だったので、先生が診察が終わるのを待たなければなりませんでした。
ところが、連休明けとあって患者さんがすごく混み合って、1時15分からのはずの講座はなんと2時50分から始まりました。それまでの間、先生がコピーしてくれた資料をみんなで読み、いろんな意見を交換しました。先生がいない講座というのもそれはそれで面白かったです。
4時半くらいに家に帰ってきて、ウォーキングをして、夕飯を作り、食後に近くのコンビニまで自転車で行って、「いろはす」の温州みかんエキス入りというのを買いました。大きなサイズのこれは、近くではここのコンビニにしかないのです。あとは帰ってきて新しいPCで音楽を取り込んだりしました。

アンジェラ・アキの「手紙」

2013-04-26 21:17:42 | 日常のつぶやき
今日は学校の日でした。
午前中は調理で、今日は冷やしたぬきそばとかぶのひき肉あんかけを作りました。といっても、私は盛り付け係だったので、調理のほうはあまりやりませんでした。食器を洗ったり、材料の準備をしたり、配膳を手伝ったりしました。かぶのひき肉あんかけは、看護師のKさんがほとんど作ってくれました。かぶをめんつゆで煮て、その中に鶏のひき肉を入れ、最後に片栗粉を入れてあんかけ状態にします。これを少し煮詰めて出来上がりです。かぶは今が旬なのでとてもおいしかったです。冷やしたぬきそばは、食べたいと言い出したMさんが調理しました。めんつゆの調整に苦労していたみたいですが、麺の具合もちょうど良く煮られて、とてもおいしかったです。Kさんは、残ったかぶの葉っぱの方で、もう一品作ってくれました。細かく切ってしょうゆで味付けをして、ごま油で炒めたものです。これもおいしかったです。きょうはKさんがとても活躍してくださって、私たちはどちらかというと味見役でした。
さて、とてもおいしかったのですが、作るのに時間がかかってしまい、出来上がったのが12時過ぎでした。いつもは11時半くらいには食べ始めるので、今日はちょっと手間取ってしまったことになります。また、かぶが近くの西友ではいいものがなかったため、買い物係の人が別のスーパーまで買いに行ってくれたため、調理を始める時間がいつもより少し遅かったというのが原因だと思います。
昼休みに書店へ行って、藤たまきさん&坂木司さんの『青空の卵』の2巻を買おうかなと思っていたのですが、そんなわけで時間が押せ押せになり、昼休みが45分しかなかったので、買いに出るのを諦めました。今日は診察日なので、診察の帰りについでに買って帰ればいいや、と思いました。しかしのちに、私はこれをとても後悔することになります。
午後はYAMAHAでコーラスでした。今日は新曲としてアンジェラ・アキの「手紙~拝啓 十五の君へ」を唄いました。唄ってみると、アンジェラ・アキは何気なくこの歌を唄っていますが、本当はすごい喉の持ち主なんだなと言うことがわかりました。
難しいです、この歌。とくに英語の部分が。しかもだんだん音が上がっていくし。
でも曲自体はとても素敵な曲なので、レパートリーに入ってよかったなと思いました。アンジェラ・アキのようにはとても唄えませんが、そういう気分で唄えればまあ、いいんじゃないかなと思います。keep on believingのところは練習が必要ですが。
コーラスの後、みんなで集まってお茶を飲みながら終わりのミーティングをしました。連休前ということもあって、みんなゆっくりして行きました。16時前に解散して、私はそのまま診察を受ける待合室へ行きました。もっと待たされるかなと思ったのですが意外に早く順番がまわってきました。医師との話し合いの結果、薬が1つ減ることになりました。よかったです。このまま順調に減っていってくれればいいのですが。
さて、診察の帰りに本屋へ寄ろうとしたら、空模様があやしくなってきていて、急いで帰らなきゃ降られてしまうかな、と思いました。すごく迷ったのですが、今ここで本屋に寄らないと手に入らないような本だったので、思い切って寄りました。すごく焦りながら探したせいか、なかなか見つかりませんでした。昨日発売だったのですが、とても奥に陳列されていて、それで見つけられなかったこともあります。10分くらい探してやっと見つけられました。
それから駅へ行って電車に乗り、自分の家の最寄り駅で降り、調剤薬局へ行って薬を受け取りました。帰り道、ポツポツと雨が降り出して来ました。「ああ、やっぱり昼休みに本屋へ行っておけばよかった」と思いました。でも今日は用心して、駅までバスで来ていたので雨がけっこう降りだしてからはバスの中でした。天気予報をガン見しておいてよかったなと思いました。
明日からは大型連休です。私にとっては後半の連休は本当に大型です。その後、社会復帰できるかなと思うくらいです。できなかったらどうしよう…。その時考えるか。

ビックロで3DSLLを見ました。

2013-04-20 19:40:55 | 日常のつぶやき
今日は学校は休みの日でした。
私は午後から叔母と会う約束をしていました。午前中は家の中の掃除をして、洗濯物を干して過ごしました。叔母とは新宿に1時に会う予定だったので、11時半くらいに、ちょっと早めですが家を出ました。駅までは自転車で行きました。予定では雨が夜から降るとのことでしたが、夕方まではもつだろうと思ってバスには乗りませんでした。(これが後悔の種になるのですが、その話は最後にします)駅前の自転車置き場で自転車を止めたとき、鍵がうまくかからず、手こずりました。電車の時間を決めていたので「このままかからないと、予定の電車に乗れない!!」と思ってとても焦りました。いろいろいじっているうちになんとか鍵をかけることができました。私は慌てて駅に向かいました。
パスモに交通費をチャージして、電車を待ちました。予定では5分くらい余裕があるはずだったのですが、鍵のせいで2分くらい待つとすぐに電車が来ました。ぎりぎりです。でも間に合ったのでよかったと思いました。
それから新宿に着いて歩いて約束の新宿ハルクへ向かいました。いつもハルクの1階のスポーツ用品売り場で待ち合わせているのです。だいたい月に1回くらいの割合で会っています。叔母はまだ来ていなかったので、そのフロアをぐるっと見てまわりました。私が好きだったブランドのお店が無くなっている事に気づいてとても残念に思いました。犬のマークが可愛くて、時々Tシャツなどを買っていたお店でした。そうこうするうちに叔母に会えました。
いつもはハルクの8階に入っているサンマルクというパンのおいしいお店に行くのですが、いつもそこなので、今回は私が下調べしておいた新宿中村屋レストランに行ってみようということになりました。新宿西口から近道を通って東口へ出てアルタの前を通り、ABCマートの前にある高野ビルの6階に中村屋はありました。エレベーターで昇っていくと、6階のフロアにあふれんばかりの人がいました。お店の人は「ただいま待ち時間10分から15分です」と言っていたけれど、どうみても30分は待ちそうでした。座って待つ場所もすでに埋まっていて、殆どの人が立って待っていました。私と叔母は中村屋を諦めて、「デパートに行こうか、伊勢丹」ということになりました。そこから5分くらい歩くと伊勢丹があります。7階がレストラン街です。私は南欧風料理の店に行きたいなと思い、そこに狙いを定めていったのですが、そこもすごく人が並んでいました。私たちは「もう洋食ならなんでもいいや」という感じになってきて、比較的行列が短い洋食屋の「西櫻亭」という所に入りました。行列だけ見てると30分くらいかかりそうかなと思いましたがすぐに入れました。叔母は海老のスパゲティナポリタンを、私は海老のドリアを食べました。そこで近況を報告し合い、叔母は先々週に下血があって病院に行った話などをしました。
そこに1時間くらいいて、3時少し前に別れました。
雨がパラついてきていたので、早く帰らなければいけなかったのでしょうが、私はそのあと1人でビックロ(ビックカメラ&ユニクロの入ったお店)に行き、8階のゲームコーナーを覗きました。
任天堂から出している3DSLLというゲーム機が欲しいのですが、高くてすぐには手に入れられません。私は3DSLLの新色、ミントブルーが出ているのを確かめ、値段を見てからビックロを後にしました。ビックロはビックカメラで買い物をしてたまったポイントをユニクロで使えるなど、いろいろ工夫されています。先月はビックカメラで買い物をしたら、ユニクロで使える500円券などを貰いました。こうやってお互いに売り上げを補っているんだなあと思いました。でも今日は何も買いませんでした。3DSLLのミントブルーが欲しいなあと強く思いました。7月末には私の好きなゲームシリーズの新作が出るので、その時までには買いたいなと思いました。
それから雨がけっこう降ってきたにもかかわらず紀伊国屋へ行って、村上春樹の新刊と東野圭吾の新刊が並んで売られているのを確かめ、帰ってきました。
最寄り駅に降りると雨がけっこう降っていたのでバスで来なかったことを後悔しました。でも仕方ないので濡れながら自転車で帰りました。自転車を漕ぎながらも3DSLLのことを考えていました。

切ない買い物。

2013-04-19 20:10:05 | 日常のつぶやき
今日は学校の日でした。
今朝はちょっとドキドキしながら学校へ向かいました。実は今日のお昼休み時間に、友達と会って買い物のお手伝いをする約束をしていたからです。12時に約束しましたが、本当に12時に出られるかどうか疑問でした。遅くなるかもしれないとは言っておきましたが、できるなら遅刻せずに会いたいと思っていました。また、12時にちゃんと約束の場所へ行くには、12時ちょっと前には学校を抜け出せなければなりません。学校は、昼食を食べ終わった後、みんなでお皿を洗ったり時には掃除をしたりするので、いつからが休み時間になるかはその日に寄ってまちまちです。また、食事が出来上がる時間とみんなが食べ終わる時間も関係してきます。今日一日、うまく過ごせるかどうかなあ、と思っていました。
まず、朝のミーティングで、昼に用事があるので12時から1時まで抜けさせて欲しい、とみんなに頼みました。みんな快く許してくれました。次に何を調理するかを決めました。これはわりとすぐに決まって、オムライスとなめこのお味噌汁とサラダになりました。次に役割分担を決めました。誰が何をするかというものです。私はお箸を並べたりデザートのヨーグルトなどを配ったりする配膳係になりました。(でも実際は、サラダを作ったりしました。)今日は7人分作ったのですが、オムライスの最後の卵を焼くのは、各々、自分の卵は自分で焼いたので、少し時間がかかりました。食事が始まったのは11時半くらいでした。私は内心、「これではお皿洗いなどはできないな」と思いました。でも朝のミーティングで了承をとっているので、自分だけ早めに食べ終え、12時10分前に自分の皿だけを洗い、5分前には学校を抜け出られました。みんなでやるお皿洗い&掃除に参加できなくて申し訳ないなと思いました。
12時3分前に約束のデパートの1階に着きました。友達の姿は見えませんでしたが、12時ちょうどに肩を叩かれました。振り返るとやつれた友人がマスクにコート姿で(今日はすごく寒かった)立っていました。そもそも今日の買い物は、友人が職場を辞するにあたっての置き土産を買うものでした。昨日貰ったメールで、「1人では買い物できそうにない」と友人が言っていたので、私が付き添うことになったのです。辞職する理由は仕事が合わないからですが、今日までに友人は大変な苦労をしてきて、半ばパニック状態でした。今日も始終そわそわして、自分が働くそのデパートでの買い物をとても苦にしているようでした。でもとりあえず地下の食料品売り場へ行って、職場のみんなにあげる大きなクッキーの詰め合わせを買いました。それから上司3人にやはりお菓子の詰め合わせを買いました。同期の人3人には婦人雑貨の階でハンカチを同じもの3枚買いました。
本来、デパートでの買い物は楽しいものですが、今回に限り、切ないものとなりました。苦しそうに、なかなか決められない表情で買い物をする友人を見ていると心が痛みました。
ハンカチを買い終わると友人は「今日はこれでいい」と言い、私が「それじゃあまだ時間があるからくるくるまっちゃ(というお店)でお茶でもしようか」と抹茶が好きな友人に言いました。とにかくデパートから出たそうだったので、早く出してあげたいと思いました。
私たちはくるくるまっちゃで抹茶のソフトクリームを食べ、一息つきました。15分くらいそこにいたのですが、友人は始終ため息をついていて、とても憂鬱そうでした。きっと明日の退職のことを考えているんだろうなと思いました。
1時ちょっと前に重い荷物を持った友人と別れ、私は学校に戻りました。午後のプログラムはストレッチ&ダンスです。市の公民館まで15分くらい歩いていって、それから講師の先生にダンスを教わりました。ダンスは先々週に続き、レディーガガの「テレフォン」とAKB48の「フライングゲット」でした。「フライングゲット」の方は曲を良く知っているので、踊っていても楽しかったです。3回あるサビの部分は踊りも同じなのでもう覚えました。次回も楽しみです。

『天地明察』を観ました。

2013-04-17 19:14:20 | 日常のつぶやき
今日は学校の日でした。
今日は午前中は調理で、午後からはDVD鑑賞の予定なので、何を観るか朝のうちに決めようと言って、意見を出し合いました。その結果、「SPドラマ版」「天地明察」「しあわせの黄色いハンカチ」が出ました。じゃんけんの結果、私が勝ち、「天地明察」を観る事になりました。
「天地明察は」私にとっては、ちょっと苦い思い出があります。冲方丁(うぶかたとう)原作の角川文庫のこの本を上下巻で買って、上巻は読み終えたのですが、下巻の途中で挫折し、最後まで読めていない本の一冊なのです。母に貸したらあっさり読んでしまいましたが、それだけになぜ読了できなかったのか、いまもって謎の本です。
買っても読めない本というのはあります。巷で人気があったために、読もうと思って手に入れたはいいけれど、文体がどうにもしっくりこず、途中で挫折というのがあります。また、外国文学に多いのですが、登場人物の名前が覚えられず、何度もチャレンジしつつ、読み進まないというものもあります。かのハリー・ポッターも1巻だけで挫折しました。これは私がファンタジーが苦手というのもあると思います。
『天地明察』は、上巻は読みやすかったのですが、下巻に入ると、主人公と主人公の主にあたる人との会話が長く続く部分があります。そこが長すぎて挫折してしまいました。下巻の半分も読んでいないと思います。
そんなわけで、挫折の思い出とともに、結末はどうなるんだろうという期待も込めて、DVD鑑賞にあたることにしました。
さて、午前中は調理で、ちらし寿司を作りました。サイドメニューはべったら漬けで、あとはお吸い物を作りました。ちらし寿司はもう何度も作っているので、すごく早く出来上がってしまい、11時過ぎにはいただきますと言っていました。12時前には片付けと掃除も終わってしまい、休み時間が1時間くらいありました。他の人は人生ゲームの短いバージョンをやっていましたが、私は明日行く美容院に予約を入れたり、友達にメールをうったり、ちょっと昼寝したりして過ごしました。
12時45分から『天地明察』を観始めました。主人公はV6の岡田准一が演じていました。主人公のお嫁さん役に宮崎あおいが出ていました。
『天地明察』は、簡単に言うと、江戸時代、暦を作る任を与えられた主人公がその生涯をかけて暦作りに励むという話です。最大の見せ場はやっぱりラストに近い部分、主人公が作った暦と外来の暦のどちらが正しい暦かを日蝕によって証明してみせるところです。もしも主人公の作った暦が誤っていたら切腹ものだったのですが、問題の日、太陽は欠けて蝕になりました。これで主人公の仕事が認められ、初の天文職に就くことができ、めでたしめでたしという話でした。宮崎あおいの内助の功もあって、2人はとてもいい夫婦役を演じていました。少し難しい部分もあったけれど、141分が120分くらいに感じられたものでした。