もしも本屋でなかったら…

最近、「もしも本屋で働いていなかったら…」と考えることがあります。
昔は仕事が楽しい時が来るとは考えられなかったので、社会に出る不安の方がずっと大きくて、何でもいいからできるだけ嫌な思いをしないで働けたらそれだけでいい、という消極的な思いしかありませんでした。
でも、ちょっとずつ実社会で経験していくうちに、だんだん自分の好みとかがわかってきて、今に至るのですが、もし私が本屋でなかったら、なりたかったもの。

1.翻訳家
2.検察事務官
3.高校の図書館司書
4.ゲームクリエイター
5.羊飼い

全然統一性がない…。特に２は何かの影響なんじゃないかと突っ込まれそう。でも法律と経済には興味があるからその辺が出ているのかも。
ただ、１と３はやっぱり文章関係の仕事、本に近いところにいたいという気持ちがあるし、４も映像じゃなくてシナリオを書きたいので文章に近いのかなと思う。
もっとこう、華やかな仕事を挙げてみたい気もするが、どんな仕事も裏は地味だったりするし、私はそういうことにはあんまりこだわりはないのだ。
５はなんじゃい！と言われそうだが決して楽そうだからというのではなく、自然と共に生きるのもいいなあという憧れです。犬も何匹も飼えるしね。ああ、頭のいいボーダーコリーやシェルティと一緒に小さな島で羊飼いをやりたいな～。（ここまでいくと現実逃避!?）

書店ＬＡＮ

先日、Ｓ社で開かれた書店向け講演会に出席し、帰りに懇親会に誘っていただいたので、参加しました。そしたら、ななめ向かいの席に座っていた方が、うちの書店のご近所さんだということが判明。しかもそこは、私が１年ほど前に、品揃えに惚れ込んで店長さんに会わせてもらい、いろいろと教えていただいたお店だったので、先方は私の名前をご存知だったのだ！！
うーん、若気のいたりでスタンドプレイをしたのが、ばれてしまいました。（若くないけど）
当時の店長さんはもう転勤になっていたけれど、懇親会でお会いしたＮさんとは「近くなのでまた会いましょう」ということになり、今日会ってきました。
あいかわらず豊富な品揃えで、陳列もきれいだし、入りやすくていいお店です。とっても勉強になりました。本当はいろいろ話したかったけれど、勤務中だったので、今度時間をとってゆっくり…ということになり、名刺を交換して帰ってきました。
こうして、近隣の書店と交流を深めて情報をやりとりしあい、「書店ＬＡＮ」を構築すればお互い、いいと思うんだけど。なかなか資本主義経済ではそうもいかないか。