ネコときどき彼 *No cats No life*

ネコと私とベルギー人の彼の楽しい毎日

ネコの神様

2014-11-09 | 日記


うちのママが また あれ を買ったのよね…



あれ



…と言うことは そうなのよね…かわいそうに 😿



先日、午後7時過ぎ、実家の前の道路に 小さなネコが倒れていました
事故に遇ったのです
私が世話をしている 外猫の一頭でした
折しも雨降りの夜、キジトラのネコに気がつかなかったドライバーだったのでしょう

ふだん、その時間には実家にいない私。
たまたま その日は配送される荷物を待っていたのです。
リビングで 買ったばかりの本を読んでいると、庭で ネコの声がしました。
いつもとは違う鳴き声でした

気になって 玄関の扉を開けると、そこに いつもの にゃんこちゃん が座っているではありませんか
何度か 泄ブログに登場している、あの母猫です。

にゃんこちゃん どうしたの?
と、声をかけた私に、あの困ったような顔をして

「 にゃう~ 」

これは、にゃんこちゃんが 私に助けを求める時の、あの鳴き方です
そして、辺りを見渡す私の目に 信じたくない光景が…

私の車に同乗された方なら、いつも 車の中に ダンボール箱やキャリー、タオルやビニール手袋があることをご存知ですね。
それは、出番がない方が うれしい物、
事故などで 倒れていたり、弱っているネコを見つけた時に必要なものです。

亡骸をきれいにして 箱の中に安置しましたが、既に 動物霊園は閉まっていました
翌日、朝一番のお弔いを お願いするしかありません…



いつもと同じように、抱えきれない花を買い、こにゃんちゃんを お花畑で包みました
必ずまた、私のところに帰ってきてくれるようにと、付けた名前です



雨降りの夜、もしも 宅配がなければ 私がこにゃんちゃんを見つけるのは 翌日以降となっていました
宅配自体、ずっとマンションで受け取っているのに、なぜか あの日だけは、実家を受け取り場所に指定していたのです。

それに、もしも にゃんこちゃんが鳴いて 知らせてくれなかったら、こにゃんちゃんは 他の車にも やられていたかもしれません。
これまでも 偶然に偶然が重なって、出会うはずのないネコに出会えたり、助けられたことは、本当にたくさんあります。
その度に、ネコの神様が 知らせてくれた気がしてならないのです。

翌朝、実家に着いた私を
外猫全員が 玄関で待っていました。
怖がりで 姿を見せない2頭までもが、みんなと並んで待っていた。
仲間の死を悼む彼らに、改めて ネコの情の深さと、事故に遇うことを防げなかった 自分が情けなくなりました。




こにゃんちゃんは いまごろ、天国にいる仲間と 会えたかしら…





ねこのきもち