予定が

１０，１１，１２日とお盆前、休暇をもらって　広島にやってきた息子たち家族。
５歳、２歳、１歳の従兄妹同士の　楽しい時間でもありました。

夫は１１日　休みを取ってみんなでどこかへ出かけようと予定して
１０日お仕事に出かけました。


息子は仕事柄どこかで災害が起これば　携帯にメールが配信されるようになっています。


お盆前の頃　台風の影響もあって　ひっこりなしに　メールが入ってきていました

特別設定している受信音を聞く度、
どこの地でも穏やかであってほしい、願わずにはおれませんでした。

１１日朝　５時過ぎ　静岡で地震の発生後のメールの受信でした。

「地震が起きた」息子の言葉に急いでテレビを付けて見ました。

「俺、帰らなければ・・・・・」穏やかではないようです。

「お父さん　お母さん　ごめん、　俺・・・帰るから」　

「そうね　それがいいかも」

台風の影響で　新幹線も途中運休しているところもあるようです。

９時１０分の飛行機で帰る手配をして、
１１日に仕事を休むことにしていた夫は、急遽、東京へと向かう息子の為に　
思いがけず、予定変更になりましたが、幸いでした。
　
１２日に帰る予定にしていた、新幹線の切符はキャンセルする事として、

広島でのバタバタと短い時でしたが　息子、嫁ちゃん、娘、孫、夫と私、
お互い楽しい時間でした。


息子の家族を飛行場へ連れて行こうとする時、　お兄ちゃんはすでに洋服を着替えて自分も飛行場に行くつもりです。

「お兄ちゃん　ごめんね、じーちゃんの運転で
はーちゃんと、おじちゃん、おばちゃんとばーちゃんで乗れないのよ」

「・・・・・・・・・・」

「行ってくるからね」


娘に留守を頼んで家を出ました。

はーちゃんを　チャイルドシートに乗せ　さあ　出発と思っていたら

お兄ちゃんが駐車場へ急いで追いかけてきています。

「おれも行きたい・・・」涙を一生懸命我慢してのお兄ちゃんの顔でした。

「はーちゃんを見送ってくるね」

車が走り出して　後を追いかけるお兄ちゃんの姿にばーちゃんも涙が出そうでした。

お兄ちゃんが悲しい時は　ばーちゃんも悲しい。
お兄ちゃんがうれしい時は　ばーちゃんもうれしい。

いつもお兄ちゃんに言っている事です。

この時は一緒についていきたいお兄ちゃんの涙をためた姿に
連れていけなくて、ばーちゃんはぐっと来たのでした。


こうして息子達は　東京へと岐路につきます。

東の方へと飛ぶ、飛行機が見えなくなるまで送ります。





今日、今の時間はNHKで思い出のメロディーが放送されています。

懐かしい歌を聴きながら　
この歌が流行っていたころは・・・と夫と昔　談義をしながら
懐かしんで聴いています、

まだまだ　夫と　私の人生　続きます　お互い　大事に生きようね。