三     九

いつも ありがとう

愉快な仲間・

2017-03-23 15:04:19 | 愉快な仲間

病院へ日帰り そして 危機を感じるときは義弟(弟)の家に一泊を何度か繰り返し、

穏やかな顔をして横たわる弟の表情を見ながら 奇跡を本当に奇跡願いながら、あちこちさすり、ツボを押し

それでも回復の兆しがなかなか見えず しばらく経つと、毎回、行く度に黒い式服を車の隅に準備して行く 自分達に悲しさを覚えながら・・・・・。

弟には 待望の初孫が生まれて もうすぐ八か月になろうとするのかわいい女の子がいます。

これから ゆっくり、初孫との貴重な時間を共にし成長を見守り楽しみが 訪れるという矢先でした。

2月25日は弟が元気な頃、 初孫の初節句の祝いを嫁ちゃんとの 両家で食事会をしようと 会場を予約していたようです。

 

2月24,25日とお見舞いに行った 私達と福岡弟夫婦は弟の家へ 泊る予定でいました。

甥っ子の父親が思いもよらない 危篤な状態で お祝いをしようか 止めようか随分迷ったけど、孫の節句の祝いを したほうが おやじさんはきっと喜んでくれるはずと、

24日の夜 病院から弟の家に一泊するつもりで帰った私達を追いかけ、

甥っ子は 「おやじの為と俺の子供の為に一緒に節句の祝いの席に 出席してほしい」というのでした。

私たちは喜んで 出席させて貰うことにしました。

 

25日 初孫ちゃんの節句当日 お祝いの席には 嫁ちゃんのおばあちゃん ご両親 お姉さんの家族   

こちらは弟の嫁ちゃん 主人公のパパママ そして おじちゃん(パパの弟) 

私達4人を加えて全部で16人で節句の祝いの始まりです。

「ここに喜んで にこにこして出席するはずのおやじの姿が見られなくて・・・・」

甥っ子の始まりの挨拶では皆 涙なしではおれませんでしたね。

我が家の主人も親戚代表で一言挨拶 夫も涙でした。

でも 「今日は 弟のかわいい初孫の お祝いの席 俺はお祝いに 長崎ぶらぶら節をうたう」と

夫は「お前も応援せろ」と私に言って 歌い始めました。

途中ですね 私も 孫ちゃんの為に 夫の横に立って 歌いましたよ。

♪ なが~さ~き~めいぶ~うつ  はたあげ~ ぼんまつ~り~♪  

すると 福岡の弟も俺も歌うと 祝いの歌を歌いました。

弟のかわいい初孫ちゃんのこれからの成長を 私達も一緒に 楽しみにさせてくださいね。

そんな 願いを込めながら 楽しい 一日になりました。 

お祝い終了後 急いで 次の面会の時間に間に合うように 病院へ急ぎ

 無事節句のお祝いを済ませたことを弟に報告しました。