ゴミ出しの途中、大輪の見事な薔薇が沢山咲いている家がある。あまりにも綺麗なので、いつも足を止めて眺めていた。
昨日、そこのご主人とばったり出会い、会話をする機会をもてた。
庭まで招き入れてくださり、丹精込めて育てている花たちの育て方などを説明してもらう。


バラだけでも30種類くらいあるのだけれど、それ以外にも珍しくて美しい花が沢山ある。様々な種類の野菜もご主人が一人で育てている。

ご主人が部屋に戻られた後、今度は奥様が出てこられ、しばらく立ち話する。
ご主人は90歳。そろそろ認知症が出てきて、83歳の奥様は将来どうなるのだろうと、時々不安になるのだとか。
庭仕事をこなし、コミュニケーションにも問題ないご主人はまだまだ大丈夫と言うと、奥様少しほっとしたように笑顔を見せてくれた。

きっかけがなければ言葉を交わすこともない地域の人。
そこには色々な思いを抱えながら日々を生きている人の暮らしがある。
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