井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

些事あれこれ・・・・と思ったのに、つい吉永小百合さんへの反駁になった

2016年08月19日 | 日記

言葉の一つ一つに細心に気を配らねばならぬ天皇陛下についての
文章が続いたら、くたびれてしまったので今日は軽めに
なんとなく。

小池都知事がリオにいらっしゃり、約束通りビジネスクラスだそうだが、
航空会社が気を利かせて、座席をファーストにグレードアップしてくれると
いいのだが(著名人にはよくあること)。
それでも、席がファーストに変わっていたらそれをとやかくいう人も
いるのだろう。

舛添さんが、いらんことしてくれるから都知事の外遊なんて普通に
ファーストだったのに、つまらないことになってしまった。
仕事をみっちりしてくださるなら、むしろ外遊の時ぐらいは
機上でゆったり休んでいただきたいところ。

旗の受け取りは、小池さん「日本の勝負服で」とお答えになっていたが
和服なんだろうか。出発時のファッションも華やかで、舛添さんで
なくてよかった、と改めて思った。

タブレット紛失。四回目。あんまりじゃないか。
大きいほうがいいだろうと、最も大きいのにしたのだが
セカンドバックには入らず、ついそのまま持ち歩き、
ひょいと、どこかに置いてくる。

しかし、そのつど手に戻ってくるのが凄い。日本ならでは。
外国ではこうはいかない。今回は置き忘れの場所に心当たりがなく、
NTTに電話してみたら、最寄りの警察署に届けがあった。
届け主は謝礼不要だということで、お名前と連作先なし。
にっぽん、ありがとう。

コメント欄に、吉永小百合さんが姜尚中氏と憲法他について
対談していると書き込みを頂いたので、ななめ読みしてみたが
まず、なにゆえ日本国のことを語り合うのに姜尚中氏なのだろう?

姜尚中氏はその言動からして、価値観の軸足を日本より韓国に置かれて
いる方。

更に最初からこう言うだろうと分かっている人と話して、どうするのだろう?
媒体は「女性自身」だが、一定思想を読者に押し付けるだけのことには
ならないか。

対談というなら、安保関連法賛成や、憲法改正派の人をなぜ呼ばない?

と書き始め、今日は軽い話題で流すつもりだったのに、いくらか触れておきたくなりました。

                                ・・・・・

 


吉永小百合(以下、吉永) 初めてお話したのは07年。私のラジオ番組に来ていただきました。そのとき私、姜先生に、こう質問しました。「『憲法9条を守ってほしい』と友人に言ったら『よその国が攻めてきたらどうするのか』と言われて、言葉に詰まってしまいました。なんと返せばよかったのでしょうか」って。姜先生は、「あの天文学的な軍事力を持っているアメリカでも、9.11のテロを防げなかった。だから日本も、アメリカ以上の軍事力を持たないと、武力で抑止するのはむずかしいし、それは不可能。憲法9条を持っていることのほうが、より安全を守れるんですよ」と答えてくださったんです。

姜尚中(以下、姜) あぁ、そんな話をしましたね。吉永さんも、この間さらに、憲法9条を守ってほしいというお気持ちが強くなったのではないですか。昨年は、安保関連法も成立してしまいましたからね。

 

                            転載ここまで

 

ちょっと私などは虚脱してしまい、ものいう気力がしばらくわかなかったのですが、皆さんどうですか?

 

9.11のテロは、どの国であろうと軍備のあるなしに関わらず起こります。
それに、別にあれでアメリカ国内で戦争が始まったわけではありません。
あくまでも、ピンポイントのテロであるにすぎないのに、こんな論理の
すり替えを吉永さん、納得していらっしゃるのでしょうか?

 

9条があっても、北による日本人拉致はあり、第一竹島という領土が奪われ
4千人近い同胞が半島へ「強制連行」され、虐待の限りを
尽くされたじゃありませんか。その救出に、日本がどれほどの理不尽な犠牲を
韓国に押し付けられたか、お二人は触れようとしません。
まさに「武力なきゆえに、攻撃力希薄なゆえに」起こった出来事でしょうに。

やや逆説的に言えば、「9条があるから」尖閣に中国船がひっきりなしに
押し寄せているのではありませんか?姜尚中理論は適用できません。
極論でわかりやすく言えば、日本が核保持国であったら
中国がかくもひんぱんに、日本の領空領海侵犯を行うでしょうか?
ないですね。

 

吉永さんたちは、まず「結論ありき」なのです。平和憲法は護持せねばならない。
そして、あの戦争は日本が一方的に悪いことをした、という。

あの戦争に「自己防衛」のための、やむを得ない戦争であった、という側面には触れません。マッカーサーさえ、そう認めているのに。何か日本が一方的に戦争を仕掛けた悪者にさせられています、お二人に。

 

日本が攻めて来られなかったのは、アメリカの核の抑止力のお陰であり、
9条によるものではありません。最大の抑止力は、現段階では残念ながら核保有であることは現実が物語っています。

 

9条を持つことが最大の防衛なら、なぜ日本以外の国が9条を
持たないのですか? 莫大な防衛費をどの国も費やし、とりわけ
中国の国防はそのために国家があるのではないかと思うくらいに
「攻め」のための軍事力増大中です。

 

吉永さんの思想がいかにして、現在に至ったのか知りませんが
少女期に作品で巡りあった左翼監督の影響なのか、と
思ったりもします。

 

9条がそれほどいいものなら、なぜ姜尚中氏は韓国にそれを
勧めないのでしょう? 吉永さんもなぜ韓国と中国に向け、
それをアピールしないのでしょう?

 

9条護持と原発反対はワンセットですが、それはなぜでしょうか。
いずれも、国の防衛力を落とすことなのですが。
(私は随分昔から原発反対派です。但し現段階での廃止はダメです)
原発のハンドリング技術は、核のハンドリングなのです。
それじたいが、持とうと思えば日本はいつでも核を持てるぞという
外への示威になるのです。示威とは防衛力の別名です。

吉永さんは海兵隊の基地を東京に持って来たいくらい、沖縄に申し訳ないと
おっしゃるのですが、防衛上の地政学ということをご存知ないのでしょうか?
それに東京に全く基地がないわけではありません。7箇所あります。
もし核攻撃に遭うとしたら、東京の千代田区ですから、危険性は
分かち持っています。

 

「ヘリパット建設に反対する住民たちに対して政府の荒っぽい弾圧」と
姜尚中氏はおっしゃるのですが、反対住民の中になぜ韓国人が
混じっているのか、そこには触れません。

 

外国人の政治活動は禁止されている、ということ以前になぜ
日本の内政に外国人が関わるのでしょう。
日本人が韓国で政治活動が出来ますか? 出来るのですか?
こんなこと許している、緩い国は日本だけでしょうに。

 

「日本は核廃絶に関する会議があっても、政府として明確に核廃絶を訴えませんよね。唯一の被ばく国だから、核や核兵器は絶対やめようと言ってほしいのに言わない。被爆者の団体の方たちも、どんなにガッカリしていらっしゃるかと思います。それはシンプルに言わなきゃいけないことなのに」と吉永氏は、嘆くのですが、「核廃絶」を訴えて、核保有国が核を手放すと思っていらっしゃるのでしょうか。絶対にありません。

 

仮に日本が今、原発を廃止しても中国や韓国が止めなければ、廃絶の意味は
薄いのです。

韓国の原発は故意にかどうにか、その殆どが日本海側に面して建てられており、事故があれば放射能は、一斉に偏西風で日本に吹きつけられてくるのです。
対馬から韓国への距離は約50キロ、東京福島間よりも短いのです。中国の
核実験による放射能も黄砂も、同じく偏西風で日本に吹きつけられて来て
いるではありませんか。

徐々に代替エネルギーに切り替えていくべきとは思いますが、原発廃絶をなぜ日本に向けてのみおっしゃるのか、吉永さんも姜さんも。
少なくとも日中韓3カ国が同時に止めねば、意味がありません。
なぜ、日本だけなのですか。

吉永さんは、発言がしづらい時代になったと嘆かれるのですが、逆ですよ。
女性週刊誌がページを割いて対談を組むのは「平和憲法護持、九条堅持、原発反対」の人たちばかりです。愛国的発言をこそ、しづらい風土が日本なのです。
そういう芸能人がいますか? あの戦争は自衛のための戦争であった、とか
日の丸と君が代を大切に、とか靖国にお参りしようとか言う芸能人がいますか? 逆はたくさん、いるじゃありませんか。

天皇陛下の慰霊式典における「反省」というお言葉の矢がなおも
胸に突き立っていますが、五日市憲法をお褒めになったり
「A級戦犯」というお言葉、そして九条の会の方々との
親交でそれとなく、皇后陛下もご自身の思想的立ち位置を示して
いらっしゃいますが、そう言えば吉永さんも皇后陛下と交流が
おありで、皇后陛下の作詞で歌を歌っていらしたりするのでした。

対談にはまだまだ反論したいくだりがありますが、この辺で。

最後に吉永さんと姜さんに質問です。

竹島はどの国の領土ですか?
強制による慰安婦は実在したと思いますか?
今後、9条を日本以外の国が持つと思いますか?

・・・・・・というわけで、軽く流すつもりの文章が、結局ヘビーになってしまった
のでした。

 

お願い 匿名とかUnknownでの投稿は、発言への責任担保という意味で
おやりにならないでください。無記名の2ch的書捨てに場がなることを
好みません。常連の方はどうぞ一つの名前で押し通されますように。
ありがちのHNはかぶるので、避けたほうが無難です。

なお皇室へのご発言に関しては、内容は過激なもの以外は自由ですが、言葉遣いに最小限の敬意を持たれますよう。

名と顔を晒しつつ、発言には100%の責任を負う覚悟のブログです。
ご配慮をお願いします。

これまで、全てのコメントを公開して参りましたが、アクセス数が
急激に増えて来ていますので、念のため。礼節を逸脱した
コメントは公開しかねます。ご了承ください。

 


9 コメント

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むしろ当然の結果。 (けん)
2016-08-19 04:13:55
新聞・テレビに加えて他の紙媒体 雑誌などに至るまで
朝鮮人に侵食され乗っ取られているのだから、週刊誌の対談「テレビ出演の多い朝鮮人と洗脳・誘導されて来た有名女優」記事が日本中に流されるのも当然の結果。

何度も同じ事を書いて恐縮ですが、日本を日本人の手に取り戻す戦いに 日本人が今 総力を結集して立ち上がらなければ、日本人は日本の主権者の地位を喪失させられる事になる。日本人は 今 戦わなければ、朝鮮人が完璧に日本人を奴隷化する日が来る。白人支配層は インドを支配した方法と同様に 日本の直接の支配者としては表に出ないで、日本人と姿形の似ている朝鮮人を日本領の支配人とした。今や 中国も日本支配に割り込んで来た。それが沖縄・尖閣・北海道・新潟の現状。対馬は韓国の侵食が甚だしい。大阪・神戸・川崎は既に韓国領。公務員に朝鮮人が多数 採用されている。市議会・県議会等も帰化人やら日本人に成りすました朝鮮人が多数。

日本人は 戦いの最初の段階として、一人でも多くの日本人が 末期的現状の認識を正確に共有し、国民として主権を正しく行使して国益を守る事 侵略者と手下どもを日本から排除する事に 断固 励行されたい。私も出来る限り戦う所存です。皆さん、手を繋いで戦いましょう。
 日本を取り戻さなければ、日本は滅亡してしまうのです。
Unknown (日本女性)
2016-08-19 08:56:45
女性自身は光文社が出版元ですが、芸能界のゴシップネタの間に共産党の言い分のまんまの記事がよく載っています。以前、西尾幹二先生が驚いていらっしゃいましたが、去年だったか、「中国より安倍さんが怖い」という沖縄の女性活動家の話が7ページにわたって紹介されていました。私も現物を入手して読みましたが、テレビべったりのそのへんのおばさんが髪の毛をいじってもらいながら、こういう記事を読み、おしゃべりとともに広まるのは恐ろしく、影響力は侮れないと思いました。

光文社、一時経営難でリストラをやっていましたが、要注意出版社です。
吉永小百合の反日左翼ぶりについて (moon)
2016-08-19 19:22:21
こちらに詳しい記事があります。

吉永小百合「憲法9条はバイブルのように大切。絶対に変えさせない」と戦闘宣言・カルト宗教の信者

h

ttp://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/
吉永小百合は (菜の花)
2016-08-19 19:27:05
九条の会とお親しくお交わりの、皇后陛下とも
お仲間です・・・・・大変、国民としては
残念なことながら・・・・。
願い (総太郎)
2016-08-19 20:11:52
先生、お忙しい中、該当記事の御確認並びに的確な分析、誠にありがとうございます。
先生が虚脱感に苛まれた姜さんの発言箇所が小生も全く同一でした。 
正直申し上げて、先生始め、皆様方のお心に暗い影を落としたとしたら、申し訳ない気持ちがあるのですが、やはり大変影響力のある吉永さんらの言動並びに媒体ですから、こちらにもお知した次第です。

先日もお話させて頂き、あくまで小生個人の推測にしか過ぎませんが、今上陛下・皇后様、そして皇太子様の個人的心中・お考えには吉永さんのような思想が色濃く反映されているのでは?という気がしてなりません・・。

昭和大帝様の大喪の礼の際、今上陛下が拝読なさった弔辞に「国民の幸福を生涯、願われた先帝」主旨がございましたが、本来原稿では「世界と日本国民全ての幸福を願われた」主旨だった事を色々な方々が指摘なさっています・・。

恐らく、今上陛下御自身の御判断でカットなさったと思われますが、やはりアジアの方々に対する贖罪意識でしょう・・。

戦争体験、その方々の本来の人格、様々な経験や影響から人間の思想・人生観というのは本当に計り知れないものです・・。

著名スター・文化人では吉永さん、瀬戸内寂聴さんだけでなく、ここ最近、御逝去された永六輔さん、大橋巨泉さん始め、
野坂昭如さん、愛川欽也さん、前田武彦さん、青島幸男さんらも典型でしたが、やはり戦争体験から来る軍国主義や権力に対する怒り、反骨精神といった物が生涯に渡り影響。
そういったスタイルを売りにした芸能活動とアピール。

それはそれで仕方ない事でもあり、他者が否定出来る物ではなく、良い部分もあるのですが、
概ねこういった方々は、国家に不信感・嫌悪感をお持ちの為、戦前イコール悪の解釈。
日本の伝統的な文化や仕組み、今暮らす日本の豊かさや環境の素晴らしさに対して素直に感謝する意識が乏しい気が致します・・。
基本的に全て日本が悪、贖罪意識と償い、鳩山元首相の友愛精神的な謙虚さがあれば、世界とは仲良く出来る・・。
中国や北朝鮮に対しては贖罪意識が先行する為、現実には決して目を向けない・・。

恐らく、皆様方は決してしてお人柄は悪くなく、優しい方々なのでしょう。
人間性善説を前提とするユートピア思考とでも申しましょうか・・。

しかし、本来それはとても恐ろしく悲しい事でもありますね・・。

悲しい現実ですが、世の中には想像しがたい悪意や危機があります。

畏れ多くも、敢えて、陛下や皇后様に、そして一部のリベラル派の方々にも申し上げれるとすれば、
イデオロギーではなく、真の人権や平和を突き詰めた時、見えてくる真実や大切さに思いを馳せて頂きたく・・。
そういった問題を踏まえて、
小生も井沢先生や皆様方とこれからも学んで行きたいです。

引き続き先生の考察を拝読させて頂きます。
お初にお目にかかります (武蔵の国の人)
2016-08-19 21:35:52
はじめまして。

戦国時代の日本を見習ってほしいものです。

やらなければ、やられてしまう。平和を念仏に如く唱えても、力のある者に撫で切りにされるのが戦国の世。

平和憲法を金科玉条の如く大事にしても平和を維持できるわけがない。

日本が平和なのは米軍と自衛隊があるからであると思いまます。

さて、話は変わりますが、大東亜戦争で散華された日本兵の六割が餓死でした。日本海軍のシーレーン防衛失敗の犠牲者だともいえます。その散華された方々の中には米軍よりも日本海軍を恨んで亡くなられた方もいると思います。

真の戦争責任を考えるとき、海軍の問題も取り上げるべきかなと思います。
まさに「ビジネス」! (山吹の里)
2016-08-20 04:32:32
『左巻きビジネスモデル』。
映画、演劇、メディア、出版…。
左捩じりなら、回る回る、金が回る。

左ネジネジ、『左ヨリ』さん。
実質大陸の軍門にくだった某家電メーカーのため、
ギャラのため、今後もきっと踊りに踊る、と予想します。
♪同じアカなら踊らにゃそんそん♪

『左ヨリ』さんに尋ねたい。
素敵な9条、71年も世界で普及しないのは、どうして?もしかして世界の人が愚かなんですか?(笑)
手始めにインドネシアのスシ海洋水産大臣相に
一度おすすめして、反応をみてください(笑)

祈祷で病は治らず。
病も戦争もなる前に予防・国防が大事。

左巻きは言論弾圧がお好き (散歩中の猫)
2016-08-20 12:47:16
今までのメディアは左側の主張でああふれかえっているのに、この人たちは何が不満なんでしょう。保守的な主張、愛国的な主張をする人たちを言論弾圧しなければ気が済まないのでしょうか。それがいかに自分たちが日ごろから主張していることと矛盾していようが、そもそも深く考えていないのだから気が付かないのですね。

左巻きのいう人たちの「言論弾圧」って、要は自分たちの主張に声をあげて反論をする人たちが出てきたのが許せないってだけのことです。そして、その意見が常識的であるがゆえに左巻きの方々は反論できず、自分たちとは異なる意見の方に納得する人が増えてきたから、さらに反論されたり反対意見を耳に、目にする居心地の悪い世の中になったってだけです。出版停止にあったり、逮捕され投獄されたり、大学から追われたりなんて誰もしてないのに。日本政府に守られているぬるい世界の中で、好き勝手な発言して悦に入っている単なる甘えたちゃん達です。

紹介されている吉永さゆりさんのようなお話を読むと、ある宗教に洗脳されて思考停止している原理主義者以外の何物でもないですね。工作員の手先にされているかもなんて疑いもしないのが情けない。この人が関わっているものは胡散臭く見えてしまう。日本の代表的な女優面してほしくありません。
美しい顔、醜い落書き (山吹の里)
2016-08-20 17:14:53
先ほど、「左巻きビジネス」と投稿しました。
もう一社、長年「左ヨリ」さんを起用するのがJR東日本。

れっきとした日本企業。某家電メーカーと異なって。

しかし、かつて文春がJR東日本に吊り広告を
拒否された一件をご記憶の方、おられるかと。
(後、『マングローブ』というノンフィクションで詳細が
 語られる)

醜い書き殴りの電車がストの風物詩だった昭和の頃。

電車好きの子どもは、親に言った。
「可哀想だよ、電車が」
「国鉄のおじさん達、どうしてあんなことすんの?
 ずるいよ。子どもがしたら叱られるのにさ…」

子どもには仰天の出来事だった…

『左ヨリ』さんの美しいお顔、
やわらかな響きのお声…(冷笑)
そこに今日の言動の数々が合わさると、
何故かあの可哀想な車体の光景が蘇る…。

やはり、『ビジネス』…か…。