井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

日本の移民受け入れは、中国の施策か

2014年04月11日 | 歴史・政治

政府が企画している年間20万人の受け入れ政策の危険度は折々に
述べて来た。

それと共に、これはおそらく政府だけの考えではなく、背後に中国も動いているであろうと。

そう考えた理由は2つで、ひとつは民主党の時代から移民大量受け入れは
しきりに言われていて、それを自民党が引き継いだ形であり
お互い拮抗するはずの政党が妙に合致してうごめいている時は背後に
何かあるなと思うのが自然であるということ。

それと私ごとき素人でさえ移民受け入れの危険は、他国の例で思い知っているのに
そこそこ知力もあるであろう政治家がそれを知らぬ訳も無く、しかし
それでも移民受け入れを主張するということは日本の国益以外を思う
連中が背後にいるな、ということである。

しかし、こういうこと余りいう人もなく、私は単なる脚本家であるし
あまり声高に主張もせず来たのだが、青山繁晴氏が全く
同じことを仰っていた。

http://www.youtube.com/watch?v=ezA-44GEqOs#t=14

青山氏は指摘されていないが、私は中国が日本に移民政策を行わせたいわけは
青山氏のおっしゃるごとき日本の侵略の他にもう一つあると、以前から
言っている。

中国の一人っ子政策で、戸籍上いないことにさせられている
二人目以降の子どもたち黒孩子(ヘイハイツ)または黒子の捨て所として
日本が打ってつけなのだ。

彼らに急遽、戸籍を与え移民という形で日本に捨てれば、
数千万から1億人と言われている戸籍無しの幽霊国民を
年間20万人ずつ日本に引き受けさせ、そして働いたカネを彼らが
本国に送金すれば円も稼げ、中国政府は一石二鳥。

最終的に100年後、日本政府の試算通り2千万人の中国移民が日本に住み着き、
その他に滞在している中国人、留学生らの数を入れれば、乗っ取りの準備は
万端。一石三鳥なのであり、実は尖閣どころの騒ぎではなく、日本全土がやられるぞ、
という事態なのだ。

むろん移民も留学生も、中国人ばかりではないから上記はごく単純化した
計算だが、しかし移民も留学生も内訳は中国人圧倒多数であろう。

私が東京五輪に皆がうかれる中、少数派の冴えない顔色の一人でいるのは、
水面下でいかがわしい不愉快なお金が動いたことを、あることで想像するのと、五輪の
建設準備のための労働者不足を伝家の宝刀に、おおっぴらに外国人を
入れ始めることが自明の理だったからである。

東日本大震災の建設労働者不足に加えての、外人労働者受け入れである。

 

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、今後5年間で15万人が不足すると日本政府は試算しているようで、要は慌ただしくそれだけの外国人を入れるつもりなのであろう。

しかし、いったん移民として受け入れたらもう後戻りは出来ず、移民を入れたつもりが
単に扱い困難で危険な外国人を受け入れたという結果になっても修正はきかない。

震災と五輪のための労働者は、期間限定ではあるようだが、政府は今受け入れている労働者の滞日年数を伸ばす構えではいるようだ。こうしてなし崩しに・・・・とはやはり思う。

排他的になるなとか、グローバリズムと言うはたやすい。しかし現実は
シビアである。

皆、暮らしで精一杯で30年後、50年後、100年後の日本など遠いことであるのは
解るのだが、子、孫の世代以降が相当しんどいことになる。

自給自足が可能な国で、輸出できる技術力があり、なにゆえそう人数を増やさねば
ならぬのだろう。外国人労働者は仮に3年間単位の雇用でもよいではないか。
その中で品行方正の者のみ、更に3年間雇用を伸ばし、本国の家族を含め10年間
無事故無違反の実績があれば、厳しい審査と日本国への忠誠儀式をきちんと行った上で
移民を受け入れてはどうだろう。たとえばだが。

年間20万人+大量の留学生を国費で受け入れ。正気の沙汰ではない。

そこにお金を費やすなら、女性がもっと安心して出産出来るシステムづくりを
やったほうがいい。中韓へのわけわからぬODAなどやめて、日本人の
子どもたちを増やすための出費に切り替えたらどうなのだろう。

このままの流れで、移民と留学生を受け入れたら日本は壊れ、100年後にもうその姿はない。留学生の名を語ったスパイの可能性など、当たり前。就職しても企業スパイ。

それで良しとする国民も多いのだろうか。
平和裏のうちにグローバル化とやらがなされると、思っているのだろうか。
中国のやり口が過酷なのはチベット、ウィグルを見れば端的に分かるのに
対岸の火事なのだろう。

移民関連の文章は過去いくつ書いたか記憶にないが、とりあえず
目についたのは以下の2つである。

家畜としての日本人http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/65e63eb6c3f704c5317188e0ed776dfb

食糧危機と移民政策
http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/b44ecb3acc98bea20440a40e42981aec

過去に述べたように、食糧危機が学者の言うごとく訪れるとすれば、
移民で人口を増やすことなど、愚の骨頂なのである。

日本はこれも言われている水飢饉にも無縁、土地は肥え気候も温暖で
自国民ぐらいは、自給自足で食える環境を持っているというのに
なでまた、経済効率をのみ優先に、移民受け入れ、留学生大量受け入れ
などと言うのだろう。

GDPが高くなくても良い。穏やかに文化度高い小国でよいではないか。
その代わり防衛はきっちりと。労働が手不足なら3年単位で外国人を
入れればいい。勤めぶりと生活態度が良好なら、更に3年延長して
行けばいい。仮に10年をそうやって、勤めあげたら移民として
受け入れ、家族の呼び寄せも許可する。
しかし通名は使わせない。出自を常に明確にし●●系日本人と表記する。


7 コメント

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Unknown (ぽちゃこ)
2014-04-11 08:37:41
今回も解り易い記事有難うございます。先日もフィリピン人家政婦の話がテレビでやっており、こうやって外堀埋めていくのかと眺めてましたが。一旦譲歩すればあれもこれもと雪崩の様に崩れ去る…百年後なんて生きてないけど、次の世代に恥ずかしくない姿でありたいですね。国費遣って留学生なんて未だにODAなんて…遣う所間違ってる!と強く思います。消費税上げて社会保障の充実と言うけど、誰の為?
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Unknown (achabi)
2014-04-11 10:21:01
おはようございます。

井沢さんの記事を合わせ読んで…‥
労働力不足に伴う移民受け入れ、留学生受け入れ。
なぜに、日本国民に目をやらず、外にばかり目をむけるのでしょうか?
政府や財界人の中にいる在日や帰化した人々の仕業なら頷けもしますが、デメリットしか無いであろう愚作を、純然たる日本人と思われる人間が遂行しようとしているのはなぜですか!?
単にお金ですか。
世界で問題になってる政策で、自分たちだけは守られると思ってるのでしょうか。

嫌ですね、本当に嫌です。
50年後は確実にこの世を去っている私ですが、日本がなくなるなんて絶対に嫌です。

確か中学生の頃、このまま日本の人口が増えたら、食料危機が訪れると言われてました。その時の人口が1億人だった気がします。
にも関わらず、今度は人口減少の危機ですか。
前にも書かせていただきましたが、なぜ、これからの日本を支えてくれる若者や母になる女性に対して、もっと手厚く援助や教育をしようとせず、外に、とりわけ中韓にだけ配慮するのでしょう。
裏取引があるにしても、田母神さんの仰る(日本派)の政治家,財界人は居ないのでしょうか。
真実の危機を知らせてくれる方々は、殆どマスコミはシャットアウトだし…。

生活保護法も変えていただきたい!
ビザ免除も止めていただきたい!
他国、特に中韓に対して、入口も出口もユルユルの日本での更なる愚作。
恐ろしいです。
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Unknown (民草)
2014-04-11 23:40:20
個人でも国家でも、義理を欠かしてはなりません。でも、其の場しのぎの御義理は後々の災いとなります。
それが積もり積もって、今の日本になってしまったのではありませんでしょうか。
もう、以前の日本の政治家の御義理の尻拭いは御免です。
欠かしてはならない義理と断つべき御義理とを分別する時です。
他国の不始末を何故、日本が始末しなければならないのですか。


東京大空襲の話です。
どうしても東京を離れたくなかった両親は空襲の度に住まいを移し、多摩川の辺まで来ましたが、何と爆撃の目標は自分達の上を跳び越して対岸の街並が燃え上がり、呆然としたそうです。
もともと身体の弱かった父親(丙種合格=ぶっちゃけ兵役不可)は気管支喘息を起し、栄養不足の一歳足らずの長女(私の姉)は風邪をこじらせて肺炎になり、小康状態になって、やれやれと思うと空襲で悪化を繰り返していたそうです。
そんな中、空襲警報が発令。母親は病人二人をリヤカーに乗せて、火の粉で火傷しないように濡らした布団(水タップリで重い)を被せて多摩川土手へ逃げた。家財は諦めた。物は所詮、物でしかないから。
その時の父親の言葉は脳天気炸裂だったそうです。
「〇〇さん(母の名前)、頑張って前だけ向いて牽いて下さい。大丈夫、B29の行く先は私が上向いて見張ってますから!!」
母は思わず「見張ってどうなるんですかああっ!」といってしまったそうです。
土手について、乾いた別の布団で長女を包み、親子三人(前は大家族だったが、分散してしまった。)で道路と橋から離れた場所に避難した。
火柱の立つ街の空に炎の照り返しでキラキラ光るB29が妙に美しくて、何か魂が抜けたようになったそうです。
で、我にかえって横に寝かせていた娘を見たら、包んでいた布団がなくなっていて、びっくりしたそうです。
目を凝らしてみたら、娘の横で知らんオッサンが布団を横取りして被っていたそうです。
すぐに取り返したが、逆に恨み言を言われてビックリだったと、母は死ぬまで怒っておりました。

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Unknown (たか)
2014-04-12 18:27:43
民草さん、すごい話ですねえ。日本のお年寄りは、なかなか昔の話をしてくれません。負けたから潔く口をつぐんでいるのか、思い出すのも辛いから封印しているのか…。
お年寄りから色んな話、聞きたいですね。
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Unknown (Unknown)
2014-04-12 23:15:06
在日韓国・朝鮮人は日本が失敗した移民政策です。そこに中国人加わったら日本はメチャメチャになる。幼いころから反日教育を受け、皇室に尊崇の念を待たない特亜の移民だけは絶対お断りです。
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たか様へ (民草)
2014-04-13 21:46:57
井沢様、誠に失礼ながら、此の場をお借りしてコメントさせていただきます。

お年寄りの話と言っても、60代、70代では駄目です。
戦争体験を大人としての経験で語れるのは、現在89歳以上の方でないとなりません。
今を逃すと、庶民の戦争前後の体験の多くが永遠に埋もれてしまいます。
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先送りのツケは (タケル)
2014-04-13 22:22:11
いつも感謝しながら拝見しています。
ODAしかり、国内の国民には背を向けて、
国外、特に中韓どもに気を使う政治家と官僚、
キックバックの噂が真実味を帯びそうです。
年金問題等で露呈した先送りのツケがどんなものか、
我々は、分かって来ました、
しかし、この移民政策だけは、子孫への先送りのツケを払わせてはなりません、お金だけでは済まなくなるからです。
韓国、朝鮮で懲りた日本の外国人受け入れでしたが、
今度は更に非道な中共が乗り込んで来ます、反日に凝り固まったこれらの国の人間が子孫に与える業苦は筆舌に尽くし難いものになる筈です。
子孫に阿鼻叫喚の未来を与えてはなりません。
安倍総理さえ進める政策なら彼と言えど排除しなければならない。
自民党反日議員等、なおさらである。
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