井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

フィギュア男子の衣装

2019年03月24日 | スポーツ

ネイサン・チェンが激賞されているのだが、見落としてしまった。
事後のニュースを見ても羽生くん他日本勢は結構長く映し出されるのだが
ネイサン・チェンがあっという間に終わってしまう。
天は二物も三物も与える・・・・というのはイチローさんや
大谷選手に感じることだが、ネイサン・チェンもイェール大学での
優等生だそうで面差しも整い、この人の人生に
このさき一体、何が欠けるのだろうと、悪意からではなく興味がある。

ネイサン・チェンの衣装のシンプルさも話題になっていたので
日頃から感じていることを率直に書くなら男子スケーターの
宝塚風きらびやかな衣装が私には他人事ながらそこはかとなく気恥ずかしく、
だから今回のネイサン・チェンの黒一色に白がもやもやと走っただけの
簡素なデザインが好もしかったのだが

男子スケーターの透けたりフリフリやラメの衣装を
楽しみにしている女子ファンもいるのだろうか? 
と、単に素朴な疑問。派手やかな衣装を批判しているわけではない。
見物の男はいったいに衣装など気にかけてないのだろうか、と
これも単に疑問、質問。私は衣装に目を奪われず、シンプルに
滑りを観たいのだが、氷上が殺風景になるだろうか。
にしても、各選手が花畑状態にカラフルな中にあって、ネイサン・チェンの
黒が凛々しくかえって存在感があったような?

ザギトワ選手はついマサルとペアのイメージで見てしまうが、
この人も美貌で肢体美しく、天から二物も三物も。

カザフスタンのトゥルシンバエワ選手の4回転と、それに反応する
日本人女子選手たちの賛嘆の表情は幸い、後追いのニュースで
見られた。

人間の技術や頭脳の進化は理解できるのだが、身体的進化というのが
今ひとつ実感が掴めない。年々五輪で秒単位の進化があるわけだが、
フィギュアにおける5回転時代の到来は可能なのだろうか。