黙ってはいない

中国の批判をすれば即嫌中、韓国の批判をすれば即嫌韓と区分けされられかねない
昨今の風潮だが、アメリカにクレームを出したからと言って即嫌米・反米というわけではない。

と、くどくどしい前説は、今後おそらく私はアメリカの旧悪を暴いていくこともあろうかと
思うので。

暴くというほど私に知識があるわけでもなく、新たな真実を掘り起こしたわけでもない。
ただ、驚くべく日本国民がアメリカの邪悪なほうの素顔を知らなさ過ぎることに
愕然と気づいたので、折に触れ書いていこうとしているだけだ。

東條英機らいわゆるＡ級戦犯七人の処刑は、昭和二十三年十二月二十三日だが、
 彼らの起訴は昭和天皇の誕生日にぶつけられ、処刑は当時皇太子（今上陛下）の誕生日、時計の針が午前０時を指した瞬間に、東條英機らは吊るされ始めた。

このことの残忍さが解るだろうか。

戦犯というのは単なる犯人などではない。戦争に勝っていれば英雄だった人たちで、
マッカーサー側が戦犯となっていた、そのレベルの「犯人未満の犯人」である。

これは昭和天皇と当時皇太子への恫喝であった。
戦後６９年間経過しただけで、アメリカの性根がさして変わるわけでもない。
少年期に、自分の父親が戦争を起こしたと一部で糾弾され、しかも
自分の誕生日にいわゆる戦犯が次から次に、吊るされていった衝撃。
今上天皇の心象風景は慮ることもできないが、さこその傷跡であろうとは
拝察申し上げる。

今、アメリカは次から次、日本叩き包囲網を中韓と共に繰り広げている。
黙っていれば、世界規模で日本が悪者にされて、それがもはや
歴史上の真実として定着しかねない。

だから、黙っていず立ち上がろう、そのためには、いかにアメリカが
邪悪なことをやらかしてきた国であるか、詳細を日本国民が知悉している
事が必要である。

仲違いのための議論ではなく、これも防衛である。
日米同盟は防衛上堅持すべきものなので、壊す必要はない。
しかし、日本が一方的にアメリカに依存しているわけではない。
アメリカもまた日本に依存しているのだから、一方的に言われている
ことはない、理不尽なことに対しては冷静に言い返せ、ということである。
駆け引きである。

国連が平和の組織だと思い込まされている人々も多そうだ。
否である。いまだ敵国条項を持つ、基本は反日組織である。
事務総長が韓国の潘基文氏であることの意味を考えられたい。
韓国は日本とともに戦った国であるのに、韓国は敵国として
カウントされてはいないのである。敵国と名指しされながら、
世界で一番の拠出金を担わされているのが日本で、中国の
反対により常任理事国にはなれず、お金出すだけで発言権は
希薄。これは言ってしまえば奴隷と搾取の構図。
潘基文事務総長は何かにつけ日本に難癖をつけて来る。
いじめだと思ってよろしい。

中国へ払う莫大な、そして理不尽なODAにも、ひょっとして
アメリカの影はないだろうか。「靖国に参拝して中国の機嫌を
損ねるな」というアメリカの内政干渉と同じレベルで「中国が
機嫌のいいように上納金を渡しておけ」はないことだろうか。

消費税を上げられながら、黙々と日本人は働き、国連へ
世界銀行へ、中国へ韓国へと巨額を吸い取られる構造が
いつの間にか仕組まれている。

なぜ、よりによって反日の中国と韓国なのか、と誰も思わないのだろうか。
国民は、黙々と満員電車に乗って働き続ける。働き過ぎだと
バカにされながら。誰がそんな日本国民の懐に手を突っ込んで
持って行く？

世界銀行は、日本も復興で助けられたとされていて、お互い様だと
言われればそうだが、専務理事だった人が中国人章晟曼氏で
不透明運用、現在も不透明性を言われていて、そこへの日本の
拠出がアメリカについで世界二位。経済で日本を抜いたと胸を
張る中国はどうした。同じく、日本を追い越したと威張っていた韓国は。
あちらからも、こちらからもカモにされながら、日本人は黙々と
今日も働き続ける。いっそ貧乏でもすれば気がつくのだろうが、
そこそこ豊か。もぎ取られ続ける莫大なお金があれば、もうちょっと
マシな暮らしが手に入るのに、気付きもせず。

世界銀行の総裁はジム・ヨン・キム。韓国系アメリカン。韓国名は金墉。
国連、世界銀行共に要人は韓国か韓国系。
日本、黙々とお金出す。

日本が防衛費節減で汲々としているとき、援助金を日本が渡す中国と韓国は
年々、防衛費の増大。反日工作資金の豊かなこと。

東京五輪を名目に外国人労働力を増やす流れ。
それが、昔から目論まれている大量移民政策にいずれすり替えられて
行きはしないか。何のための人口増加だろう。ある程度の移民が
やむをえぬのは分かるが、なぜ大量に必要なのだろう。

経済大国維持のためか。大国でなければならぬのは、何のため、誰のためなのか。
搾取されるための奴隷人口の増員なのではないのか。
韓国と中国とアメリカに渡し続けるためのシステム要員に過ぎないのではないか。

四季あり、土地は肥え、水は豊富に清らか、海の幸の野の幸山の幸、恵まれている国で
自給率を上げつつ、ひっそりと豊かである経済小国である選択肢は皆無なのか。
品のいい文化大国である選択肢もあるのではないか。経済的大国だけをなぜ目指す。

技術に秀で、またパテントを多く持てる能力のある国がなにゆえに
急激に移民を増やそうとしているのであろう。

非常に優れた能力高い国民なのに、劣って幼稚な一点がある。それは、
自らが囲い込まれた家畜小屋の存在に気づかぬことである。
家畜として卵を産み続け、肉を提供している我が身を自覚せぬことである。
そう仕向けたのはアメリカである。