井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

演歌を政治で盛り上げる?

2016年03月24日 | 日記

朝、テレビで見かけて意味不明だなあと思ったニュースが、
「演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会」の、超党派による発足です。

今後の具体的支援策は、今後の検討だそうですがこういうの政治家のやること
なんでしょうか。

歌に流行り廃りがあるのは昔からです。だから「流行」歌なのであり、
政府がそれをいじって、どうなるものでもないでしょう。大衆の好みが
変わっただけのこと。

演歌の中には素晴らしい作品があるのは無論承知です。それらは
ほそぼそとでも残っていくと思います。

私が癇に障ったのはひょっとして、メンバーの中に二階総務会長が
いたからで、この方中国の緑化民間団体にゴリ押しで100億円を  
さし上げたばかり。名称は「日中緑化交流」ですが、日本が
一方的にお金を貢がされているだけでしょうに。
軍事費に転用され、あちらの高官の懐に入るのではないのでしょうか。
演歌の殿堂でも建てて演歌の記録保全にでも使われたほうが、
まだ納得できたでしょう。どうしてこんな、害にしかならない
政治家が大きなポジションを占めていらっしゃるのか、地元には
きっと大きな見返りをお持ち帰りだからこその当選なのでしょうが。

演歌歌手側からは「演歌の番組を増やすことに協力して欲しい」と
いう要請がありましたが、これOKなんですか?
政府や政治家の放送介入がどうとかって、高市さんを吊るしあげていた
人たちも、政治家側のメンバーにはいるようなのですが?

本来政治家が保護に立ち上がらねばならないのは、文楽や
友禅染など、放置していればその技術さえ消えていくものでしょう。
織り手がいなくなれば、その織物は絶滅なのです。

五体不満足の方のニュースも流れていましたが、立候補は
止めて頂きたいと思いました。大体週刊誌に掴まれてから
パタパタと妻まで巻き込んでのファクス謝罪。
バレなければ黙って、きれいなことを演説して
回るつもりだったのでしょう?
好意で受け止める人はいるのでしょうか。
この方、以前は店で十分なケアが出来ないという理由で
レストランから入店を断られ、暴言を吐いたこともありますね。
言い分を聞けば、店のほうが理に適っていて差別した
わけではなかったと思います。

それから不快なのが、(内縁の亭主が)少女に売春させて2度目の逮捕が
昨年であるという歌手。政治の合間に歌をうたうのか、
歌の合間に政治をするのか、話していることを聞けば
申し訳ないけど、ぱぁ。(歌の才能を否定するわけでは
ありません)適材適所という見地から言っています。
過去には自民党の政策に真っ向から対立することを
軽く喋っているし。

本当にもう、有権者をコケにした公認は、いい加減に
して頂きたいのです。それとも有権者はそこまで、バカでしょうか。