goo blog サービス終了のお知らせ 

井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

フグと城下カレイ

2015年05月31日 | 食べ物

所用で大分に一泊で飛んだ。

飛行機が整備不良とかで、出発が遅れるというアナウンスがあったのは
搭乗寸前の整備不良アナウンスは、何か胡乱である。
整備点検はもっと早めにやっておくべきではないのだろうか。
搭乗寸前に発見されるというのは、要するに問題箇所の点検を
直前まで怠っていて、機長がコックピットに入ってから、やっと
不備に気づいたということではないだろうか、といぶかしんだが、
大幅に1時間も遅れての離陸であった。それなりの短い説明は
あったが、どうにも訝しい。しかし機器に無知なのでツッコミも出来ず。
血の気が熱い若い頃なら、質問して食い下がったかもしれない。
国内便の1時間遅れというのは、仕事がらみだと大変なことになる
場合もある。その割に、JALの詫びはけろっとお座なりではあった。
日本人はおとなしいので、皆黙っている。
アメリカだと、ヘタしたら訴訟沙汰。訴訟社会で大儲けするアメリカが
いいとは全く思いはしないし、むろん、正当な理由での遅延なら
騒ぐほうが悪いが、どうも搭乗寸前の整備不良発見が
納得できかねる。

これだけの遅延は国内便では、初めてだったが国際線では二度経験がある。
一度は、アカデミー賞の授賞式見物にハリウッドに行った時で、
成田空港で一夜、止め置かれた。
テレビ小説を書いている最中の、寸暇をもぎとるようにしての渡米であったので、
痛かった。日本人のカップルが、いったん搭乗したのに、降りてしまったせいで、
その場合は爆弾仕掛けの可能性があるので、大掛かりな点検作業が
行われるのだ。

そのカップルがなぜ、航空券を捨ててまで降りたのかわからない。
体調が悪かったのか、成田離婚風に喧嘩したのか。
点検に手間取るうち成田離陸の時間帯を過ぎてしまい、結局
翌日のフライトとなった。こういうケースは、航空会社の責任ではないので、
なんの補償もない。踏んだり蹴ったりであった。

一度はどういうトラブルであったか忘れたが、東南アジアの何処かの国で
航空会社が取ってくれたホテルで一泊したことがある。
若いころだし、むしろ思わぬ国での無料一泊はそこそこ面白かった。

1時間遅れで、着いた大分空港であったが、市内まで延々1時間。
なんで、こういう辺鄙な場所に空港を開いたのか、行くたびに不可解な
思いをする。別府市内に行き着くまでに、空港に使えそうな土地は
有り余るほどある。成田と共に、日本2大不便空港である。私の主観であり、
似たように乗客に遠路を強いる空港は他にもあるのかもしれないが、これだけ
不便を強いられると、どの政治家が何の利権で? とつい考えてしまう。
1時間の遅延に加えての、市内までの1時間だったので、余計
くたびれた。

大分空港は昔は大分市内にあったのだ。
空港から海を比較的短時間で渡れるホーバーもいつしか
廃止になっていた。空港から市内があまり遠いと、市(まち)は
寂れはしないだろうか。
成田も、来日を億劫にさせるに十分な不便さではあり、日本にとっても
よろしくないと思う。

大分では、フグの料亭に行った。夏フグと言っていいのかどうか、春フグというには
もう暑い。計三人で、キモが一人当たりタラコ大のが出され驚く。
身も分厚く大きい。初めてフグ刺しを皿に残すほど、刺し身だけでお腹がくちくなった。
(くちくなる、ももはや死語か?)

翌日昼は、空港内の「宙(そら)」という寿司屋で、関サバ、真鯛、城下(しろした)カレイの寿司、とりわけ、城下カレイはめったに食べられないので、集中的に握ってもらった。
弟が大分に飛ぶたびに、寄っている店である。
城下カレイは日出(ひじ)の海中に真水が湧く箇所があり、そこでしか釣れない、魚の中でも
宝石クラス。スーパーで城下カレイと銘打っていても、まずは眉唾。それほど
気楽に出回るものではない。ビールで食したが、日本酒でもっと、たらふく食べて
置きたかったかなあ、と今頃軽く後悔しているのだが、何しろダイエット中なので、
少しはブレーキをかけたのだ。
キモのついたフグ刺しは、それ以上食べきれぬほど詰め込んだが、しかし城下カレイは季節限定、土地も狭く限定で、今後はいつ食べられるかわからない。と思うと、もっと
食べておくんだった、やはり思うのだ。

羽田空港浜松町間のモノレールだが、ただでさえ過剰な日本のアナウンスだが、それに
中国語と韓国語が加わるので、うるさくて仕方がない。
標識もあちこち中国語と韓国語。こういうのは相互主義でやるなら、文句も言わないのだが、
ソウルでも北京でも上海でも、日本語の標識やアナウンスなどありはしない。
やれば、国民的サイズの批判にさらされるだろうに、日本だけなんでだろうね。

むろん、領土を不法占拠されている国や、自らの所業を棚に上げ「歴史認識せよ」と
事あるごとにぶち上げる国に、なんでそこまでサービスするのかという思いもある。
中国人がどれだけ日本にお金を落としに来ているか、と私を諌める人もいるが、
日本が今まで、どれほど理不尽なODAを中国に渡してきたか、と私は応酬する。
彼らは日本にお金を落としても素手で帰るわけではない。
日本は、むざむざと取られっぱなしなのである。黄砂対策やら何やら、名目通りに
使われているかどうか、むしろ役人の懐を潤している公算のほうが高い
死に金である。大枚のお金渡したからといって返ってくるのは感謝ではなく、
非難と罵りである点も韓国に似ている。


今半のすき焼き弁当

2015年05月13日 | 食べ物

人形町に、今半という牛肉とすき焼きで有名な店があるのだが、

ふと思い立ち、散歩がてら今半の、惣菜部門の店にすき焼き弁当を

買いに行ってみた。

すき焼きコロッケや、メンチカツ、ゲソの揚げたのとか、惣菜が一杯。
目移りする。

 

でも初志貫徹。すき焼き弁当を求めた。

 

1620円。

 


ミラノ国際博覧会で

2015年05月08日 | 食べ物

5月1日にオープンしたミラノ国際博覧会で、韓国館が不評で、日本館が好評だと、

韓国メディアが目を吊り上げている。

なんでいちいち、日本と較べるかなあ・・・・・と毎度思うが・・・・

博覧会に出されているという食品の画像をパッと見て、訪れる人々がどちらに吸い寄せられる

かなあと虚心に見て・・・・

・・・・・日本館好評が解る気がするのだが、どうだろう?

上が和食、下が韓国食である。って、こっちも結局比べてるのだが、

うるさいのでねえ・・・・あんまり比べられるもんで・・・・。

 

 

韓国の記事

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/05/06/2015050601116.html

 

日本館

http://www.expo2015.jp/about/exhibition/

 

 韓国館の展示は、365個の器から蓮の花が咲き、それらがキムチになることで発酵をイメージする映像があるそうですが? 蓮の花が発酵してキムチになる? どうもよく解りません。

いずれにしても、誰かと自分を比較している限り、心に平穏は訪れません。
韓国も、日本を気にすることをそろそろ止めたらどうかと、思うのですが。

 「妖怪ウォッチ」が韓国を席巻していると、怒っているのですが、じゃあ
買わないかというと、これが買うのですよ。買って、また買う自分に腹が立つようです。

日本のもの全部排除すればいいのに、と思うのですが、朝から晩まで日本のもの浸りで、
それがまた悔しいという・・・・

韓国女性は足が総じて美しい。すーっと真っ直ぐで、これは日本の女優さんも敵わんなーと、
私は思うのですが、でも、勝っていることは言わず、勝ってもいないことを
日本に勝った勝ったと、ホルホルするのも彼らの特徴です。

そういえば韓国人、足を自慢しないなあ。あんなに、美しい足が揃っているのに?

あとは、男の色っぽさ。日本の芸能界で、やたら色気がある男だなあ、と
見ていると、出身は半島の方だということが、多いです。
あの特有の色気はどこから出るのか、いつも不思議です。
芸事に秀でているようにも思います、歌や演技。
これもあんまり自慢の対象にはならないようです。

ないものねだりが、好きな人達なのでしょうか? 歴史とか文化とか、
勝ち目のないことで、日本に勝負をかけて来るようです。


アンチョビソースと豆腐

2015年04月24日 | 食べ物

ダイエットは無理をしないので、割に楽に進んでいる。

どうかすると一日中、食べなくても平気なのだが(昔はずっとそうだった)

何となく物足りなくなって、何か口にすると食欲が湧く。

空腹を持て余すと、長続きしないので重宝しているのが豆腐と納豆、蕎麦。

豆腐に、麻の実オイルかシソの葉オイルを、少しかけてアンチョビソース、

そこに黒のすり胡麻と、白胡麻をぱらぱらかけて食し、プラスところてんで

間食と言うか捕食と言うか一食分。

テキトーである。

が、10日ぶりに会った人に顔が痩せたと言ってもらえたので、

まあまあ上手く言っているのだろうか。


アンチョビ浸り

2015年04月23日 | 食べ物

まだ飽きず、アンチョビを食べ続けている。

フィレが苦手なのがわかったので、細かく刻むのだが、ガーリック入りアンチョビソースを

売っているのを見つけたのでそれを使うことにして、それをオリーブオイルで炒めて

温めたアボカドにかけてみたが、レストランのほど上手く行かない。

結局、フライポテトのアンチョビソースかけと、アボカドのアンチョビソースかけは

レストランで食べることにした。

ゆでたまごや、焼いたフランスパンにバターと共に使うと美味しい。

まだ試してないが、フランスパンにバターを塗ってその上にアンチョビソースを

かけて焼くのもいいかもしれない。

アンチョビ熱高じて、アンチョに風味のオリーブまで買ったが、これは

今ひとつであった。

晴れた日だったので、和服を着て近くの喫茶店に打ち合わせに行ったら帰る頃、

雨。喫茶店主いわく「傘をお貸しできたらいいんですが、最近、皆さんビニール傘にも

目印をつけ、忘れないし忘れても取りにいらっしゃるので、置き傘がなく、

すみません」

皆さん、節約するようになったのだろうか。喫茶店前の店で幸い傘を売っていた。

出る時雨催いだったら、この和傘ふうを持って出たのに。

 

 

蜻蛉と流水の夏紬が仕立て上がったら、半襟に使おうと思っているのがこれ。