「松下プラズマディスプレイ社 偽装請負事件」
http://blog.livedoor.jp/fmwwewwmf/
というタイトルのblogがあります。
読むと、こうでもしなければ我々の元に素晴らしい品質の工業製品は届かないのだな、と改めて頭の中がワンワンと鳴るような内容です。
それにしてもこういう問題と闘おうとする人のすがる術は、胡散臭い人たちに向かうしかないのかな、と思ってしまいます。
「大阪労連脱退のご報告」
http://blog.livedoor.jp/fmwwewwmf/archives/51082925.html
というエントリには手柄欲しさの「プロ」に嫌気がさして、団体から距離を置く決意をしたという筆者の気持ちがよく表れています。
>大阪労連の一部幹部から「我々の成果が横取りされる事になる」という
>言われ方をされ、いまだに厚労省に行った事に対し、「偉そうにしやがって」
>という言われ方をされているからです。これではこの運動の妨げになりますので
>苦汁の決断を下さざるをえませんでした。
こういう「プロ」達はいたるところに出没していて過激な言葉で染められた幟やチラシを手にしていますが、街頭で直接見るとたいていの場合ヘラヘラと笑っています。
如実なのはデモの終点でみかけた時です。表通りでデモをしていたらしい彼らとすれ違ったのですが、それは気持ちよく散歩でもしたかのようなだらしない顔を一様に浮かべていたものです。
普通の人が普通に声を上げても届かない、そんな世の中なのですね。