グランドピアノ ハンマー調整

おはようございます今日から２月がスタートですね

今月も色々と企画を出していきますね

今日はグランドピアノの調整のお話です。昨日はピアニストさんのお宅へ調律へ行ってきました。

ベヒシュタイン　グランドピアノ　M180です。

やはり綺麗な音がしていいピアノです。お客様も大変お気に入りということで満足して帰ってきました。

帰ってきてから修理のお部屋でグランドピアノの調整を。

ハンマー調整です。弦にきちんと当たっているか、ハンマー間隔、ハンマーが斜めになっていないかを

確認して調整をするんです。いくら調律をして音を合わせても本当の綺麗な音は出ません。

グランドピアノから中身を引き出します。鍵盤、ハンマーアクション。

ハンマー1つ1つに刻印されています。さすがですね。いいハンマーです。

赤丸のところ、ハンマーが傾いています。これでは、まっすぐ弦に当たってくれません。

これを直してあげるんです。

左手でハンマーを持ち上げ、右手でシャンクプライヤーではさみ（私の場合）

挟んでいる木の棒（シャンク）をねじるように曲げて修正するんです。シャンクプライヤーは電気を使って熱を発するんです。

そうすると

まっすぐに。これできちんと弦に当たって綺麗な音が出ます。

縦型ピノ（アップライトピアノ）も同様です。

好きな作業です。

さて、今日もピアノの調整を行います。弾きやすくする作業です。お昼食べてから、頑張ろうっと