名古屋のピアノ専門店 親和楽器 日記

調律師の会話

調律師がピアノを調整する時に使う、独特の言い回しがあります。
ある日の調律師同士の会話です。

A『Bさん、鍵盤クロスを張り替えたら、コロシといてね』
B『わかりました。最近、雨が多いですからね。念入りにコロシておきます。そういえば、この鍵盤、引き出しになってましたね。』
A『そうそう、引き出し多かったね。それに、ハンマーがすごく走ってたよ。』

鍵盤をコロシたり、鍵盤が引き出しになったり、ハンマーが走ったり、物騒でちんぷんかんぷんな会話です
でも、実はこういう意味なんです。

コロス…圧縮する
引き出し…鍵盤の動きの支点になる穴が広がっている
走り…調整の一つ。ハンマーが弦にまっすぐ当たるように修正する

怪しい相談はしていません。
改めてこうやって書き出すと、変な会話をしてるなぁと思います

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