名古屋のピアノ専門店 親和楽器 日記

音楽やピアノについてあらゆることをお書き致します。
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ピアノの響板

2018年08月10日 | 調律

おはようございます。

今日は曇っていまして、少し涼しいです。

今日はピアノの響板のお話です。ピアノには必ず響板が貼られています。

スピーカーの役目を担っています。ハンマーから弦をたたき駒を通して響板へと。

響板には必要とされる特徴があります。

  1. 振動伝播が速い
  2. 比重が小さい
  3. 柔軟性を持ち弾力性に富む
  4. 良い音色である
 

響棒は裏側に10~13本取り付けてあります。
響棒の目的は以下です。

  1. 弦の下圧力に対する響板の強度を得るため
  2. 木目と直角方向へ振動伝播を助けるため
  3. 音色、音の伸びを良くするため

響棒も響板同様、柾目の板を使います。

この響板が素材が悪かったり、割れていたりしたら、音ではなくなります。

これは、グランドピアノの響板の上にオルゴールを置いた状態です。

オルゴールの小さな音色が響板に置くことによって、大きな音に変わります。

響板を通してのオルゴールはものすごく綺麗ですよ。


コメント
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