日本の麺は黄色いラーメンと茶色のそば、白いうどんですが、タイで麺と言えば、このクオッティオです。これは、米の粉から作られています。黄色の小麦粉の麺はバーミーといい、日本のラーメンと基本的には同じですがとても細いです。
さて、このクオッティオですが、太さが大きく分けて3種類あり、一番細いのをセンミーでソー麺のように細く、中太はセンレックといい札幌ラーメンより少し太いくらい、一番太いのはうどんの3倍くらいあってワンタンのように広いセンヤイと言います。マニーではだいたいセンレックですね。
最初は札幌ラーメンを食べ慣れていたので、クオッティオは腰がないように思いましたが、食べ慣れて来ると、あっさりとして喉越しも良く、スープの美味しさが際立ちますね~!量もラーメンの半分くらいで、澄んだ鶏ガラスープでサッサーと軽く食べられる麺です。トッピングはエビやモヤシなどの野菜が入っていますが、チャーシューなどの肉類が入る事はなく、ルークチンという魚肉のミートボールや魚介類が入る事もあります。タイで食べる時には、注文する時に「あれ入れて、これ入れないでで、麺堅くね!」などと注文しますが、マニータイでは日替わりになりますので、食べたいものがあったら言ってみて下さい。
特徴的なのは、ベースの味に調味料を勝手に加えて自分の好きな味にして食べると言う事です。
麺類を頼むと陶器に入った「ピーナッツの粉」「唐辛子の粉」「さとう」「唐辛子入り酢」と「ナンプラー」が運ばれて来ます。これは「プリックナムソム」と言い、タイ人はこれらの調味料をサッサーサーと入れて、自分の味にして食べています。
しかし、日本人はせいぜいナンプラーを少しと酢をほんの少したらすくらいで充分です。最初はそのまま食べてみて、あとでナンプラーや酢を少しずつ入れながら、味を変えて楽しむのも良いでしょう!まあ、さとうを入れてみたり、ピーナッツも粉も試してみても良いでしょう。
いずれにしても、辛くないので安心。しかし、他の辛いもので苦しんでいる時に食べると、口から火を吹きますのでご注意下さい!!