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センター国語、平均点が過去最低

2013年02月08日 | news
先月実施された大学入試センター試験で、国語の平均点が過去最低になったことが分かった。これまでの最低点は03年の101.08点(200点満点)だったが、今回は101.04点。昨年の平均点は117.95点で約17点も下がったことになる。近年で異例の低さになった理由を、予備校関係者は、例年出題される「評論」とは異なり、批評家・小林秀雄の随筆的な文章が出題されたことを挙げている。 

国語は例年、評論、小説、古文、漢文の順で1問ずつという問題構成。その第1問に小林秀雄の「鐔(つば)」が出題された。刀剣のつばを題材にした文章で、文の趣旨や筆者の考えを答えさせる問題だった。

代々木ゼミナールの土生(はぶ)昌彦・教材研究センター本部長によると、論理構成が明快な「評論」というよりは、私的な想像も含めた随筆的な文章で、読みづらく感じた受験生が多かったという。文章の末尾に付ける注釈も、例年は5個以内だが今回は21個も。本文の分量も前年比で約600字増えた。

小林秀雄は昭和を代表する批評家。難解な文章で知られ「批評の神様」とされる。30年ほど前には大学入試でよく出題されたが近年は少なく、センター試験で出題されるのは初めてだ。

昨年と比べて17点も平均点が下がり、土生さんは「受験生からは『少しパニックになった』『想定と違う文章で驚いた』などの声が聞かれた。極端に難しくなったわけではないが、過去問とまったく違う文章だったのが影響した」と分析する。ベネッセ岡山本社高校事業部の松永和喜(かずき)さんも「論理性より感覚的に理解することが求められた。受験生はさまざまな文章を読み慣れておく必要がある」と説明。大学入試センターは、例年6月に発表する報告書で分析結果を示すという(13/02/07 毎日新聞配信より引用)。

今年のセンター試験国語の問題


いやいや、小説も入れ子構造で読み取りにくい文章やったし、古文も敬語がぐちゃぐちゃで主語が読み取りにくいし、漢文も単なる書き下しや現代語訳能力だけでなく、若干高度な読解も要求されてたし、全体的に難しかったで。

後、時間が短いのも大きいしね。

確かに小林秀雄の文章が難しいのは事実やし、センターレベルで出すならば、設問でもう少し簡単にするべきやとは思うけど、それ以上に、全体のバランスの悪さが気になる。

日本で一番多くの受験生が受けることになるテストなんやから、もう少しバランスのとれた、「良問」ていうのを出して欲しいなぁ(゜゜)

それで平均点が上がっても、別にエーやん。マーク式での難問・悪問は、まぐれ当たりの運の要素が大きくなるから、実力が素直に反映されやすい良問でテストすればエーと思うけどね。

難問・悪問は、二次で出れば十分や。

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