Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

食について考える

2007-09-05 19:24:15 | 今日の授業
ポンペイには統治時代の日本の名残がいたるところに見られる。

現地に残った日本語も
日本語を流暢に話すお年寄りも
楷書でかかれた漢字の石碑も
戦乱のころの防空壕も
貿易の商社となっていた建物も
生徒の苗字から知る家系も

あげ出したらきりがないが
実際にここにあった過去の日本

その中でも「食」は
今も一番身近だ

サシミもスシもここでも通じる言葉だが
さしている物は日本のそれとはかなり違う

どちらも魚にちなんだもの
もっとも手に入りやすい食材

ところ変わればものも変わり


昨日の授業はジュニア初めてのビデオ学習
「日本の味~もてなしの心~」

次々に映し出される繊細に飾り付けられた料理の数々に
こぼれる感嘆の声

特に魚の活造りや、刺し身を花のように盛り付けたものには
ポンペイ人が驚いたときや感心したときに出す音(?)
「ウィーックックック!」や「クィクィクィ!」と
舌と歯の隙間で絶妙に奏でる音(?)が響いた

真剣に食い入るように見る様

最後の感想には
「日本人は見た目もきれいな料理を食べていると知った。」
「食材が豊富」
「ポンペイ人は野菜をそんなに食べない」
「自然に対するリスペクトを感じた」

等、それぞれの考えが並んだ。

でも一番多かった感想が、

「おなかがすいた!!!」

と、

「先生、作ってきて!!!!」


だった。


この人数に無理ですよ・・・。


まあ、味見する程度でもいつか口にさせることができたらおもしろいだろうなと思った


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