Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

歌いたくてたまらない

2007-09-02 11:36:39 | 今日の授業

「歌いましょう!!」

学期が始まってから何度聞いたことか、このセリフ(笑)

そう、そのまんま。
歌が歌いたいのである。

日本語学習2年目のクラスはもう当然のことになっているのだが、
日本語クラスでは時に応じて日本の歌を授業で紹介してきた。

主に流行のポップスを選ぶが好みが激しい(笑)し、
聞き取ったり、実際に歌うのが可能な程度のスピードのもの、
そしてあわよくば習う日本語が含まれているものがいいなぁ・・・
なんて理想高く探しているとなかなか見つからない☆

先輩のオススメや好み歌の共通ポイントから「これはいけるんじゃない?」
っていう野生の勘で選んだ数十曲を歌ってきた。

特にメロディや声がきれいなもの
例えばキロロや宇多田ヒカル(特に女性)がみんな大好き
知ってる言葉が使われていた日には(しかも使いたくなるような)
いつまでも歌っている(そこのフレーズだけ)

歌の持つすばらしき学習効果↓

「新しい歌~、うたーえるまーでー」
と熱唱していた結果、形容詞が名詞を修飾する形は完全マスター☆

私を見るたび訴えかける
sing     歌います
Let's sing  歌いましょう!!
このLet'sの活用変化も花マルOK。

全員テストでも正解するというありがたい効果(笑)


そんな歌なのだが・・・

今学期はまだ歌えてないのだ。

原因は、年度末だった先の5月、教室で盗難発生し、
再生用に使用していたスピーカーが盗まれてしまったことにさかのぼる。

その事実も悲しいことながら、こうしてみんなで歌えなくなったことは非常につらい。
生徒が歌を楽しみにしているのを知っているからなおさらだ。

先日やっとネット注文した新しいスピーカーを日本から発送してもらった。
早ければ今週中には手元に届く

今年もまた、校内に生徒のきれいなハーモニーが響くんだろうと思うと嬉しくなってくる
みんな歌ってるときは幸せそうな顔をするから、こっちも幸せだ☆


J-POPのほかに好評だった歌
「日付の歌」と「ごあいさつのうた」というのがある。
NHK「おかあさんといっしょ」のみんなのうたに出てきそうな、覚え歌なのだが、
「ついたち、ふつか、みっか・・・とおか」と不規則変化を遂げる手ごわい日付を
テンポに乗せて歌い上げてくれる隠れた名曲(笑)

これのおかげでシニアのみんなは毎日の「今日は何月何日ですか」
という私の質問に「今日は8月1日(ついたち)です!」とズバリ答えてくれるのだ。
(ときどき歌いながら思い出すので、10日に近づくにつれ時間がかかる)

そして、ジュニア(1年目)はもうすぐ誕生日の言い方を習う。
それにもこの歌は欠かせない☆

日付に限らず、日本語は助数詞の種類とその変化が学習者を悩ませる。
根をあげる生徒がいるのももっともだな、と思う反面、楽しく記憶に残せる方法がこうやってあるとその分も嬉しい。
誕生日、みんな言えるように今年もお力お借りします。
「日付の歌」さまさま。

誕生日の聞き方を知ると、決まって「先生は?」となる(笑)
私はこれまた都合のいいことに、10月が誕生日☆
勉強して、忘れさらないうちにちょうどやってくるので、みんな祝ってくれるのだ☆

いえいえ、別に狙ってこの時期に教えてるんじゃないんですよ、偶然です偶然(笑)


写真:ベストフレンド(キロロ)を熱唱中


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