ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

群馬県安中市中後閑にある園芸所のアイリスの丘に立ち寄りました

2021-06-06 00:00:05 | 旅行

 群馬県安中市中後閑にある園芸所のアイリスの丘に立ち寄りました。

 このアイリスの丘には、たぶん10年ぶりの訪問です。

 安中市松井田町に行った際に、さまざまな季節の花を育てている、園芸所のアイリスの丘が北側にあることを思い出し、さらに北に足を伸ばして、行って来ました。

 この「アイリスの丘」とは“ジャーマンアイリス”を育てて出荷していることを示していますが、6月初めなので、ジャーマンアイリスの花期は過ぎています。

 水田地帯の端にある斜面にあるアイリスの丘では、ルピナスの花の開花期でした。

 意外と広いアイリスの丘の奥の段々畑では、様々な色のルピナスの花がよく咲いていました。

 太陽光をよく浴びて、ルピナスの花は最盛期です。

 同様に、少し花期を過ぎたハナビシソウ(花菱草)の花がよく咲いています。

 ハナビシソウはカリフォルニアポピーとも呼ばれるようです。

 土手の上で咲いたハナビシソウの花の周りには、雑草が伸びています。

 白い色のハナビシソウの花も咲いています。

 クレマチスの花の最後の花もまだ咲いています。

 ジャーマンアイリスの畑では、所々でまだ花を咲かせているものがあります。

 春咲きのバラも終焉を迎えています。

 10年ほど前には、5月連休にハナビシソウの苗を毎年、このアイリスの丘に買いに来ていました。


長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂レイクの周りは、針葉樹が芽吹いた風景です。

2021-06-05 00:00:05 | 旅行

 長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原の中にある人造湖の八千穂レイクの周辺では、標高が高いために針葉樹が芽吹き、春から初夏に移り始めた風景です。

 北八ヶ岳連山の八柱山の南山麓にある八千穂レイクは現在は、ルアー釣り向けの有名な釣り場になっています。

 標高1500メートルの八千穂レイクの西側には、北八ヶ岳の八柱山の南西山麓が広がっています。たぶんあまり人が入らない原生林です。

 八千穂レイクの北側には針葉樹とシラカバ林が混在しています。

 針葉樹とシラカバ林の中では、カッコウが鳴いています。

 6月初めになり、ルアー釣りの有名な釣り場である八千穂レイクには、ルアー釣りの方が来ています。

 この八千穂レイクは、元々は、北八ヶ岳の八柱山などから流れ下る雪融け水を一度、蓄えて水温を温める役目でつくった農業用水でした。雪融け水は、そのままでは水温が低すぎて、農業用にすぐには使えなかったからです。

 今は、ルアー釣りの釣り場の有名な観光地になっている様子です。

 この八千穂レイクの東側や北側には、佐久穂町が自称する「日本一美しいシラカバ林」が広がっています。

 6月初めの今ごろは、シラカバ林の中で、ズミ(コナシ)の木が白い花をたくさん咲かせています。

 もう1週間から10日後には、この「日本一美しいシラカバ林」の中で、レンゲツツジのオレンジ色の花がたくさん咲きます。ごく一部では、トウゴクミツバツツジの花も咲きます。

 新緑に染まったシラカバ林の根元で、濃いオレンジ色のレンゲツツジの花が咲くと、とても絵になる風景になります。

 そのシラカバ林の根元で、濃いオレンジ色のレンゲツツジの花が咲くと、多くの風景撮影愛好家が撮影に集まります。

 以下は、昨日掲載できなかった八千穂高原自然園内の渓流・滝の風景です。

 北八ヶ岳の八柱山などから、雪解け水がどんどん流れ下って来ています。

 この雪解け水が麓の佐久穂町の水田などを潤しています。

 


長野県南佐久郡佐久穂町にある八千穂高原自然園では、ミソサザイに出会いました

2021-06-04 12:00:05 | 旅行

 長野県南佐久郡佐久穂町八郡にある八千穂高原自然園を散策した時に、ミソサザイに出会いました。

 標高約1600メートルの最上部にある八千穂高原自然園の入り口から新緑に染まった南側斜面を下ります。

 シラカバなどの木々が葉を芽吹いた緑豊かな山麓にある自然園です。

 この中では、標高が高いので、まだウワミズザクラの花が満開でした。

 佐久荒船高原では、ウワミズザクラの花期が終わっています。

 朱色のヤマツツジの花も咲き始めています。

 斜面を下る雪解け水がつくる渓流沿いでは、ミソサザイが大きな声で鳴いています。

 このミソサザイは数メートル程度、移動します。

 数メートル移動する程度で、どこかに飛ぶ去ることがないので、この辺りが縄張りのようです。

 ミソサザイは身体の大きさが11センチメートル程度で、スズメより少し小さい程度です。

 ミソサザイはそろそろ、渓流近くの土手の中に巣をつくります。

 このミソサザイは大きな声で鳴いて、メスにアピールしている様子でした。


長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原自然園では、クリンソウの花を楽しみました

2021-06-04 00:00:05 | 旅行

 長野県南佐久郡佐久穂町八郡にある八千穂高原自然園を散策しました。高原に設けられた自然園です。

 この八千穂高原自然園の入り口は標高約1600メートルの最上部にあります。ここからある程度、斜度があるシラカバなどの緑豊かな山麓の下側に広がっている自然園です。

 入り口の北側から南斜面に広がっている自然園を散策します。広さは28ヘクタールもあるそうです。

 この自然園の半分以上が新緑に染まった林です。所々に、陽当たりがいい開放的な草原部分が点在しています。

 標高約1600メートルの最上部の入り口から入ると、既に咲き終わりつつあるシロバナエンレイソウの花を数輪を、すぐに観察できました。

 その横には、マイズルソウが芽生え始めています。

 マイズルソウは、八千穂高原自然園のあちこちで芽吹いています。まだ大部分が開花前です。

 また、ごくわずかですが、陽当たりがいい場所では、ベニバナイチヤクソウソウが少し咲いています。まだ珍しい存在です。

 斜度がある山麓に設けられた八千穂高原自然園の中には、上部から流れて来た雪解けの水の小川があちこちで流れています。

 その渓流沿いの斜度が緩やかな部分では、クリンソウの花がたくさん咲いています。

 ちょうど、ここでは今ごろがクリンソウの開花の最盛期のようです。

 陽当たりがいい場所では、ウマノアシガタの黄色い花がよく咲いています。

 木々がよく繁った森の中では、上部から流れて来た清水が渓流・滝をつくる場所もあります。

 逆に、木々が少ない陽当たりがいい草原斜面では、ヤマツツジが花を咲かせています。

 そして、トウゴクツツジのさきがけもピンク色の花を咲かせ始めています。

 陽当たりがいい場所では、シロバナヘビイチゴの花が咲いています。

 これから道沿いで、この花がたくさん花が咲きます。

 林の中でよく見かけた野鳥はシジュウカラとエナガです。エナガは枝から枝へと動き続けています。

 遠くではカッコウも鳴いていました。


日本経済新聞紙の見出し「国内接種、1000万人超す」を拝読しました

2021-06-03 12:00:05 | 日記

 2021年6月3日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「国内接種、1000万人超す」を拝読しました。

 ただし、サブ見出しは「ワクチン1回以上」です。

 記事の本文は「国内で新型コロナワクチンを少なくとも1回接種した人が6月1日時点で1000万人を超えた」と始まります。

 そして「医療従事者向けは対象の97パーセントが1回目の接種を終え、65歳以上の高齢者も15パーセントが済ませた」と続きます。

 接種ベースは1日当たり平均56万回の水準だそうです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「1回以上接種、高齢者の15%に コロナワクチン」と伝えています。

 現在、多くが米国ファイザー社製のワクチンですが、この記事はやや誤解を与える可能性があります。

 新型コロナワクチンは2回目を接種してから数日後から1週間程度で、免疫を獲得します。

 たまたまですが、テレビのニュースでワクリンの1回目の接種を受けた高齢者が「これで孫に会いに行ける」とコメントしていました。

 雰囲気に流される方がいくらか出てきていることは、やはり危険です。

 6月1日時点で、新型コロナワクチンを1回接種した人数のグラフです。

 そして、6月1日時点で医療従事者が新型コロナワクチンを2回受けた方の人数です。

 医療従事者の中で、ワクチンを2回受けて、免疫ができた方はまだ65パーセントに過ぎません。最近、ワクチンの接種者として指名された歯医者、救急救命士はたぶん、この中には入っていません。まだ実態は厳しいということです。

 今こそ、冷静に対応したいです。妙な雰囲気に流されることは、ある意味で危険が増します。