ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂レイクの周りは、針葉樹が芽吹いた風景です。

2021-06-05 00:00:05 | 旅行

 長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原の中にある人造湖の八千穂レイクの周辺では、標高が高いために針葉樹が芽吹き、春から初夏に移り始めた風景です。

 北八ヶ岳連山の八柱山の南山麓にある八千穂レイクは現在は、ルアー釣り向けの有名な釣り場になっています。

 標高1500メートルの八千穂レイクの西側には、北八ヶ岳の八柱山の南西山麓が広がっています。たぶんあまり人が入らない原生林です。

 八千穂レイクの北側には針葉樹とシラカバ林が混在しています。

 針葉樹とシラカバ林の中では、カッコウが鳴いています。

 6月初めになり、ルアー釣りの有名な釣り場である八千穂レイクには、ルアー釣りの方が来ています。

 この八千穂レイクは、元々は、北八ヶ岳の八柱山などから流れ下る雪融け水を一度、蓄えて水温を温める役目でつくった農業用水でした。雪融け水は、そのままでは水温が低すぎて、農業用にすぐには使えなかったからです。

 今は、ルアー釣りの釣り場の有名な観光地になっている様子です。

 この八千穂レイクの東側や北側には、佐久穂町が自称する「日本一美しいシラカバ林」が広がっています。

 6月初めの今ごろは、シラカバ林の中で、ズミ(コナシ)の木が白い花をたくさん咲かせています。

 もう1週間から10日後には、この「日本一美しいシラカバ林」の中で、レンゲツツジのオレンジ色の花がたくさん咲きます。ごく一部では、トウゴクミツバツツジの花も咲きます。

 新緑に染まったシラカバ林の根元で、濃いオレンジ色のレンゲツツジの花が咲くと、とても絵になる風景になります。

 そのシラカバ林の根元で、濃いオレンジ色のレンゲツツジの花が咲くと、多くの風景撮影愛好家が撮影に集まります。

 以下は、昨日掲載できなかった八千穂高原自然園内の渓流・滝の風景です。

 北八ヶ岳の八柱山などから、雪解け水がどんどん流れ下って来ています。

 この雪解け水が麓の佐久穂町の水田などを潤しています。