蕎麦畑を観た帰り黒髪神社へ寄ってみた。もう30年位前に家から此処迄45分ほど歩いて初詣に来た事の有る神社です。
榛名山の峰の一つ黒髪山(現在の相馬山)を御神体とする山岳信仰の神社で雷雲がよく相馬山に沸き起こる事から雨乞いの山として山頂に社が置かれましたが、あまりにも険阻で老人や婦女子が登拝するには困難で合ったため明治20年(1887)此処に里宮が建立されたと言う事です。私も相馬山へは何度か登っておりますが一般道でさえ急峻な尾根を鉄梯子や鎖で登り上げる訳ですから古道となると一部の土地勘のある人か修行僧でなければ、それこそ命がけの登山になる事でしょう。一度登山口へ行った事が有りますが仏像が立ち並ぶジメっとした場所でした。我が家を建てた棟梁の話では、そこを正月の雪の朝、村人こぞって長靴で登るのが習わしだったと言うのですから凄いものですね。
あうんの狛犬
カラス天狗と大天狗の面が奉納されております
奥まった場所に在る小振りの神社は有栖川神社と言い明治30年、有栖川宮様が病気になられた時に病気回復をここで祈願された事から建立されたとの事です。
これは一部ですがちょっと不気味
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