肌を刺す風もいつの間にか柔らかさを見せ始めました
氷の解けた池で泳ぐ金魚もこの時を待ちわびていたのでしょう
「どじょっこだの ふなっこだの 春が来ただと思うべな 」もしかして、そんな事を思っているかしらね
時折、機敏な動きを交えながらゆったりとした動きで狭い池を縦横に泳ぎ回っています
私が住んでいる此処は同じ箕輪でも車で3~4分先に比べると季節が少し遅れます
昨日、車窓に見えた梅はもう茶色くなっていましたが裏の梅林は今が盛り
玄関の紅梅も・・・ほら 艶っぽいでしょう
足元にはスミレと春蘭がいつの間にか咲いていました
控えめな優しさに心まどわされます
春蘭の花、白いお化粧で名を売った鈴木その子さん・・・似てません?
一つ一つを見ればとっても優しげなホトケノザ
しかし群落となると圧巻です
そこはかとない優しさを秘めた「はる」という二文字に身を委ねて
優しい空気、優しい花々、愛らしい生き物に触れた一日
こんな時を幸せと言うのでしょうね
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