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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

まつらひ  村山由佳/著

2021年05月29日 14時20分37秒 | 読書・文学


夏祭りが近づくたび、艶夢のなかで激しく乱れる舞桜子(まおこ)。
どれだけ過去から逃れても、年の離れた男しか愛せない秋実。
夫との夜がなくなって以来、熾火のような欲求を抱え続ける小夜子…。
神々を祭らふ夜。
男と女は、人の世の裂け目を踏みはずす―
恋愛と官能の第一人者が多様な“性”を描き尽くす!六つの禁断の物語!

祭を舞台にした珠玉の性愛短編集。
浅草寺のほうずき市を舞台にした最新作「ANNIVERSARY」ほか全6篇。


「奉(まつ)る・祀(まつ)る」の未然形に継続の接尾語「ふ」の付いた形。
柳田國男はこれを「祭」の語源であるとした。

屋台のおじさんが、如雨露(じょうろ)でほおずきに水をやっている。

希死念慮

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