まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

スポルジョンの奥さん

2022年09月16日 | まんが

月刊誌「雲の間にある虹」で、19世紀のリバイバルの器であるチャールズ・スポルジョンの漫画を連載しています。
スポルジョンも奥さんも、病との戦いでいた。
同じ頃、活躍した孤児の父と言われたジョージ・ミューラーや奥さんもそうです。
でも、その中で、多くの訓練と成長がありました。
スポルジョンの奥さんのスージーは、婦人科の病で数年間寝たきりでした。
46歳の冬の日、横になっていた時、「なぜ、自分は長年、牧師である夫の助けや神の働きが妨げられているのか」と祈っていました。
すると、部屋の中に美しい駒鳥の歌声が聞こえてきたのです。
側にいた方は、「こんな真冬に、駒鳥はいないでしょう」と言いました。
耳を澄ましていると、暖炉の中のかしの木が燃える時に、中に含まれていた空気が音を出していたのです。
パチパチという音が、まるで美しい駒鳥の歌声のように聞こえていたのです。
その時、スージーは、自分のような頑なで冷たく鈍感な者が美しい音色を出すためには、試練という燃える火で焼かれなくてはならなかったと気がついたのです。
神様が祈りの答えとして、教えてくださったのです。
それを「火の中の歌」として、文章にしました。
その後、彼女は、地方にいる貧しい牧師たちに、信仰書や新しい注解書を送る働きをするように導かれました。
自分の持っていたお金をそれに捧げると、助け手が与えられ、病の中でも長年続けることができたのです。



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