昨日のスーパーの恵方巻売り場はすごかったですね。
クリスマスのケーキ状態になっていました。
もともとは、大阪の方で、節分にのり巻きを縁起物として食べたところから始まったようですが、不安な時代なので、売れるのでしょう。
こんなもので、縁起がよくなるんだったら、それこそサタンが笑っていると思います。
のり巻きの上に、金箔で「恵」と書いてあるのもあり、太巻きの大気い物は１７００円くらいしていました。
徹夜祈祷会の帰りに、いつも駅のスーパーに行くと、半額セールになっています。
昨日は、のり巻きばかりでしたが、大好きな伊達巻に巻いたおすしのカットしたものが１パックあったので、これは宗教には関係ないと思ったら、若い男性に取られてしまいました。
売れませんようにと祈りながら、他所へ行き、帰って来ると男性が迷っているのを見つけました。
隣の彼女にどうしょうかと話しかけていたので、売れませんようにと隣で祈っていましたが、等々買われてしまいました。
残念でした。代わりにいつも買っている焼きそばを買ってきましたが、これもおいしかったです。
高橋是清と言う方は、本当にいろんな方に愛されているのだなーと伝記を読みながら感じています。
自伝の最初のところで序がありますが、その日付けが、昭和１１年１日になっています。
そして、亡くなったのが、その年の２月２６日でした。つまり、２．２６事件の時に暗殺されたわけです。
その前に、自伝を出されてことは本当に、良かったと思います。
どこに行っても、愛嬌がいいせいか、すぐに家族ぐるみの付き合いになってしまいます。
宣教師フルベッキの所にも、長く居候をしていた時代が、２回あります。
それから、アメリカに特許法を作るための視察に行った時、知り合った特許院書記長は、彼のことが気に入り、生まれたばかりの息子に
「コレキョタカハシ」と言う名前まで付けたのです。
成長した、コレキョタカハシ君は、名前が長いので、みんなから「コレ」と呼ばれたそうです。
それにしても、その太った小柄な日本人が、後に日銀の総裁や、大臣になるなんて、「コレ」はびっくりしたでしょうね。
人の人生とは、客観的にみると面白いものです。
最近、明治時代が舞台になっているまんがをいくつか読みました。
２５年以上前に、描かれた大和和紀さんの「横浜物語」「NY小町」です。
自分が持っているものと同じ資料を使っているなと思うところがいくつかありました。
もちろん、大和和紀さんのまんがは、実在の人物ではありませんが、ところどころに実在の人物がモデルになった人も出ていました。
次回作に、いろいろ学びになることもありましたが、それにしても、本当にすごい作品だと思いました。
いろんな方の作品を読むにつけ、自分は足元にも及ばないと、いつも感じてしまいます。
昔のまんがも、再びヒットしてきているのがいくつかあります。
作家で好きなのは、大和さんと木原敏江さんです。
良い作品は、いつまでも残って欲しいですね。
