
講壇の貴公子と呼ばれたスポルジョンの家系は、代々牧師でした。
中には、ジョン・バンヤンのように、純正な福音を語ったと言うので、投獄されていた方もいました。
スポルジョンは、父親は後に牧師になりますが、少年時代、スポルジョンは救いについて悩んでいました。
どうやったら、救われるか分からなかったからです。
その為、いろんな教会を転々としました。
ある時、雪が降ったので、予定した教会に行くことができませんでした。
代わりに、あまり評判のよくない近くの教会に行ったのです。
そこで、牧師が神を仰ぎ望めば救われると言う説教をした時、何かするのではなく、ただ神を仰ぎ望むだけで良いと言うことが分かったのです。
それ以来、スポルジョンは、罪人に対する救いの福音を語らない説教は、説教の目的を果たしていないと言いました。
こうして、16歳で説教をして、王侯貴族も含めた1万4000人の教会の牧師となったのです。