ランチ後に「寝覚めの床」まで降りてみた @ ねざめ亭

9月の4連休も、また車移動で実家経由のソーシャルディスタンス？な旅行。
「ソーシャルディスタンス」、来年の流行語大賞になるくらい、あんなことあったねーって言えるようになるといいけど。

もとい。

再び 木曽福島 の別荘へGO！

前回 行った時はお盆真っ只中だったから木曽福島といっても日中は暑かったけど、今は空気も秋めいていて、清々しいー！

その途中で、これまた再び 寝覚めの床 へ。
前回は、10なん年ぶりかに来たのに ねざめ亭 のテラスからサクッと見下ろすだけだったので、今回はランチも兼ねて、ゆっくりすることに。


今回初めて知ったのだけど、ペットOKのテラスは、ちゃんとリードを繋げられるフックがある。
わん子は、私たちがランチしてる間は、ここで待ってもらおう。
ごめんねー！



建物の中に入ると、目の前にレジカウンターがあるのだけど、なんか雰囲気の違う店員さんが、じーっとこっちみてる。

コロナの影響でビニールシートがあるから顔がよく見えないけど、変な客がいないか見張ってんのかな。

で、お土産場をぐるっと一周して戻ってきたら、まだじーっと見てる。
あまりに動かなさ過ぎでしょ。。。

って。

んんん…？！

もしかして、これ…人形？！？！？！

顔が見えないから横に回ってみると…

田中要次？！

まじかー！
本物の人間かと思ってたよ（笑）！

後々調べてみたら、要次さんって木曽町出身なんだとか。
入った時は真正面にビニールシートがあって顔がよくわからなかったけど、シートがなかったら、マジでビビるレベル。


さてさて、売店を物色した後はレストランへ。


けっこう広〜い！
テーブルの配置を見ると、窓側に向いてたり、机2つ繋げてたり…なるほど、ソーシャルディスタンスをちゃんと考えてらっしゃる。


テラス席で食べるのも気持ち良さそうだけど、日除けが欲しいかな・・・。



でも眺めはやっぱり絶景！

レストランで料理を頼まなくてもテラスには自由に出入りできます。


ランチメニューは、木曽らしいものがいっぱいだけど、洋食メニューもあるし、アラカルトも、こういう場所にしては豊富。


私は、ねざめ亭名物らしい数量限定の ねざめ亭ランチ。

この日は2種類から選べるので ハヤシライス をチョイス。
木曽に来ると、いつも蕎麦を食べちゃうから、たまには異色なものにしてみた。


おお！お米と煮込みソースが別々になってる。これは嬉しい。
お米の量が多そうなので、半分相方へパス（笑）。

お米の上にある野菜だけじゃなくて、煮込みソースの中にも玉ねぎやキノコがたっぷり。
温泉卵もいい感じ。
これはお米をパスしても食べ応えある。

お米は 長野県産こしひかり、お味噌汁は木曽福島で有名な 小池糀店の味噌 を使っているとのこと。
お味噌汁が旨い！


相方は 山賊焼ランチ 。鶏むね肉、好きだもんね〜。


ムスコは「どれにしようかな〜」と写真を見て決めている様子なのに、なぜか選んだのは カルボナーラ。

そして出てきたのを見て、「…え？！なんで白いの？！」
どうやら「カルボナーラ」が写真のトマトパスタだと思ったらしい（笑）。
これもお勉強お勉強、カルボナーラがどんなものか分かったことでしょう。

でも食べ始めたら、美味しい美味しい言っておりました。
パスタもけっこうボリューム満点で、半分以上はパパへパス。


そうそう、ここにあるテラスの端っこには すごい女子トイレ があるんですっ！


女性専用で1部屋しかないんだけど、中に入ると・・・


ババーン！！！
4面ガラス張りー！！！


いや、正確にいうと、角部屋の外に面した2面が全面ガラス張り。
で、テラスに面した2面が鏡になってる。


だからまるで宙に浮いてるかのようなトイレ。
「いやーん！外から見られちゃう！」という心配はご無用。
外に面したガラスはマジックミラーみたいな構造で、外からは見えないらしい。

いやー、用を足しながら、この絶景を見るって…すごい発想ー。
しかも寝覚めの床の岩にいる人たちが、アリンコみたいに小さく見える。
すんませんねー、こんな状態で見下ろしちゃって（笑）。


でもこの後、私たちも、その見下ろされる場所まで降りてみることに。

ねざめ亭の左側に「木曽美術館」という下に降りる入口があるので、そこから行ける。


美術館は基本的に閉館してるけど、イベントがあるときは開館するんだとか。
その美術館の入口を通り過ぎると、ものすっごい急勾配な階段…こ、ここを降りていくのね（汗）。



階段を降りてしばらくすると線路の下をくぐるトンネルがある。


くぐった先で、外国人の観光客がこっちを見てキャアキャア騒いでる。
何かと思ったら。


野生の猿がいるー！！線路の下の陸橋に5〜6匹は見えたかな。
「猿に注意」って看板はあったけど、まさか本当にいるとは。

さらに急勾配の坂を下って行くと 寝覚めの床美術公園 が。


池にあるオブジェは、浦島太郎の伝説にちなんで「時」を表すもの、すなわち日時計なんだそう。
これを横目にさらにグングン下へ。


急勾配だから10分も歩くだけで景色がみるみるうちに変わって来る。

わぁ〜！すごい迫力！
でも、だいぶ近くに迫ってきたと思っても、まだ岩の上にいる人たちが豆粒に見える。
どんだけデカイんだか。


だんだん砂利道はなくなり、ゴロゴロ転がっている岩を伝って行く。
その岩もだんだん大きくなってくる。

大人の足の長さなら一歩で渡れる岩も、小学一年生のムスコは厳しい。
しかも、この時はワンコ連れ…岩の高さが登れない…ワンコを抱っこしながら行くとバランスが崩れるから、こちらも危険。

ということで、これ以上先に進むのは危ないと判断してここまで。


それでも、すごいー！ここまで降りてきたの、初めて！


ちなみに、川に入って泳いでる外国人観光客がいましたよ…
いくら天気が良くても、木曽川の上流の水は冷たいだろうに…
ほんっと欧米人って肌感覚が日本人と違うわー。
ってか危ないわー！やめてー！


などと思いながら、しばらく景色を眺めて、マイナスイオンを浴びながら休憩。


そうです、休憩。
だって・・・

ふーーー・・・

こんだけ降りてきた分、今度は登らないといけないからねっ（涙）！

登りきったら、汗だく。
参考までに、子連れ＆わん子連れ、休憩時間を除いて、あの場所までの往復時間は、私たちの足で約20…30分？くらいでした。