何気なく回したチャンネルで、手が止まった。
何かわからないけど引き込まれてしまったのだ。
それは、手話で演じる物語。
人魚姫!
主役は一人、ナレーションや映像が時々入るが、
一人で物語を紡いていく…
Eテレの手話で楽しむみんなのテレビと言うのがあり、
「耳の聞こえない人が手話表現と一人芝居で演じる「おはなしのくに」
一度放送した番組に、後から手話を“つける”のではなく、
最初からセリフも演出も手話で考えて“つくる”ことに取り組んだもの。」
という説明があった。
世の中、コロナ禍に加え、ニュースと言えば悪いことばかり。
テレビを点ければどのチャンネルも判でで押したように同じ内容…
テレビって娯楽じゃなかったっけ…
本当、この手話劇を見て癒された。
主役の大石鮎美さんが素晴らしかった。
手話も一つの表現方法。
楽器を使っての音楽、体を使ってのダンス、そして指や手を使っての手話。
表現方法は多様だ。
コロナ禍の今、手話の美しさに触れるのもいいだろう。
色々な企画があるようなので、次が楽しみだ。
「手話をつけるのではなく、手話でつくる
映像として魅力的なものに
手話の美しさ、ろう者の演技に触れる機会に」
こんなコンセプトで作られているようだ。