墜ちていくリジェ。羽搏いても水面が遠のくと慄く彼の耳に、僕らは身投げしたんだよ～という京楽の声が。
とはいえ、確かにその気持ち解ると続ける京楽。
冷えた水面に身を投げれば、覚悟が凍てつく事もある、と。
でもそれはあんたの我儘であさましいにも程がある。
水の中、女の腕がゆらりとゆれて、京楽に絡みつくように伸びてきます。
誓った男のあさましさ、捨てて逝かぬは女の情け、そうじゃないかえ『総蔵佐』
久しぶりだね、と彼女を呼ぶ京楽さん。
The Theatre Suicide SCENE3
京楽の名前（ミドルネーム）を呼ぶ彼女は「お花」花天狂骨そのもの。
現れた彼女とまさに大人の雰囲気！で振舞う京楽。
なかなか意地悪な事を言うお花は、それでも自分は主の刀、好きも嫌いも呑みこんで共に散ろうと誓った仲だと告げます。
さて、そのやりとりはリジェには見えていないようで、死神の卍解ごときで自分を殺せると思うなと向かってきます。
刀を納め、その指先から白い糸？のようなものを引き出していく京楽。
まるで舞台で台詞を回していくように、淡々と語って行くのですが、もうまさに心中劇場ですね。
そう、この糸は未練の糸。そしてそれを断ち切らんとするは『〆の段』
糸切鋏血染喉（いときりはさみちぞめののどぶえ）
見開きドン！ここに背景があったら野暮ってヤツです。だから背景白いとか言わないで～
リジェの首が斬れ、光源が膨らんだかと思うと破裂します。
首を飛ばされ水底に沈んでいくリジェを見送る京楽もまた、血を吐き倒れます。
と、そこに添えられるお花の手。
お花の膝枕に喜ぶ京楽ですが、ただじゃないよと目つぶしをするお花。避ける京楽は、もうコッチしか目が無いんだからやめてよと傾きます。
わっちと揃いになるとはの、
刀と死神は異なものよ。とさっきまで共にと言ってたお花のツンがさく裂。
が、何にしろ勝ってなによりと、ちょっとデレが入ります。
珍しく素直？なお花に京楽が何かを言おうとしたその時、京楽の体を射抜く閃光が！
放ったのは、沈んでいったはずのリジェ。ホログラムのように自分の頭を投影しながらもなかなか怒っていらしゃるようです。
気を抜いた所でやられたよ！といういつものパターンに落ちて行った京楽さん。
煽り文句も「どんでん返して、幕、近し！」とありますが、そろそろ決着がつくのでしょうか？
もうリジェさんの元の姿の欠片もない……あくまで滅却師なんだから、もうちっと人っぽくいけないかなあ。あ、神でしたね(笑)
で、次回。
アニメ版の花天狂骨『大刀』の方がまんま逆輸入！こうなったら『脇差』ちゃんも出てくるのかしらん。
久保センセーが全くノータッチという訳ではないアニメ版ですが、確かキャラデザはアニメのキャラデザやった工藤さんだったかと。
最近は劇場版で出た叫谷といい、アニメとの垣根を越えてきているので、先生がまとめて風呂敷畳みにきているような気がしてなりません。
まあ、ビジュアル的にはアニメ既出だし、変わったら変わったで『二番煎じ』な香りがするので、これはこれでOKだと思います。
アニメに比べると久保センセーのお花ちゃんはちょっと幼い？リルカちゃんのオトナ版って感じですかね。
しかしおっぱいデカいのは変わりません(笑)
京楽さん膝枕してもらってるけど、絶対お花の顔見えてない。二つの山で見えてない。
あんだけ打たれて京楽さんの体が心配です。なんといっても心中劇場ですし。
がしかし、もし京楽さんが死んじゃったら体に入れた藍染さんの鍵がどうなるのか。まさかの藍染さん大解放？
不吉な予感がぬぐえません。 まあ、藍染さん出て来たらそれはそれで面白いけど！
アニメキャラの登場には驚きました。アニメを見ていないので、再放送を待つかDVDか、とソワソワしております。
「刀と死神は異なもの」は、ツンデレも美味しいですし、男女の仲(縁は異なもの味なもの)の文字でもあって、イメージが深くて素敵ですね。
京楽さん、頑張って生き延びてほしいです…。
夜分に失礼致しました。
同じビジュアルですが、こっちのお花ちゃんの方がじゃじゃ馬っぽくて好きです。
お花ちゃんと京楽さんのやりとりは、すかしたり宥めたりとアダルティ～な感じはともかく、確かにいろんな意味でとらえたりと深イイ！ですね。
とはいえ、まさに今は心中劇場の真っ只中、総隊長という役もあるだけに、京楽さんには無事でいてほしいものですね。
何はともあれ、次回も楽しみです。
アニメ、他にも斬魄刀キャラが出たりと楽しいですよ！ぜひぜひ～