無惨との戦い、つまりはラスボス戦なんですよね。いろんな所でジャンプらしく(悪しき慣習)続くんじゃないかと考察されておりますが、私はワニ先生はきっちりお話を畳んでタンスにしまうと思ってます。そういう所はすごく「強い」方だと思ってます。(個人の見解による)
191話 どちらが鬼か
扉のあおりといい、炭治郎っていろいろ「受け継いで」いる子だと思います。そもそも鬼滅の話が受けて、繋いで、行く。話ですもんね。
兪史郎がちゃんといた!村田さん優しいなあ。そしてついに目覚めた炭治郎。
魘夢戦の時のように炭治郎目線で覚醒するかと思いきや、やけにあっさりと(笑)でも、多分ここに至る話は後で語られると思ってたのですが、次号語られましたね。安心安パイ
無惨を倒せる!?と思えてきそうな展開。透き通る世界で無惨の正体とそのカラクリを見る事もできたし、これで行けば……と思っていたのですが、
ドンの一押しで皆が吹っ飛んでしまうとは……来た絶望。カナヲがピンチ!
と、やってきたのは炭治郎。こんなに主役ばりで出てくるジャンプヒーロー久しぶりで鳥肌。でもその姿は鬼が鬼呼ばわりするぐらいなものだとは。
それでも、炭治郎の瞳な澄んでいて、びっくりするぐらい穏やかで。終わらせよう、なんてバトル漫画の常套句なんだろうけど、安定感抜群すよ。次号ワクワク!
192話 廻る縁
めぐるって、巡るじゃないんですよ。回って戻る、んですよ。
なるほど、技の型の正解を見せてもらえたのですね、すやこさんグッジョブです。神楽になれるぐらいに美しい……是非ともアニメでみたいですね。
耳飾りも、ヒノカミ神楽も、これで炭治郎のご先祖の繋いできたいろんな物が解明された訳ですが、ジャンプヒーローにありがちな、実はすごい血(血縁)の持ち主だった~とかじゃなくて良かった。もし、そんな後付け設定で炭治郎が強くなってたりしたら、ここまで鬼滅を好きになれなかったと思う。
ついでに言うと、縁壱さんから言い出した「約束」じゃないんですよ。縁壱さんそんな事一言も頼んでない。でも、そんな縁壱さんの気持ちを汲んであげたんですよね炭吉さん。
押しつけでない、人の縁が生んだ約束。ちゃんと炭治郎は継いでますよ、ありがとうワニ先生!
縁壱さんの名前も、縁のはじめって事なんですかね。それにしてもカラーでみたら吸い込まれそうですこの笑顔!(兄上にも笑ってあげてほしかった……)
そしてさらに明かされた日の呼吸の神髄。13番目の呼吸とはつまり12の技の円環によるもの。これ、矢印鬼の時に炭治郎やってますよね、順番はバラバラだし水の呼吸だったけど。
こういう所にもちゃんと「繋ぐ」を入れちゃうあたり、新必殺技とかが出ないド派手な演出よりじわじわきます。うんうん、ありがとうワニ先生!
しかも、ちゃんと大変で地獄のような時間だろうと炭治郎が解ってるのも良い。覚悟が違うんですよね……
前号、岩のオッサンが脳と心臓合わせて一度に12個壊せばと言ってたんですよね。そう、12個壊し続ける。それこそ夜明けまで延々と。
自分は縁壱さんや父のような才覚がない、命が夜明けまで持つかも解らない。でも、炭治郎はやっぱり折れないんです。心を燃やして、がんばれ!と言いたい(けど燃え尽きないでと地団駄を踏む)
次号は巻頭カラー!めっちゃ楽しみ!でも不安!