BLEACH (WJ) 459 まってた・・・（感涙）

まあ、嬉しくてしょうがないけどさ、一応大人だから自重……

できるか！！



暗雲立ち込める中、石田の目に映るのは心にまで届く凶刃に膝を付く一護の姿。
それを見つめる石田の胸に去来するのは、あの日の出来事でした。

あの日、怪しい人物（月島）を追う石田は、実の所銀城に斬られていた訳で。
月島の手にかけられなかったのは、銀城のちょっとした『遊び』
石田に『挟まない』事で、一護がその違和感に気が付けば活路が見出せるという訳だったのですが・・・

石田クンが『僕を斬ったのは二人組で、一人は～』とキチンと情報開示をしていれば良かったんじゃないですかい！？
一護も同じですが、ブリチの皆さんは得てして『大事な事は仕舞っておく』傾向がありますよね。
（いらん時にはべらべら喋るのに・・・）
自分の胸にしまっておくのは恐らく相手（自分以外の誰か）に負担をかけまい、迷惑かけまい、自分で解決出来る＆しなくちゃいけない、という気持ちがあっての事でしょうけど、
人は一人じゃない理由は、そんな不利不都合も皆で乗り越えていこうって事じゃないのかと。
頑張るのはいいけど、それが返って仇になる。

閑話休題。

月島の能力を使って、月島を『敵』だと挟み込まれた銀城、一番一護に近づくからそうしたというのは銀城の談ですが、演技が下手だったから　と月島に突っ込まれております。
なんだこの仲良しサン・・・
ちなみに二度斬られて元に戻った銀城は、一護の事を『黒崎』と呼んでいたと。
・・・挟まれてて正解（笑）

と、銀城の刀が、一護の力を吸い込みます。呆然としたままの一護。取り落とした代行証の音だけが虚しく響きます。

『俺のフルブリングが－』
コンクリに堕ちたのは一護の涙と降り始めた・・・雨。
力を失って、取り戻したくてもどうすれば良いのか解らないままに時を過ごし、無力な自分に耐え、漸く見つけた取り戻す方法に縋り、護りたいという一心で新しい力を得た。

のに。

大声で泣き叫ぶ一護。

そんな一護にもう用済みで、会う事はないだろうと吐き捨てる銀城。
返せという一護の言葉に、俺が取り戻させてやった力を俺が貰って何が悪いと素気無く切る銀城は、命はとらなかったのだから礼ぐらい言えと去っていきます。

追い縋るように銀城の名を叫ぶ一護。
と、
バサリと何かが翻ったかと思うと、一護は背後から刺されてしまいます。
驚く一護が背後に見たのは、一心と浦原の姿。（ともやもやした何かｗ）
どうやら先ほどの翻った布は浦原謹製の例の姿を消す外套のよう。
突然の出来事に、一護は確かめるように己の胸を貫く刃に手をあてぎゅっと握り締めます。
そしてその刃の感触に現実だと認めた一護。

「そうか……そうかよ……親父たちまで……そうなのかよ」
吹けば消えるような一護の言葉に、一心が冷静に言葉を返します。
馬鹿野郎、俺じゃねえよ　と。
もう見えている筈だという一心の言葉に、一護は大きく目を見開きます。

そう、もう一護には見えていたのです。
それは、あの始まりの日の時のように、自分の胸の中心に刃を突き立てる……ルキアの姿。
何も言わずとも、ルキアの目は『大丈夫だ』と一護を励ましているかのようです。

「……ルキア。」
一心の問いの答えのようにかの死神の名を呼んだ時、刺し貫いた刃が光を放ちます。
次の瞬間には、爆音と閃光が。
それに驚き立ち止まる銀城と月島。
その二人が振り向き見たものは……

あの始まりの日の時のように、身の丈ほどの大刀を肩に担ぎ、黒い衣に身を包んだ一護の姿でした。

『Death&Strawberry2』

斯くて刃は降り下ろされる……！で、かっこよく次号



おかえり～ルキアさん！
やはりあのおみ足の正体は彼女だった訳ですが、ルキアさんも随分リニューアルされてました。
注目すべきは左腕の副官証。十三番隊ですが、海燕の後を担った訳ですね。
っていうか大抜擢じゃないですか？
まあ、技量は充分に席官クラスと言われていましたが、心を預けられた当人ですから、草葉の陰から海燕殿も笑っている事でしょう。
ちなみに・・・隊長はあの吐血隊長には違いないでしょうから、大変そうですね・・・
まあ、三席は変わらずあのお二人だと思うので、ルキアさんもちょっとは荷が軽いかと。
それにしても・・・流石にあれだけの活躍をされては、兄様は昇進を阻止できなかったと見える（笑）
が、そんな兄様とお揃いの手甲を着けている辺り、兄様はルキアの副隊長昇進を快く送り出したのかも。（きっとアレは兄様からの贈り物に違いないから！）
そして、その贈り物を見せたいのでしょうか、死覇装の袖が結構短めです（というか、左がたくし上がっているような感じ？）
そして、もう一つ。
犬吊時代から変わらなかった『髪形』が変わっております。
あの、ピョーンとした部分が無い。前髪は健在ですが。
彼女にしては？と思うような切りっぱなしのザンバラ・ボブ。まあ、これについてはちょこっと考える所があったり。

あ・・・夏コミでニュースタイルなルキアさん・・・居ると良いんだけどなあ・・・（見られないけど）

一方の一護クンもちょこっとリニューアル。
もみあげ・・・じゃなくって（笑）、斬月も大きさは変わりませんが、ちょっと刃の形状と柄と柄から伸びる鎖がつきました。半分天鎖？
死覇装は普通ですが、その下にはフルブリングの名残のようなバッテンマークというか装飾がついちゃってたり。
うん、やっぱり一護にはコッチ（死覇装）が似合いますな。
（まあ、衣装的に言えば、持って行ってくれてありがとう銀城サン！って感じですかねｗｗ）


しかし・・・あんだけデレデレに泣いて溶けてた子が、あの子に再会しただけでコレですから。
（この一文には大きく端折った部分がありますが、ワタシとしてはコレでOKなんですｗ）
やっぱり一護クンはルキアさんに尻に敷かれ　導かれるのがお約束なんですかね。

が、うかれ気分はともかく。
一護クンも、前述の石田クンと同じですよね。早い話が・・・
何故自分の父親や、師匠とまで言っていた人物を信じて、何も『言わなかった』んだろうねえ・・・
そんなだから、得体の知れない、ラーメン片手にドヤ顔のオッサンにつけこまれるんだよ。
大体・・・自分の服の柄まで詳細に知ってるヤツなんだよ？
まあ、まだまだ一護も皆も子供ねって事か。

それにしても、10周年と原宿卍解祭、お盆の合併号・・・してやられたなあ・・・
きっと師匠は順位とかホント全く気にしてなかったんだろうなあ・・・
と思うと藍染様の掌で転がりまくっている気分ですわ。


ちなみに・・・銀城以外のフルブリンガーメンバーは、アレ全部『演技』なんだね。
あのリルカさんの物憂げなシーンは・・・後悔？って事？
というか、あの一護に一目ぼれ的展開は・・・どう収拾するんだろうか。
今後のブリチがコメディ少な目でもラブい展開を挟んでくるとしたら・・・ちょっと切ないフラグかも。