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光が丘美術館でのコンサート

2010年08月07日 | コンサート

私は山登りを趣味としていますが、時々山の上から見る景色に圧倒されることがありました。

例えば、北アルプスの尾根の上に立って、岐阜側から長野側に雲が尾根を越えて流れる様子とか、冬山で頂上に立った時、下の方に雲海が広がり、自分のあたり一面は雪景色と晴天だったりとか(つまり雲の上にいる)、時々『ドキッ』とするほど美しい景色に遭遇することがあります。

人はその時に『なんて美しいのだ』と感動し心躍るわけです。

今日読んでいた本に、「自然の美しさからエネルギーをもらう」話が出ていたので、『ああ、なるほどね』と思ったのです。

その本には「美に対する認識は一種のバロメーターであって、私達が実際どこまでエネルギーを認識できるかを示している」ともありました。

つまり、美しいものは何であれ、そこからエネルギーを放出しているということなのです。

私達が美しいと感じることは、そのエネルギーを感じ取ることだと云うことでしょうか。

ここのところを読んでいて、私は次回のサプライズコンサート【美術館で聴くコンサート】のことを思い浮かべました。

『そうだよ、これだったんだ!』

私たちが目指したサプライズとは、「エネルギーをもらう歓び」だったんだと改めて認識したのです。
言葉で説明するのが難しかったのですが、すっと簡単に納得できました。

光が丘美術館でやる意味は 

→ 美しい絵を沢山観てエネルギーを貰えること 

→ 絵に囲まれて美しい音楽を聴けること 

→ そのピアノはべーゼンドルファーが心をこめて制作した世界に12台しかないピアノであること 

→ そのピアノの演奏を演奏者が弾ける歓びを持って心をこめて弾くこと

つまり、これはエネルギーのもらえる回数x3以上になると云うことです!

私が説明していた、「絵を観て、音楽を聴いて、その場の雰囲気を楽しんで、(望めば食もあり)五感を刺激して歓びをもらって欲しい」とはエネルギーをもらう歓びだったのです。

なんかこの本がすっきりと解明してくれたようで、嬉しくなりました。

実は先日、このサプライズコンサートのチラシをご覧になった方から、「美術館とピアノと女流画伯のことばかりが先に来て、演奏者を一番先に出していないのはけしからん」とご注意を受けました。

私もちょっと気がひけてはいたのですが、実際、今回のコンサートの【売り】は美術館なのです!
大きな絵に囲まれた中で聴くコンサートの歓びなのです!

もちろんピアノも特殊なピアノなので、その次の【売り】でした。

だからと言って、演奏者がどうでもいいわけではありません。

彼らはまだ有名ではありませんが、音楽の素質を十分に持っていらっしゃる演奏者です。
だからお願いしたのです。

あるピアニストの方に聞けば、「べーゼンドルファーは弾きこなすのが難しい」と。

また別の音楽家の方が「3人弾いて、本当に弾けていたのは1人だった」などと話されているのを聞いて、『え~、どうしましょうか?』『今度、山形君、だいじょうぶかなぁ~』と心配になりました。

すると先程の音楽家の方が、『大丈夫、彼は心からべーゼンドルファーを弾きたがっているのだから、その歓びだけで十分じゃない』と仰って下さって、『そうだ、そのとおり!』とほっとしたのです。

彼はべーゼンドルファーのピアノを弾くことにもの凄く「歓び」を感じてくれています。なので曲目もあえてべーゼンドルファーなのでウィーンに関係のある曲を持ってきました。

当日は、絵とピアノと彼の『歓び』とのコラボした演奏を十分お聴きくださいませ。

自分を高めるだけのエネルギー(パワー)をきっともらえることと思います。

サプライズコンサートについてはこちら

 

 


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