1月4日の朝日新聞の天声人語に面白い話が載っていたのでご紹介します。
『同じことを見聞きしても、人によってまるで違うとらえ方をする。そんな愉快な作り話がある。
ある企業が発展途上の地に靴の輸出を計画し、市場調査の為に社員2人を派遣した。
1人は「まったく見込みがありません。住民はだれも靴を履きません」と報告してきた。
もう1人はこう言って来た。「無限の見込みがあります。住民はまだ誰も靴をもっていません」
2人が部下ならあなたはどちらを買うだろう』
『市場調査に冷徹な分析は欠かせない。しかし、後者の悪く言えば脳天気、良く言えば前向き思考は捨てがたい』と締められていた。
最近、世の中で「マイナス思考ではなく、プラス思考を」と云うようなことがおおっぴらに言われるようになってきたと思うのは私だけでしょうか。
この数年でぐぐっと増えました。
もちろん、プラス思考万々歳ですが・・・。
前にも言われたことがあります。 コの字に座った3人の前にある物が置いてあったとしましょう。
正面にいる私にはその物の正面しか見えません。
でも私の左右にいる人にはそれぞれの側面からしかその物は見えていないと。
座る位置が変われば見えるものも、見方も変わると。
何かが起こって「もう最悪!」と思っても、違う方向から見たら「良かったじゃない!」となるかもしれません。
昨年母が転んで大腿骨を骨折、手術を受けました。その時は「なんで、80歳近くで手術を・・・トホホ」と思ったものの、結果、ついでに長年煩っていた膝の人工関節の手術も受けることになり、2つの手術を経て今ではスタスタと痛みも無く歩けるようになりました。
骨折していなければ、手術は嫌だと逃げていて、きっと車いす生活になっていたことでしょう。
「吉」とでるか、「凶」とでるかは、その結果はつまり自分しだい。
今年も「吉」を増やしましょう!
その楽天的が良いのよねぇ~!
オプティミスト大好き!