フィリピンの田舎暮らしは

フィリピンに住みつき15年
目にした事や身を持って体験した事を
このブログを通して皆さんに伝えたいと思って居ます。

フィリピンの田舎暮らしはこんな挑戦も

2014年10月29日 12時38分02秒 | 日記
フィリピン田舎暮らしでは都会のマニラの様に行きません。
全てに渡り不自由なのです。
特に食べ物では日本の食べ物を食する事は日本から持ち込む以外は手に入りません。

そんな不便な生活にも慣れこんな片田舎に10年住み付いて居ます。
今回はこんな不便な場所なのでこんな食べ物にトライして見ました。


BAO-MINATAMIS ・・・・・・こんな名前の砂糖の塊まりを使って見ました。
サトウキビ(Tuboタガログ語)(Sugarcane英語)で作ったBAO-MINATAMISです。
サトウキビから搾ったエキスは純度100%の糖度を持って居ます。
それを煮詰めて砂糖の塊にしたものですから味も甘さの中にまろやかさも含んで居ます。



写真はサトウキビから作ったBAO-MINATAMISです。



写真はBAO-MINATAMISを溶かし煮詰めた物です。



写真はBAO-MINATAMISを煮詰めた処に木の実(PILI)を入れ煮詰めた様子です。
PILIはフィリピンの木の実の名前でナッツ又はクルミの味をしています。
日本のカヤの実サイズの大きさです。



写真は、PILIの実をBAO-MINATAMISで煮込んだ仕上がった物です。
味は甘さ100%のお汁粉見たいな感じですがこの味は日本には有りません。

次に挑戦した食べ物は地元のLCCのスーパーでHoney Beansと言う豆を使った
餡作りをして見ました。
Honey Beansは大きさはうずら豆の半分 小豆の倍程度の豆です。
色は少し小豆に似た感じです。



写真はHoney Beansと言う豆です。


調理は約1日水に浸し物を1時間15分程煮たて最後に柔らかく成った頃に砂糖を入れ餡の甘さに仕上げました。
豆は小豆より煮込んでも少し硬さが残るのですり鉢で少し捏ねて程よい柔らかさに仕上げました。
味と舌触りは和菓子のキンツバにそっくりです。
まぁー、フィリピンの原種に近い豆なので小豆の様には行きませんが出来具合は80点と言う処です。



写真はHoney Beansで作った餡子です。

何しても日本では調理をした事の無いものですから発想と挑戦のみが食べ物作りに成ります。
何も無いフィリピンの田舎暮らしこんな挑戦が生きがいの一つなんですね。
この他にはパパイアで作ったジャムやジャックフルーツでのミルクミックスシェークなど結構行ける
果物の調理も有ります。
如何でしょうか!!

何も無いフィリピン田舎暮らし何でも出来る事は挑戦・・・それが此処の暮らしには必要なのです。


フィリピンの豆で餡(あん)作りにトライ

2014年10月25日 05時06分14秒 | 日記
フィリピンの田舎暮らしでは日本の食材を町で手に入れる
事はまず不可能です。
食べたくてもマーケットでは売って無いのです。

今回はHoney Beansと言う豆を見つけました。
この豆は日本のうずら豆の半分位の大きさで色は小豆に似ていますが
大きさは小豆の2倍ほどの大きさです。



この豆を使って餡作りにチャレンジして見ました。

最初に1日水に浸して置きました。
次に、良く水洗いした後に1時間チョット煮込み豆が柔らかく成ったの
を確認し砂糖を入れ15分ばかり煮込みました。

フィリピンの野菜は総体的に皮が硬く日本の野菜の様には行きません。
この豆もご他聞にもれず時間を掛けて煮込んでも少し硬さが残ります。

そこですり鉢で良く潰し柔らかく仕込みました。



味と食感は和菓子のキンツバにそっくりで自分なりに納得出来る仕上がり
に成りました。

勿論、日本ではキッチンに入る事は無かった素人の私ですが食べたかったら
料理しろの無手勝流でトライ致しました。

ファミレス・マックは人気なのだぁー!!

2014年10月22日 08時10分46秒 | 日記
フィリピンの我が田舎街にマクドナルドがオープンした。

生活水準の低い地方にには中々レストランは根ずかない。

フィリピンはマニラの都会を外したら日雇いの日当は150~350ペソ
位(日本円で360円~850円)が限度です。

そんな田舎なので貧しい子供達にはレストランでの食事は先ず無理なのです。

我が妻の身内もご他聞にもれず貧乏な子供達ばかりです。

今回は学校が臨時休校だったのでそんな子供達を集めマックで食事を奢って
上げました。

日本人の感覚ではマックで食べると成ればハンバーガーと成りますが此処、
フィリピンではチキンとライスが彼らの大好物なのです。

貧乏な子供達には最高なご馳走に成ります。



地元のLCCのレストランに変わり今月の18日にオープンしたマクドナルドです。



レジーは平日なのにこの混み具合です。



我が奥さんに纏めて買って貰いました。



この子供達は奥さんの身内の子供達で小学校ばかりの子供を10人ほど集めました。



こんな食事会は彼らの生活レベルでは無理なのです。



みんな楽しいそうですね。



将来、モデルに成りたい小学校5年生の女の子です。



こんな老いぼれも写真の端っこに顔を出させて貰いました。


この日の食事は食後のアイスクリームを含2.000ペソを使いました。
日本円で約5千円と言う処でしょうか。

何しても、フィリピンに住んでビックリした事は南国の果物・バナナやマンゴなどが子供達の
口に簡単に入らない無いのです。

貧乏な子供達にはお菓子を満足に買うお金も無いのです。

フィリピン共和国は一部の特権階級や富豪が仕切る封建国家なのですね。
汚職や収賄が国家機関の中で公然と行われ逮捕されても時が有耶無耶にしてしまいます。

今年は邦人の殺人事件で7人の日本人が殺されています。
銃や麻薬の取り締まりの緩い国、日本の様な治安の確立された国では有りません。

観光目的でも一人歩きやガイドの無いショッピンは彼らの標的に成ります。
此処は、フィリピンと言う他国なのですね。

慣れもから来る奢りも絶対通用しない国とご理解下さい。




Duyanでのんびりと昼寝でも

2014年10月12日 11時04分25秒 | 日記
台風19号の影響で先週はお天気が良く有りませんでした。

まぁー、台風の生産地に直結した当地 12月までは台風から目を離せません。

今日は、久し振りに青空に成ってくれました。

虫干しでもと・・・・・ハッモッグをパレンケで買って来ました。

木陰で爽やかな風を受けて昼寝をとセットしましたが日射しに邪魔され

午後の昼寝と成りました。

海辺に近い我が家は爽やかな風が吹き抜けます。

此れも、マニラから遠く離れた田舎成れどの息抜きです。










このハッモッグ・・・・タガログ語でDuyanと言います。

昨日、パレンケで330ペソ/日本円で800円ほどで買いました。


ロット・ドベールの子犬達との別れ

2014年10月10日 05時18分17秒 | 日記
フィリピンは泥棒天国です。
そんな訳で我が家には番犬を飼って居ます。

2009年にこの土地に家を建て5年が経ちましたが・・・・・・!!

2011年には2匹の番犬が居ましたが泥棒に入られて仕舞いました。

我が敷地はハイウェーに面した土地ですが変則的な土地なのでゲートから一番奥まで55mほどの奥行きが有ります。

そんな敷地ですから番犬は防備の為にハイウエーに面した入り口近くに繋いで居ました。

泥棒は入念な下調べでした様で犬から遠く離れた裏の塀を乗り越え侵入しました。

被害はパソコンを3台と携帯電話と貴金属・デジカメなど目にした金目は全て盗んで行きました。

フィリピンの泥棒は時には殺人まで犯すそんな人達なので殺されなくて良かったと言うPOLICEからの注意でした。

そんなアドバイスも有って・ロットワイラー♀犬1匹とドーベルマン♀犬1匹の他に雑種犬♀犬2匹を急遽増やしました。

番犬は♀犬ばかりなので将来の事も考え2012年には♂のロットワイラーを増やしました。

そんな甲斐が有って2012年にはロットワイラーの♀に子犬を授かりました。
しかし、初産も重なり9匹生まれた子犬でしたが母親の飼育放棄で8匹を死なして仕舞いました。
勿論、一匹残った子犬は人工飼育で何とか育て上げました。

今年の3月にはドーベルマンの♀犬に子犬が授かりました。
勿論、相手は2012年に子犬から育てたロットワイラーの♂犬との交尾により10匹の子犬が生まれました。



今回はそんな子犬達の飼育と取り上げ寄稿をさせて頂きました。




写真はドーベルマンのメス犬で今年の3月にロットワイラーとの交尾で子犬が10匹生まれました。

初産でしたが乳房の数より多い子犬達・・・どー育てるのかと思いましたが・・・・!!



写真は生まれて半月が経過した子犬です。
親は子犬の大きさや体の小さい子犬を分けてお乳を上げて居ました。
子犬達は乳にぶら下がれるのは4匹~5匹が限度お腹が空いた動きの良い準から乳を呑んでいました。
親も初産の割りに凄く子犬の面倒見が良くビックリする程でした。



子犬への離乳食は歯が出始める生後4週間位からドックフードを柔らかくし人工ミルクなどを混ぜ与え始めました。

犬小屋が小さく成ったのでクボを臨時の子犬達の飼育小屋にあてがいました。
勿論、糞やオシッコなど汚物の洗い流しが出来るコンクリートの床でした。



写真は生後1ヶ月を過ぎた当たりですが外に出られない様にベニヤ板で臨時の囲いを造りました。
此れも、時間の問題で乗り越えて出て来る様に成りました。



写真は子犬達へ食事を与えた様子ですが中華風の平なステンレスの容器を使用し9匹が同時に食べられる様に2皿用意して上げました。
子犬達は生後1ヶ月半を過ぎた当たりです。



写真はそろそろ親と分かれる生後2ヶ月頃の物で親は子犬達から乳をせがまれるとこの通り母親なのですね。
歯も出揃い乳を噛まれて痛いのを我慢して与えて居ます。



大きく育った子犬達の最後の兄弟や姉妹との砂遊びです。
早々、言い忘れましたが1匹の子犬は生後1ヶ月に成る前に死んで仕舞いました。
多分、窒息死なのかと思います。
こんな訳で残ったのはメスの子犬が6匹とオスの子犬が3匹です。



真夏の暑い当地、子犬達は冷たい地べたを見つけながら昼寝をしています。
この写真は生後2ヶ月半のものです。
翌日にメスの子犬が3匹手元から離れて行きました。
本当に飼い主は辛いです。
私の追いでの追いでの声に9匹が走って来ては足にじゃれ付く可愛い盛りです。
本当に寂しい別れが遣って来ました。

それから、1匹去り・又 1匹去りと6匹の子犬が居なく成りました。



この写真の子犬は日本の友人に上げると言う事で残した1匹のオス犬です。
残念な事にその友人は奥様の実家では犬を粗末に扱うと言って断って来ました。
本当に、子犬は生後6ヶ月に成るまでに予防注射や飼育でお金が掛かって居ます。

ただで上げる約束をしても後で断られると売れる子犬を台無しにしてしまいます。
今は、今月で生後7ヶ月・・・しっかり番犬に育ってくれて居ます。



この写真の子犬はメスなのですが義姉の長男坊が欲しいと言うので生後3ヶ月前に上げたのですが
エサも満足に上げられ無いのかやせ細って私に戻して来ました。
本当に子犬を上げるのも考えものとつくづく考えさせられました。



写真の子犬は一番兄弟・姉妹の中で一番身体が小さく・食も細い子犬でした。
今では母犬に似て気が強く頑固なドーベルマン気質を持った犬に何りました。
体も大きくなり番犬には打って付けの性格を持ち合わせ今では手放す気は有りません。

9匹居た子犬達も手元に残ったのはこの3頭です。



この犬はオスのロットワイラーで我家で生まれた子犬達の父親なんですね。
泥棒に入られた場所近くに配置しています。
配置したヶ所からはゲートまでは良く見え二重の防備に成っています。
今では高い塀の要所に8匹の番犬を配置しています。
勿論、一番私に懐いた賢いロットワイラーをフリーにしています。

万が一塀を乗り越えて入った来た泥棒さんには悪いのですが大怪我は間違い無いと思って居ます。

如何でしょうか・・・・1ヶ月のエサ代も日本円で2万円は掛かりますが愛犬との暮らしはお金
では換えられない心の寄りどこが有ります。

毎日の犬達の世話は大変ですがフィリピンの田舎暮らしは犬と共に有る様なものです。



月下美人の花は夜開く

2014年10月08日 11時15分31秒 | 日記
懐かしい歌に井上ひろしのヒット曲、雨に咲く花と言う歌が有りました。

昨日は、この歌に併せるかの様に花は夜開くの月下美人が咲きました。





友人に貰った苗木でしたが枯らさずに4年近く掛かりましたが今年に成り3回ほど咲き誇りました。


夕方から蕾が膨らみ午後8時過ぎから徐々に花が開き始めました。

気品の有る花は私の大好きな花で日本に住んでいる時はこの月下美人を趣味の園芸で育てて居ました。

朝、蕾の膨らんだ鉢を玄関に置きますと帰宅する頃に花が咲き誇り玄関一杯にこの花の香りが漂って居ました。


今は、そんな懐かしい想い出は遠くに行って仕舞いましたが。

昨夜は久し振りにそんな想い出の花の香りを楽しみました。




種から育てたマンコが漸く実を付けたよ。

2014年10月07日 14時07分30秒 | 日記
2006年に購入した我が家の土地は
購入後何度かの水害に遭って居ます。

マヨンボルキーノ活火山の沢筋に当たる我が土地は
直ぐ脇に山麓を源にした清流が流れて居ます。

そんな訳で台風や集中豪雨などで被害に遭いました。
勿論、現在は土地は道路より一段高い石塁を構築し2度と
被害に遭わない様に工夫を施して有ります。

こんな我が土地ですが2008年の災害の後の土地埋め立て工事から着手しています。
埋め立ては石と砂ばかりの川砂で埋め立てて居ます。



2008年の埋め立てはこんな状態でした。



埋め立てから3ヶ月程して庭に草木を育てるために庭土を入れました。
4tトラックで50~60台分位入れたでしょうか。



こんな感じに庭土を入れたヶ所に草木を植え・・・・1年間ほど土地を寝かしました。

それから6年程経った今では砂と石ころばかりだった庭はこんなに緑が生い茂る庭に成りました。
全て、自らの手で植えた苗木や挿し木からこんなに成りました。




南国は太陽とそれを補う雨そして土地が有れば何とか果樹や草花を育てる事が出来ます。

桃栗3年柿8年・・・・私の食べたマンゴの種を埋め6年の月日が経ったらマンゴの木に実が生りました。

如何でしょう。

今は6mの高さに育ったイエローマンゴです。





漸く、種から育てて6年目でこんな風に実を付けました。

南国は素人でも簡単に果物を育てる事が出来ます。

土地を埋め立てから3年位でバナナ・パパイア・パイナップル・そして4年目にハジャックフルーツ・グヤバノ・

グアバ・そして6年目には椰子の実とマンゴが実を付けてくれました。

台風のメッカの我土地は1年に数回の台風の被害に遭います。

しかし、此れも自然の摂理と思い自然と向かい合って生きて居ます。

今年の7月に当地を襲った台風で庭木は可なり倒木に遭いました。

こんなスッキリした庭に台風に寄っては変化してしまいます。



大雨や芝が水を含んで居ると車を動かせません。
そんな訳で今年は車脱出用にゲートまでコンクリートで道を造りました。



我が庭はジェラシックパーク内なのだ!!

2014年10月04日 11時19分27秒 | 日記
朝の日の出と共にお山はこんな色に変化します。

創世紀に活動していた若い活火山ですね。
今にも噴火しそうな雰囲気を漂わせています。



我が庭から眺められるお山はマヨンボルキーノ活火山(2452m)でフィリピンでは
今、火山警報レベル3が出て注目を浴びて居ます。



我庭にはジエラシックパークの様な雰囲気を漂わせるお山に併せこんな爬虫類が
住みついて居ます。

詳しい名前は知りませんが大トカゲと言う爬虫類なんですね。





攻撃的な習性は恐竜か闊歩していた創世紀時代の名残なのでしょうか。

我が庭にはこんな爬虫類も住んで居ます。





此れは、フィリピンではトッコと呼ばれて居ます。
インターナショナルのオークションでは17億円の値段が付いたそうです。
フィリピンからの持ち出しは出来ませんがマニアの間では相当の価格が付いて
仕舞うでしょう。
このトッコは夕方から朝方まで鳴きます。
トッコー・トッコーとかん高い声で鳴きますが連続7回の鳴き声を聞くと
幸せが訪れるとの噂も有ります。

我家のトッコは母屋の前のマリア様の御堂の付近に1匹と物置小屋に1匹住んで
居ますが幸運が遣って来る7回の鳴き声は何回も聞いています。



我家の敷地は7年前はこんな砂地の埋め立てからスタートしました。





今年は、こんな最悪のヘビ(コブラ)の侵入も有りました。
ジェラシックパーク内なら当たり前の事ですが噛まれたら一発で殺されて仕舞います。
幸いにも朝一で私が見付けたので愛犬には被害が有りませんでした。

どーでしょうか・・・・平和な地球ですが住む場所により毎日 自然との交わりが有ります。

真近に噴火が予測されるお山も今日も見ながら自然と向き合って暮らして居ます。



今日のマヨンボルケーノ山の姿です。