愛しのロニー/My Dearest Ronnie

LONG LIVE RONNIE JAMES DIO。永遠にあなたを愛しています。

HAPPY BIRTHDAY RONNIE

2012年07月10日 20時20分54秒 | Weblog
今日はロニーの70回目の誕生日。
ロニーは67歳で時を止めてしまったので、年を取ることはないけれど、
彼が生まれたこの日を永遠に祝福します。

今日は独断で私が一番好きなDIOの曲の、一番好きな(うちの一つの)ライブ版の動画を貼って見ます。
1983年12月のオランダのライブ。
アンコール最後の一曲なのに依然冴え渡る素晴らしい歌声。
ギターソロ後、曲中一番の高音"Protect your soul!"を見事に伸ばしきってのドヤ顔!
すっかりウォームアップされて開ききった声帯。
"Run run run run away"も最後の"Don't talk to strangers"も同じくの高音でロングトーン。この歌い方が聞けるのは、この時期に限定されますね。
この曲は年と共に激しくアレンジが加えられるので、エンディングは何個違うパターンがあることか。87,88年辺りはワイルドさが前に出て、別の曲のようになっているし、ドラミングも変わってますよね。
でもやはりこの初年度の歌い回しが一番美しいと思うのです。
そして最後のジミーの蛙のような横っ飛びが笑えるったら。

歌詞の内容的には非常にネガティブで、「誰も信じるな」と言わんばかりの内向きな歌かなと思います。
ただしロニーの場合、自分の真実は2,3割で、あとは内容を膨らましているんだろうと思います。「他人」「知らない人」はどれほど恐ろしいのか、そういった人間の持つ不安を題材にしつつ、自分が醜いこと、誰もが負の部分を持っていることをシリアスに警告しています。
同時に遊びもたくさん入れています。
「月明かりの下」じゃなくても、言葉は現実になるし、回廊に隠れなくても心の扉が開くことはある。
ロニーは自分の体験を入れて、ダークなキーワードを添えて、さらに言葉に韻を踏ませて、ストーリー展開させたんでしょうね。
これも最後の「女はお前を堕落させるだけ」って部分、左手薬指に指輪を光らせながら拳を突き上げて歌われちゃ、信憑性ゼロですよね(笑。
この辺りがシリアスでダークな恐怖と猜疑心を歌いながらも、(特に男性には)とても身近な歌にまとめあげている部分かと思います。
でもそれでもこの一見キャッチーな歌詞の中に、ロニーの真実が見えるのです。

DIOを作る時に、Holy diverと共に一番最初に創った曲。



他人と話してはいけない
奴らはお前を傷つけるだけだ
月明かりの下で書き物をするな
書いた言葉は現実になってしまうだろう
戸口に隠れたりするな
そこでお前の魂を開く鍵を見つけてしまうかもしれない
天国へは行くな
そこは間違いなく地獄だから
花の匂いを嗅いではいけない
それはお前の心を惑わす邪悪な秘薬
女の夢は見るな
女はお前を堕落させるだけ

俺を知っているだろう、俺に触れたことがあるだろう
俺は本物だ
お前はずっと俺を見て感じ続ける
俺は危険なのだ 俺は他人だから

俺は闇、俺は怒り、俺は苦痛、暗黒の支配者
お前が頭の中で歌っている邪悪な曲でお前を狂わせる

話をするな
他人を心の中に入れてはいけない
逃げるんだ、さあ。自分の心を守るんだ

暗闇で踊ってはいけない
躓いて転んでしまうだろう
月明かりの下で書き物をしてはいけない
言葉は現実になってしまうだろう
他人と口を利いてはいけない
酷い目に遭うことになるから
女の夢は見るな
女はお前を堕落させるだけ


HAPPY BIRTHDAY RONNIE
私が生きている限りあなたと共にあるよ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ロニーの歳は増えていかなくても (Dendera)
2012-07-10 22:37:49
やっぱり今日は、ロニーが同じ世界に生まれて来てくれた、素晴らしくも嬉しい日です。
有難うロニー♪
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Denderaさん (Riko)
2012-07-11 21:33:05
世界中で色んな人がお祝いのコメントを上げていて、10日はあちこちがロニーで染まる嬉しい日でした。
ロニーのいない3回目の誕生日です。あっという間です。
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