ブラックサバスは5/19、来月のDoningtonのDownloadでのギグに向けたウォーミングアップとして、バーミンガムのキャパ3,800人のO2 Academyでライブを行った。
セットリストは次の通り。
01. Into The Void
02. Under The Sun
03. Snowblind
04. War Pigs
05. Wheels Of Confusion
06. Electric Funeral
07. Black Sabbath
08. The Wizard
09. Behind The Wall Of Sleep
10. N.I.B.
11. Fairies Wear Boots
12. Tomorrow's Dream
13. Sweet Leaf
14. Symptom Of The Universe (intro only)
15. Drum Solo
16. Iron Man
17. Dirty Women
18. Children Of The Grave
アンコール:
19. Sabbath Bloody Sabbath (intro only)
20. Paranoid
ブラックサバスが故郷でライブを行うのは13年ぶりで、バンド自体のライブは2005年以来。オリジナルメンバーのうち3/4のみが集ったライブで、ドラマーに加わったのはオジーのソロバンドに参加しているTommy Clufetosだった。
このライブは公式に録画されたとのこと。
チケットは5/4に発売になったが、10分でsold outとなったという。
以下昨日のギーザのコメントです。
「Thank you, thank you, thank youバーミンガム。最高のファンたち。俺たちを最高に盛り上げてくれた。今夜みんなの前で演奏ができて光栄だった。トニーは英雄だ。君たちはトニーにとって最高の薬になったよ。バーミンガム生まれであることを誇りに思う」
ギーザ土曜日のコメントです。
「サバスの再結成がインターネットでメロドラマのようになって流れていて悲しい。今年はバンドにとって大変な年になった。再結成を発表した途端、トニーがリンパ腫だと診断されて、俺たちはツアーを延期せざるを得なくなり、それからビルは契約書にサインができないとサイトで公表した。俺たちはトニーが強い化学療法や放射線治療を受けてどんなことになるのか予想ができなかった。オジーと俺はトニーのそばにいるためにイングランドに行って、彼が体調のいい時にトニーのスタジオに入って新譜用に曲のアイデアを出し合った。ドラマーを入れず3人だけで静かにアイデアを出し合ってね。俺たちはバンドでリハーサルをするに十分な数の曲が出来たら、ロスに移動してビルと一緒に仕上げようと思っていた。驚いたことに、ビルはサインのできない契約書を提示されたと自分のサイトで声明を出してしまった。彼は契約の問題について俺たちの誰にも話さなかった。はっきり言って、そんな問題は俺たちの間だけで解決できるのに、メンバーには話さずに公にしてしまったんだ。俺たちはトニーがなんとかこなせるように、そしてビルとの問題も解決するように願って、今年のライブは一つだけにしたんだ。誰でも判るだろうけど、Donington(Download)のライブに出るには物凄い高額な費用がかかるんだ。50人を超えるスタッフの移動や航空券代、ホテル代や食事の費用、エージェントやプロモーター、会計士や弁護士にかかる費用。だから誰もこのライブで利益が出るとは思ってなかった。このライブは新しいアルバムのレコーディングに入る前のファンの為のショーだったんだ。明らかにこれがビルの代理人には受け入れられなかった。彼らは冗談かと思うようなあまりにも非現実的な金額を欲しがっていたんだ。だから俺たちはビル抜きでDownloadに出るのは辞めにして、彼が思い直して少なくともゲスト出演ぐらいはできればいいなと思っていた。俺たちは数週間前から、オジーのバンドでツアーに出ることになっているTommy Cluefetosとリハーサルを始めた。素晴らしいドラマーでいい奴だよ。俺たちは一緒にライブをやっていなかったから、ウォーミングアップのライブをやった方がいいと判断した。俺たちがリハーサルに使っていたバーミンガムのO2 ACADEMYでライブが出来ることになったんで、そこでやることに決めて、HELP FOR HEROES CHARITYに寄付をすることにした。不具合があれば解消しておこうと思ってね。そうしたらビルはバーミンガムのライブには出る準備が出来ているっていう追加の声明を出したんだ。でも彼には"タダで"出てもらわなくちゃならなかったから、ライブの収益金はチャリティに寄付することにしたんだよ。そうすれば"タダ"で演奏することになるからね。
物事には2つの側面があるっていうことさ。いつかビルとは一緒にプレイしたいと願っているよ。理由はどうあれ、今回はそうはならなかった。ビルは自分で決断をしたんだから、俺はそれを尊重しなくちゃならない。願わくば新しいサバスのアルバムがこの辛い年を耐え抜く価値のあるものに仕上がって、みんなが幸福に喜ぶことができるように。
じゃあね、ギーザ」
☆★☆
O2 Academyといえば、おととしの11月にDIOのチケットを予約していた会場でした。
かつてH&Hがライブをやって、ペットボトルが投げ入れられたサバス発祥の地。
でも一番気がかりはトニーの体調だったので、元気な様子が動画で見られて良かったです。ちょっと痩せた?と思わなくもないですが、そうでもないかな。
痩せてくるということは食べられないという証拠でもあり、ガンでは一番分かりやすい怖いサインなので。ロニーはあんなにやせ細っていたのに、すごいパワーで歌っていましたね。。。
Iron ManではオジーがトニーのことをIron Manだと言っています。まあ、トニーは同名タイトルの自叙伝を出したので、病気のことがなくても同じ様にトニーを指したかもしれませんが。
アンコール最後のparanoidでは、トニーがいつものようにピックを鳩にえさをやるように客席に蒔く様子が見て取れます。
16日にはロニーのことを思ってコメントを出したトニー。オジー時代の曲はもうやらないつもりでH&Hをスタートさせて、ロニーが亡くなり、やがてロニーと同じ病気になり、今どんな気持ちでいるでしょうか。
(それにしてもyoutube、突然ブログへの動画貼り付け様式を変えたのでまた面倒になったのだった)
セットリストは次の通り。
01. Into The Void
02. Under The Sun
03. Snowblind
04. War Pigs
05. Wheels Of Confusion
06. Electric Funeral
07. Black Sabbath
08. The Wizard
09. Behind The Wall Of Sleep
10. N.I.B.
11. Fairies Wear Boots
12. Tomorrow's Dream
13. Sweet Leaf
14. Symptom Of The Universe (intro only)
15. Drum Solo
16. Iron Man
17. Dirty Women
18. Children Of The Grave
アンコール:
19. Sabbath Bloody Sabbath (intro only)
20. Paranoid
ブラックサバスが故郷でライブを行うのは13年ぶりで、バンド自体のライブは2005年以来。オリジナルメンバーのうち3/4のみが集ったライブで、ドラマーに加わったのはオジーのソロバンドに参加しているTommy Clufetosだった。
このライブは公式に録画されたとのこと。
チケットは5/4に発売になったが、10分でsold outとなったという。
以下昨日のギーザのコメントです。
「Thank you, thank you, thank youバーミンガム。最高のファンたち。俺たちを最高に盛り上げてくれた。今夜みんなの前で演奏ができて光栄だった。トニーは英雄だ。君たちはトニーにとって最高の薬になったよ。バーミンガム生まれであることを誇りに思う」
ギーザ土曜日のコメントです。
「サバスの再結成がインターネットでメロドラマのようになって流れていて悲しい。今年はバンドにとって大変な年になった。再結成を発表した途端、トニーがリンパ腫だと診断されて、俺たちはツアーを延期せざるを得なくなり、それからビルは契約書にサインができないとサイトで公表した。俺たちはトニーが強い化学療法や放射線治療を受けてどんなことになるのか予想ができなかった。オジーと俺はトニーのそばにいるためにイングランドに行って、彼が体調のいい時にトニーのスタジオに入って新譜用に曲のアイデアを出し合った。ドラマーを入れず3人だけで静かにアイデアを出し合ってね。俺たちはバンドでリハーサルをするに十分な数の曲が出来たら、ロスに移動してビルと一緒に仕上げようと思っていた。驚いたことに、ビルはサインのできない契約書を提示されたと自分のサイトで声明を出してしまった。彼は契約の問題について俺たちの誰にも話さなかった。はっきり言って、そんな問題は俺たちの間だけで解決できるのに、メンバーには話さずに公にしてしまったんだ。俺たちはトニーがなんとかこなせるように、そしてビルとの問題も解決するように願って、今年のライブは一つだけにしたんだ。誰でも判るだろうけど、Donington(Download)のライブに出るには物凄い高額な費用がかかるんだ。50人を超えるスタッフの移動や航空券代、ホテル代や食事の費用、エージェントやプロモーター、会計士や弁護士にかかる費用。だから誰もこのライブで利益が出るとは思ってなかった。このライブは新しいアルバムのレコーディングに入る前のファンの為のショーだったんだ。明らかにこれがビルの代理人には受け入れられなかった。彼らは冗談かと思うようなあまりにも非現実的な金額を欲しがっていたんだ。だから俺たちはビル抜きでDownloadに出るのは辞めにして、彼が思い直して少なくともゲスト出演ぐらいはできればいいなと思っていた。俺たちは数週間前から、オジーのバンドでツアーに出ることになっているTommy Cluefetosとリハーサルを始めた。素晴らしいドラマーでいい奴だよ。俺たちは一緒にライブをやっていなかったから、ウォーミングアップのライブをやった方がいいと判断した。俺たちがリハーサルに使っていたバーミンガムのO2 ACADEMYでライブが出来ることになったんで、そこでやることに決めて、HELP FOR HEROES CHARITYに寄付をすることにした。不具合があれば解消しておこうと思ってね。そうしたらビルはバーミンガムのライブには出る準備が出来ているっていう追加の声明を出したんだ。でも彼には"タダで"出てもらわなくちゃならなかったから、ライブの収益金はチャリティに寄付することにしたんだよ。そうすれば"タダ"で演奏することになるからね。
物事には2つの側面があるっていうことさ。いつかビルとは一緒にプレイしたいと願っているよ。理由はどうあれ、今回はそうはならなかった。ビルは自分で決断をしたんだから、俺はそれを尊重しなくちゃならない。願わくば新しいサバスのアルバムがこの辛い年を耐え抜く価値のあるものに仕上がって、みんなが幸福に喜ぶことができるように。
じゃあね、ギーザ」
☆★☆
O2 Academyといえば、おととしの11月にDIOのチケットを予約していた会場でした。
かつてH&Hがライブをやって、ペットボトルが投げ入れられたサバス発祥の地。
でも一番気がかりはトニーの体調だったので、元気な様子が動画で見られて良かったです。ちょっと痩せた?と思わなくもないですが、そうでもないかな。
痩せてくるということは食べられないという証拠でもあり、ガンでは一番分かりやすい怖いサインなので。ロニーはあんなにやせ細っていたのに、すごいパワーで歌っていましたね。。。
Iron ManではオジーがトニーのことをIron Manだと言っています。まあ、トニーは同名タイトルの自叙伝を出したので、病気のことがなくても同じ様にトニーを指したかもしれませんが。
アンコール最後のparanoidでは、トニーがいつものようにピックを鳩にえさをやるように客席に蒔く様子が見て取れます。
16日にはロニーのことを思ってコメントを出したトニー。オジー時代の曲はもうやらないつもりでH&Hをスタートさせて、ロニーが亡くなり、やがてロニーと同じ病気になり、今どんな気持ちでいるでしょうか。
(それにしてもyoutube、突然ブログへの動画貼り付け様式を変えたのでまた面倒になったのだった)
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