トニー・アイオミ インタビュー ロニー一周忌/今後について

webラジオLinearock.itのBarbara Casertaが最近トニー・アイオミにインタビューを行ないました。

ロニー・ジェイムス・ディオの一周忌を迎えたことについて：

アイオミ：こんなに早く一年が過ぎるなんて信じられないよ。ロニーが亡くなってから、とても悲しくて物凄く気持ちが動転してしまってね。俺たちは長いこと一緒に人生を生きてきたから。同じバンドにいて、とても親しかったし、すごくいい関係だった。
そんな近しい友人がこんなに早く逝くなんて、ひどいショックでね。
どれだけ悲しかったか、とても言葉にできないよ。
だから気持ちを手放すっていうかな、そういう風にできるまで長くかかった。
もちろん毎年俺たちはロニーのことを思い出すよ。
でも彼は偉大な遺産を残してくれたし、ファンは彼を愛してきた。
それが彼の望んでいたことだろうね。彼はいつだってファン一人一人の為に生きてきたから。彼は本物の天才だったし、自分の道を心から信じていた。
それに絶対にファンをがっかりさせなかったし、それがロニーの凄い所だよ。。。
それがロニーの素晴らしい所の一つだ。そうだ、間違いなく彼はいつまでも惜しまれ続けるよ。

今後について：

アイオミ：色々あるんだけど、まだ話せないな。今は自伝に取り組んでいて('Iron Man: My Life With Black Sabbath And Beyond')、今年の年末には出版されるよ。
それから3本の映画用の音楽を作ってるよ。3つ一緒に出るだろうけど、最初は一つに取り組んで、次にもう一つは来年かできるときに取り掛かることになるね。でも3本ともプロデューサーとの契約にサインしてしまったんだ。だからなんだかひどく忙しいんだな。
それから今は他のプロジェクト用の曲も作ってる。色々と作ってるんだよ。

今から10年後の自分を想像してみてください：

アイオミ：死んでる(笑)。正直に言うと・・・(笑)、生きていたいと思うよ。ここにいたいよ。今を楽しんでいるからね。俺は人生を楽しんでいるよ。自分のいる場所で生きている。20年、30年前にあったようなプレッシャーはもうない。今は演奏したいときにプレイできるのが楽しいんだ。音楽を作る自由な時間があって、数年前のように常にツアーばかりやってるわけじゃないから最高だよ。今は次のツアーに出るのを楽しみにしている。
早くやりたいし、来年にはやるだろうね。でも今は家にいて他のことを色々とやるのがいいんだ。この本に取り組んだのが俺にとって始まりだったね。なぜって本当はこんな本は書きたくなかったんだ。正直なところね。でも読み返してみると、「ちょっと待ってくれ、俺はこんなことをしてたのか？こんな風だったか？」と思ったよ。書いたものを見て今まで気づかなかったことが本当に理解できたりするんだ。それは過去の一部だし、今の俺たちを創り上げたものなんだ。だから自伝を作るのが面白くなってね。


==========

トニーとイアン・ギランのユニット"WHOCARES"はデビューCDを北米では6月27日にリリースするそうです。欧州では5月24日にearMUSICからDL可能とのこと。
どちらもデジタルリリースは5月6日(しかし日本では見られない・・・)。

このシングルには"Out Of My Mind"と"Holy Water"が収録されていて、シングルの収益金はアルメニアの音楽学校再築のために寄付されます。
ビデオクリップもあって、ギランとアイオミがアルメニアに関わってきた経緯を紹介する40分のドキュメンタリーもあるとのこと。

"Out Of My Mind" recording メンバー:

* Tony Iommi (BLACK SABBATH) - Guitar
* Ian Gillan (DEEP PURPLE, BLACK SABBATH) - Vocals
* Jason Newsted (METALLICA, VOIVOD, FLOTSAM AND JETSAM) - Bass
* Nicko McBrain (IRON MAIDEN) - Drums
* Jon Lord (DEEP PURPLE) - Keyboards
* Mikko "Linde" Lindström (HIM) - Guitar

この記事にはビデオクリップついてるんだけど、「おたくの国ではみれまへん」と表示が出ました。


★☆★

「来年にはツアーに出る」ってかなり確信持って喋ってますけど、一体誰と・・・？？？
ちょっと前にヴィニーが、また3人が集まるって言ってましたよね。
気になるわあ。。。
でも来年って言われちゃうと、オジーか？と思わなくもないが、ギーザが強烈に「オジーとは二度とやらない」って言ってるしなあ。
でも楽しくやってるようで、善かった・・・。