愛しのロニー/My Dearest Ronnie

LONG LIVE RONNIE JAMES DIO。永遠にあなたを愛しています。

ヴィニーアピス インタビュー

2011年06月11日 13時05分00秒 | ヴィニー・アパシー
Ultimate-Guitar.comが最近ヴィニーにインタビューをしたそうです。
長いので抜粋の抜粋にてご容赦をば。

Ultimate-Guitar.com: HEAVEN & HELLが"The Devil You Know"のレコーディングを終えた時は嬉しかったですか?

ヴィニー:良かったと思ったよ。とてもいいアルバムだけど、サウンドは好きじゃない。ああいう音になるとはね。パワーがないし、ドラムが引っ込んでしまって、効果音やリバーブが掛かりすぎてる。ドラムがちっとも聞こえないし、全部の音がデカすぎてパンチが効いてない。俺はそう思うけど、曲は素晴らしいし、ロニーの歌は最高にいい。
俺は次のアルバムをやるときは興奮するぜ、って思っていた。

Ultimate-Guitar.com:Brann Dailor [MASTODON]やDanny Carey [TOOL]のようなツーバスの新しい流れについてはどう思いますか?

ヴィニー:ダニーのことは知ってるけど、他の奴らについてはよく知らないんだ。ダニーは素晴らしいドラマーだよ。俺も色々な所に顔を出してあれこれやってみるけど、最近のドラマーのプレイはまるで科学みたいになってきて、まったく信じられないくらいだよ。俺にはあんなことはできないね。ただ俺が思うに、ああいうのは何か雰囲気が欠けていると思うことがあるよ。ただ速く叩くだけよりもグルーブがある方が感じる時もある。
だからグルーブとテクニックを合わせるとうまくいくんだろうね。だけど彼らはスゴイよ。俺にはあんなマネはできない。だから俺はシングルのバスドラを叩いてるのさ。もう進化しすぎちゃって、俺は試そうとも思わないね。

Ultimate-Guitar.com: 7月にはロニーの追悼ライブをやりましたね。

ヴィニー:あれは本当に素晴らしかったよ。ウェールズに行ってリハーサルをやった。
俺達はロニーと一緒に使っていた場所でリハーサルをしたんだ。そこに着いたときは悲しかったよ。俺達はそこでDehumanizerの曲をやったんで、あの場所にはその時の雰囲気やロニーがいるって感じることができた。だから少し悲しかったけど、リハーサルを始めた。最初はシンガーがいなかったのが少し寂しかったけど、でもロニーと一緒にやった場所だったから悪くなかった。それからシンガーたちがやってきて、最初にヨルンと合わせたときは、「おお、妙だな。クソ、こいつは気味が悪いぞ」と思ったよ。でも"Heaven and Hell"をやったときは、俺はすごく悲しかったよ。

Ultimate-Guitar.com: 悲しかった?

ヴィニー:そうだ。俺はとても悲しかった。「ああ、こいつは妙な感じだ」って思ったよ。だってロニーの曲なのに彼はそこにいなくて、「なんだよ、彼はここにいないじゃないか」っていう思いに打ちのめされたよ。それからグレンが歌って彼も素晴らしかった。二人共素晴らしかったし、リハーサルもうまくいったよ。だけどロニーが歌うようには誰も歌うことはできないんだ。

Ultimate-Guitar.com: あなたは"Black Sabbath: The Dio Years"がこのバンドのベスト版だと思いますか?

ヴィニー:"Mob Rules"や"Dehumanizer"なんかの古い曲はいいと思う。
雰囲気が違うんだ。聞いてもらえば分かるけど、そのアルバムでは俺はより自由にたくさん叩いてるよ。新しい曲は["The Devil Cried", "Shadow Of the Wind" and "Ear Of the Wind"]、ちょっとフィルを入れすぎだなと思う。古い曲の方がバンドのいい所が出ていてイケてるなと思うよ。
だから次のアルバムでは、「一緒にスタジオに入らなきゃダメだ」って言ったんだ。
"The Devil You Know"はドラムマシーンで作ってるから、良くないんだ。このバンドではそれじゃうまくいかないんだよ。

Ultimate-Guitar.com: 次のアルバムではバンドで一緒にやりたいと思っていましたか?

ヴィニー:一緒にスタジオに入ろうって言ってたよ。「一緒にスタジオに入って、最高のアルバムを作ろうぜ」ってね。

Ultimate-Guitar.com: あなたのプレイを代表するような3曲を選ぶとしたらどれですか?

ヴィニー:DIOの"We Rock"と"I Spped at Night"とサバスの"I"だろうね。
"I"はドライブ感たっぷりで雰囲気もいいしパワーもある。フィルは多くないけどね。
あとの2曲はフィルがたくさんはいってる。


全文はこちら



★☆★

やっぱりね、サバスでさえこうなんだから、ロニーのいないDIOをやるなんて残酷ですよ。
ていうか、Devil you knowがドラムマシーン録音だったのを、今まで知らなかったんですけど(滝汗。た、確かに・・・ヴィニーはクレジットされてない・・・。
なんでドラム収録しなかったんでしょね。ひどいなこれは。
これでジャケット写真にだけ載せるって、辛いな。
急いで出したからか?
いや、そのことを今まで知らなかった私がまずヤバイでしょう・・・Orz

で、全文を見たらえらい長くて、でも初めてロニーの声を聴いたときのことやら、ラジオシティでのライブのことやらを話しているので、これは後日再び続きを訳さないといかんな~と思っとります。
さ、仕事しよ。

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4 コメント

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ドラムマシン (Voice of SIREN)
2011-06-12 03:24:10
いつも面白い話を楽しみにしてます。

ところで、今回は「written with a drum machine」なので、「ドラムマシンと曲を書いた」ではないでしょうか。
アルバムの作曲クレジットも3人ですし。
この部分しか読んでいませんので間違っていたらごめんなさい。
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Unknown (SUE)
2011-06-12 07:13:22
自分が参加していない、叩いていないにもかかわらずグループショットに載ってしまうなんてことはよくある話だしね。
全訳期待したいところだけど無理しちゃダメだよ。気長に待ってるね。
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Unknown (slowdown)
2011-06-12 12:01:50
ヴィニーに関してはDehumanizerの時もMob Rulesの時も作曲クレジットされてないですよ。
Master of Insanityは作詞も含めギーザー一人の作品ですが、クレジットは3人。この辺はやはり契約的なものなのではと思います。
Drum machineと言っても、どのように使われたかですよね。ニュアンス的には頭から尻までを通しで叩いてレコーディングしたのではなく、コンピューターを使いまくって細かい編集がなされたという意味だと思いますよ。
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そうなんですよね (Riko)
2011-06-12 23:55:23
私もwritten with drum machineと言っていたので、最初の曲作りは当然打ち込みで仕上げたんだろうなと思いました。
ただ全体のニュアンスで、次はスタジオで作ろうと言っているのを読むと、曲作りだけ打ち込みでやって、収録は生ドラムってそんなことあるかなあって思ったんですよね。

つまり打ち込みのドラミングをそのまま踏襲してヴィニーが機械の通り叩くなんてことあるんだろうかって。

クレジットは当然曲作りに参加してないと見なされてヴィニーが載っていないのは分かるんですが、もしリハーサルスタジオで曲作りに参加していれば、produced byのところに名前があってもいいんじゃないかなと思ったんですよね。

聞いて分かるものならスタジオ版を聴いて判断したいところですけどね。


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