晴れたり降ったりの
あやふやなお天気が続きますが
午前中だけでも
パーッと爽やかに晴れてくれるので
大変助かります。
午前中だけで乾くよ~♪
本日のお弁当
先日の映画の日に
『るろうに剣心』 を観ました。
前作同様、今回も
原作ファン、アニメファンのワタシ(我が家)は
純粋に映画としてだけで楽しめないのですが・・・
でも、もうこれはしょうがない。
台詞のひとつひとつ、
名場面のひとつひとつが
頭に刷り込まれているんですもん。
映画を見ながらも
どうしても原作が頭の中に流れ
映画と原作が平行するのよ~。
(今も夜寝る前は原作を読み
夜中のファミリー劇場で放送されている
るろ剣も歯磨きしながら見ております)
どの場面を実写化しているのか、
どこをカットしているのか、
ワクワクしたりガッカリしたり驚いたりと
ファンならではの楽しみ方もあるのですが
反面、真っ新な気持ちで
純粋にこの映画を楽しんでみたいな~。
っと、少々残念な気持ちもある。
どんな感想を持ったんだろうな~。
さてさて映画の方は・・・
前作もそうでしたが
内容はあちこちをひっぱり出してきて
繋げていましたので
おお~、そこをそう繋げてきたかー(@▽@)
っと、楽しめました。
頑張ってますなー。
でも最後は・・・ねぇ?
まぁ、師匠の登場はそこしかなかったのでしょうかね。
って言うか、ここだけ原作にはない形でしたね。
話はあちこちしていても
原作には忠実だったのになぁ。
苦肉の策ですかね?
尺の問題ですかね?
志々雄一派のアジト、
比叡山の洞では戦わないのでしょうか。
十本刀との戦いは煉獄で?
葵屋での戦いはにゃいのかな~
まぁ、しょうがないか、
全てはできんよね、尺が・・・ね。
「翔ぶが如く!」 もなかったなー
佐之助を斉藤一にツンツンしてもらいたかったわー(笑)
今回驚いたのは隠密御庭番の翁!
翁と蒼紫の戦いはよかったな~
オチャメなじーさんの部分は演出にはなかったですが
戦う時の翁はまるで原作からそのまま飛び出てきたみたい。
あの眼光、あの佇まい、・・・まさに翁でしたわー
刀狩の張もすごくよかった。
あの大阪弁とイカレた感じが
まさに刀狩の張を見ているようで
原作から飛び出してきたようでしたわ。
(身長は低かったけど)
「ござる~」 「あくすあくす~」
なかったね
伊勢谷さんの蒼紫も良かったけど
ワタシの中では伊勢谷さんは志々雄様なんだな~
あの目力と声。
そしてあのスタイル!
志々雄様の男気と色気、そして高笑い
伊勢谷さんだったらイケルと思うのですが。
あ! 蒼紫様、
抜刀斎はどこだーっ!
・・・・・
蒼紫様、叫びませんからー。
おっと、脱線。
藤原竜っちゃんの志々雄様も悪くはないのですが
なんせ童顔だし・・・丸顔だし・・・スタイルも・・・色気も・・・
そしてそして何よりあのダミ声がイカン。
志々雄様名物の人を見下した高笑い
アーッハッハッハッハ
っと笑うシーンはありましたが
「あっはっはっは」だけで終わってしまって・・・
えっ!? そこでもう一声でしょ?
っと、思わず突っ込んでしまったわ。
それにしても志々雄様、
なんかただの化け物扱いだったな。
悪役っぷりがハンパなかったですが
うーん・・・違うんだなー。
志々雄様も自分の正義を貫こうとしている、
一本筋の通った男気ある、カッコイイ男なんですよ~
ただの敵役にはしてほしくなかったわ~
前回、我が家にも、るろ剣ファンにも
ケチョンケチョンに言われ、ガッカリさせられた
斉藤一役の江口さん!
あの牙突は・・・
今回はちょっと良かったです。
ちょっと眼光するどく
斉藤一のシャープさに近づいておりました。
やっぱ壬生の狼は柔和じゃいかんよね~
佐藤健君の剣心は今回も安定!
身のこなし方も本当に剣心みたい
よく研究されているな~っと、ほんと感心します。
残念な部分は・・・
哀愁がないんだな、健君。
(あくまで個人的感想ですので)
剣心の背負っているもの、
それが健君演じる剣心には感じられないのです。
ただの剣が強い侍なんだなー。
戦う時の眼光のするどさ、
冷酷さが・・・ないんだなー。
(ココは光ちゃんのキツネ目、するどい眼光で・・・
っと何度も思ったわー)
そして横顔。
健君、お鼻が丸い。
剣心はシュッとしてるのよ、シュッと。
(ここもぜひ、横顔は光ちゃんで・・・
っと何度思った事でしょう)
そして声!
剣心は口達者。
剣よりも、お口で人の心を改心させる事も多いわけで。
その説得力はハンパない。
今回、新月村で栄次にかける言葉、
お前がこの小さな手を汚しても~
からの一連の台詞。
強さと温かみがあって
ジーンとくるんですよねぇ。
で、今回健君の声で聞いた時に
アレ?っと思ったのですが
なんと説得力のない薄っぺらな・・・
そっかー。
剣心の口達者が活かされていたのは
涼風真世さんの力量だったんだなー。
アニメでは涼風真世さんの声なのですが
さすが、宝塚の舞台女優さん(男役トップスター)
声にも台詞の言い回しにも説得力がありました。
しかし、こうも違うものかと愕然としましたわ。
操ちゃん役の子、
すばらしい運動神経で!
どっかで見た事あるような~
っと思っていたら
「花子とアン」に出ていましたよね。
ほぉー。
パパリンは駒形由美さんが外国人っぽいと言うか、
洋物っぽくてイヤだったそうです。
そっかー。
わたしゃ全然気にならなかったっすよ。
(男と女の違いでしょうか?笑)
るろ剣を愛してやまない一人なので
いろんな感情であーだこーだ語ってしまいますが・・・
『るろうに剣心』の実写化も大変難しそうですが
その世界観をかなり忠実に守ってくれているので
相当な努力をされているのがわかります。
素晴らしい
できれば劇中の音楽をね~・・・
なんであんな
おおお~あぁぁああ~
って、暗い雄叫びの音楽にしちゃったのでしょう。
なんだろ?俗に言う、
日本の時代劇のジメジメとした暗い感じで・・・
オカルト映画じゃないんだからさー。
剣心の世界観とはちょいと違うような・・・
ワクワク、ゾクゾクこないんですけど。
アニメの音楽が本当に素晴らしいから
なんかそこがザンネン。
(洗脳されておりますからしょうがない)
後は『るろうに剣心』の醍醐味と言えば
やっぱり台詞ですよね~
技名を言ってほしいですし
戦う時のあーだこーだうんちくも言ってほしい。
あのセリフ達で高揚感もまた増すのですが。
映画ではやっぱり無理なのかな~
実写化での語りすぎは
チンケになってしまうのかな~
あ!そういえば薫ちゃん達が京都に出発する時、
京都に行けない恵さんに弥彦がかけるあのセリフ!
「安心しな、剣心は必ず連れて帰る、
だから泣かないで待ってろ」
がなかったねー!
っと、パパリンと二人でかなり残念がりましたがな
弥彦が男として成長した様子を垣間見られる
大事なセりフだったのになー。
あ、パパリンとタケルさんは
今回の弥彦は子供っぽすぎる
っと言うてましたが・・・
そお?ワタシは気にならなかったわー。
みんな気になった部分が各々違う
おっと・・・
このまま行くと延々語りそうな勢いなので
もうやめておこ(笑)
あ、最後に一言、言うならば!
志々雄様をただの化け物にしないでぇ~
9月の剣心も楽しみにしております。
本日の夕食