骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里小皿

2024-04-10 20:06:00 | 日記
遅生さんのブログで貝についての面白古文書が紹介されておりました。
うちにも貝の図柄のお皿があったのを思い出してのご紹介です。
ヤフオクの履歴で辛うじて2012年に購入していたものとだけはわかりました。
いくらで買ったのかも思い出せませんがおそらく1万円前後だったような気がします。
藍九谷 貝藻文小皿
との表記でした。

口径14.0高さ2.0底径8.7


何の貝でしょうかね。はまぐりあたりではないかと思うのですが、上のほうにも一つ貝を描いているようです。こちらはホタテみたいなギザギザの形状です。

裏銘なしですが一応完品?のように見えます。それすら覚えていません笑

裏文様は延宝くらいありそうに見えました。

形は歪みがありますが決して薄手ではなく元禄くらいのお皿にありそうな形状です。
色味も写真だと伝わりにくいですが淡い色ではなくスッキリとした藍色に近く藍九谷というには少し若いような気がします。

余白を生かしているあたり17世紀後半の柿右衛門手ではないかなあと思っていますが裏文様がなければもっと若くも見えるようにも思います。

以外と思い入れがなく記憶から抹消されているものがたまにあります。笑
この辺はお店で買う場合と違うところでしょうか。


どんな時に買ったとか思いだせないのは残念ですが、昔から貝は日本文化の近い所にあったんだろうとぼんやり皿を眺めております。(^^)



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぽぽさんへ (遅生)
2024-04-11 08:49:59
これは珍しい図柄の皿ですね。
ちょっと見では、貝と思いませんでした。海藻はミルメでしょうか。
裏模様もなかなかのものです。表と裏で時代のせめぎあいがありますが、それも過度期の面白さだと思います。
ミルメがありますね(^.^)
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ぽぽさんへ (Dr.K)
2024-04-11 11:58:57
↑ 海藻はミルメですか。
なるほど、ミルメがありますね(^-^*)

ぽぽさんのコレクションには、この時代のものが多いですね。
酒田の人さんのコレクションも、この時代のものが多いですよね。
お二人は、コレクションの傾向が似ていますね。

最近では、この手の、しっかりしたものは、なかなか市場に出てこなくなりましたね。
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Unknown (ぽぽ)
2024-04-11 12:42:15
遅生さんへ
ミルメ※海松布が教養がなくて分かりませんでした笑すぐググりました。
和歌等にも使われているんですね。
うまい事掛けられていますね!!
遅生さん流石でございます(^^)
山水とかよりはこういった文様の方が個人的に好きです。(^^)
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Unknown (ぽぽ)
2024-04-11 12:53:58
Kさんへ
最初はそばちょこコレクションだったんです。いくつか紹介させていただいたように昔結構なお値段でこのくらいの時代のものを買っていました。
それがヤフオク等で随分安く売られているのを見てコレクションの質を上げられるかもと思って古めの皿を集め始めた感じです。空白期間もありますが。。
もちろん藍色と白のお皿に強く魅力を感じたのもありますが(^^)
いつのまにか他の古物を買わなくなり伊万里の染付けにコレクションが絞られていったというような遍歴です。
多少昔を知っている身としては安く買える良い時代になったと思う反面みなさんおっしゃるように少しさみしさのような複雑さはあります。(^^;
このブログを始めたキッカケが酒田さんでした。同じお皿をたまたま持っており飛び込ませていただきました次第です(^^)
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ぽぽさんへ (酒田の人)
2024-04-11 23:22:49
これまた良い品ですね!
余白取り方、絵柄、濃みの感じ、濃い目の発色、藍九谷以上、藍柿未満とでも呼びたい品です。
様式化されない自由さがまだ残っている時代の品だと思われます
個人的に一番好きな時代の品で、藍九谷病の患者が増殖するのは嬉しいことかも知れません。
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Unknown (ぽぽ)
2024-04-11 23:44:47
酒田さんへ
ありがとうございます(^^)
また小皿ですがこんなのも買っていたようです。
おっしゃる通り呉須の色は上手っぽく見えました。
ただヤフオク等では写真通りのイメージかいつも届くまでドキドキです(^_^;)
当時藍九谷なんてなかなか手が出ませんでしたが、ネット販売や需要の兼ね合いで大分近いものになりましたよね。
そのせいもあってか私のまわりの田舎の骨董店は大分なくなってしまったように思います。。少しさみしい感じはします。
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