骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里大皿

2024-01-04 23:33:00 | 日記
本日到着した大皿です。
ここ数年とヤフオクでの購入ばっかりだったのですがついに某フリマサイトにて購入致しました。メルカリですが笑
というのもクレカをつくると割引クーポン5000円相当ついたりと貧乏サラリーマンにはありがたい特典があったので試しに覗いてみました。やはりヤフオクには敵いませんが探せば面白そうな物もポツポツと見つけられました。
このクーポンにも期限があり使わなくては損ということと
※実に良くない買い方だと我ながら思います笑
前回の大皿のリベンジではないですが、実際に鑑賞以外でお皿を使うことは無かったので一度使ってみたいとの思いもありました。
そんな折このお皿を見つけた次第です。


※最近N島先生の本もヤフオクで買って拝読中です。



口径37.0底径22.5高さ6.0重さ1.9キロ
菱七宝文にたこ唐草文見込みには梅の絵です。無傷だと思います。







光にあてながら見るとスレ等はわざとらしくない程度にあり、たこ唐草は手持ちのそばちょこと比較したり書籍を見る限り寛保あたり以降1750から1790年くらいのものに見えます。たこ唐草呉須は濃くそれ以外は淡く上手にあるような色あいにみえます。たこ唐草だけ後から別で描いているとするとしっくりきました。






裏には目跡が3つ少し中心からずれていますがまあ許容範囲かなと。触ってみて他の皿とも特に代わりないです。高台も台形でなく丸みがあり裏側は他の同じくらいの皿と比べても中期くらいの雰囲気あるように見えます。
重さもそんなに重くなく大皿ですが中皿の延長のようなイメージをうけました。
ただし歪みはほとんどないように見えます。

以上のことから私の当てにならない眼で見る限り中期から後期初めあたりの見えてしまいます。
出品者様もこの物に関しては江戸期を記載いれてました。※疑ってすみません。
見るほどに古伊万里だよなあと思うんですが現代の技術ではこういうのも作れてしまうんですかね?
すごく良くできているんですよね。
大皿と言えば天保期あたりのイメージですがこのお皿は天保あたりのイメージではありません。うーんどうなんでしょう。
こちらも忌憚のないご意見お待ちしております。現在専用箱製作か食器棚行きを迷っております。
最近光かなんかあてて年代測定できる機械でもできないかなと思ってしまいます笑




因みに目的は達成しました!
※自分で握りました
半額のマグロも少し美味しそうに見える気がします。





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6 コメント

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Unknown (ぽぽ)
2024-01-06 09:48:46
酒田さんへ
コメントありがとうございます(^^)
そうなんですよね。裏側は中期の特徴で丁寧にかかれていてたこ唐草だけ少し時代落ちそうだなと思いました。やはり買い方が良くなかったです笑期限付きクーポンを使うために買おうとしたためですね笑
N島先生のありがたいです。次に役立たせます!
私もヤフオクの特に上手のものあたりはむずかしいなあと改めて思ってます。でもたまに良さそうな物があるから覗いちゃうんですよね笑
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ぽぽさんへ (酒田の人)
2024-01-05 22:52:58
ドクターさんも書いておられるように、ワタシも蛸唐草と七宝文という
見かけたことのない組合せに目がいきました。
全体として「ありそうで無い品」という印象ですが
やはり紋様の組み合わせとしてビミョーな感じがしなくもありません。
蛸唐草は中期末~後期の特長に沿っていますが
裏面の唐草繋ぎはもっと早い時代のものを簡略化した描き方なのも
少々気になる点ではあります。
かの中島先生が伊万里の染付を扱うようになった頃は
「嘘が無い」(贋作がない)というのが大きな理由だったようですが
近頃のヤフオクを見ると怪しい品が多数出品されており
伊万里の染付も難しい時代になったのかも知れません。
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Unknown (ぽぽ)
2024-01-05 20:15:54
Kさんへ
コメントありがとうございます(^^)本当にありがたいです。確かににたこ唐草と他絵付けの違和感はあるけど別工程なのかなと前向きに捉えました笑
硬いという表現はなるほどと。良くでき過ぎてるんでよね。
あと遅生さんやKさんのお皿と比べると形もなんか違和感ある気がしてます。本当にこの皿中皿みたいなんですよね。。
ただ染付けの具合は他と見比べても私程度だは判断つかないです。特に上手の皿なんかはむずかしいです。
この皿に関して言えば木を見て森を見ずでした笑
Kさんのいつかのブログでおしゃっていたレプリカだと捉えてまた寿司でものせます!
後2000年したら200年くらい気にならないかもしれませんしね(^^)
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ぽぽさんへ (Dr.K)
2024-01-05 19:14:58
この大皿の菱七宝文と蛸唐草文との組み合わせにハットしました。
かなり近代的な組み合わせで、こんなのがあったらいいな~と思いました。
しかし、その反面、古伊万里を多く、長いこと見ていた目には、ちょっと違和感を感じました。
なんか、落ち着かないんですよね。
それと、見込みの梅の絵は印刷?と思ってしまいました。線が硬いんですよね。
菱七宝文、蛸唐草文、梅の絵文のそれぞれの主張が強すぎ、全体的に調和しないんですよね。
以上、写真を見ただけでの感想で、実物を見ると、また違ってみえるのかもしれませんが、、、。
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Unknown (ぽぽ)
2024-01-05 09:00:47
遅生さんへ
コメントありがとうございます(^^)ブログ拝見しました!これぞ後期の大皿というお皿ですよね。一方この皿はやはりタコから草と他の箇所の呉須の色が違いすぎるように思ってきました。柴田コレみるとそういうお皿ってあんまりないですよね。。
あとは歪みですよね。歪みほぼないんです。伊万里の陶石は粘りがないとなんかの本に書いてました。それを補う為にある程度大皿は深さや厚さが必要だと思うんです。このお皿を手にとった瞬間に割と軽いなあと思いました。そのあたりが引っかかるんです。ただ決定的でもないよう感じがしてもやっとしてきます。見ているとめちゃくちゃ上手の皿に見えたりして。でもうますぎて違和感あるんでよねー。
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ぽぽさんへ (遅生)
2024-01-05 07:57:27
きれいな大皿ですね。
ごちそうを盛って、みんなでワイワイやるにはもってこいですね。
中央の梅とそれを取り巻く蛸唐草、そして外周模様のタッチがそれぞれ違うのが少し気になりました。
以前、私も蛸唐草大皿をブログにのせましたので、よかったら見てみてください。
https://blog.goo.ne.jp/chisei/e/4f08b2b1a63b09f598bcfc7def7ae677
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