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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

花組「Ernest in Love」

2005-09-16 20:30:00 | **花月雪星**
声を大にして言わせてください、すごくおもしろかった!!
実は月組版主要4人のキャストがあまりにもピッタリに思えたので(特にきりやんさん)、花組バージョンを見るのがちょっぴり自分の中で心配でもありました。
いえいえ、そんな心配は不要! 
花組版キャストだからこその良さというものをばっちり楽しませていただきました!
では主要4名の感想を。


アーネスト(ジャック):樹里咲穂さん
かわいーっ! 子供のようなあなたが好き~♪
まるで樹里ぴょんの素を見ているような気になっちゃいました。ソファの上でバタバタしたり、「うえーん」と子供みたいに声をあげて泣き出しちゃったり。(実際の樹里さんがそんな行動をするのかどうかは知りませんが。なんとなくイメージ。
明るくてテンポがよくて本当に樹里ぴょんらしい役&公演だなあと思いました。
・・・はっ。そ、そういえば樹里ぴょんはこの公演が最後だった・・・!
「最後」という寂しさを忘れてしまうくらい、思いっきり楽しかったんです。

グウェンドレン:遠野あすかさん
ドレスが超可愛くって(もちろん帽子も☆)、今風の(といっても1世紀ちょっと前だけど)可愛い女性でした。
グウェンドレンは都会的でお洒落なお嬢さん。 
いつの時代も恋する乙女は可愛いものです。
実は相当気が強いんじゃないかと思われますが、その女性ならではの強さをもって、これからもしっかりジャックを引っ張っていってほしいです。(笑)

アルジャナン:蘭寿とむさん
「君はいつも食べているなあ」の台詞が似合うのはやっぱりきりやんアルジーだし面白さでは敵わないんじゃないかと勝手に予想していたけれど、とんでもない!
らんとむさんアルジーは見ため二枚目・プレイボーイ風。
ビジュアル重視ならこちらのアルジーです。(・・・なんか失礼な事言ってる気がしてきた。??)
見た目がかっこいい分、そのルックスに伴っていないオバカちゃんぶりがとっても可笑しいんです!
たっくさん笑わせていただきました~!

セシリィ:桜一花さん
かわいーっ!
一花ちゃんは小柄です。それがちょうどセシリィのイメージにピッタリ☆なんですよね!
田舎育ちの純粋で優しいお嬢さん。結構変な子(笑)だけどその変さが可愛い!!
「次は何を言い出すんだ!?」とすっかりこの子に釘付け。夢中になっちゃいました。
あのアルジーを完全に自分のペースに巻き込んでしまうあたり、アルジーのベストパートナーなんだなと感じます。

というかこの4人、みんなおかしい。
恋をしている人って可愛いですね。 男でも女でも。
Ernestという名前がピッタリなジャックも、お嬢様なグウェンドレンも、自由人なアルジーも、不思議ちゃんなセシリィも。
みーんな可愛かった。
脇役陣もみんないいキャラしていて、舞台中どこもかしこも楽しすぎ!
最高のハッピーエンドで清々しい幸せ気分になれました。悲劇も好きだけどやっぱりハッピーエンドっていいなあ♪

ああ、DVDほしい・・・。月と花とどちらを買うべきか。(悩)
やっぱり花だな!(と思ってしまう~。生で見た感動は大きくて。)
とにかく見れて良かった。本当におもしろかったです!

TCAスペシャル’97 

2005-08-05 01:00:00 | **花月雪星**
TCA連続鑑賞の企画(企画?)はどこへいったのか・・・。
「炎にくちづけを」に夢中だったのと思いがけず訪れた姿月な日々でちょっと忘れていました。
そんなわけで前回の次の年から見てみましょ~♪

『ザ・祭典~四組夢の競演~』
あ、なんかおもしろい! この年は珍しく早送りせずに見れました!
通常よりも娘役の出番が多かった気もするし♪
このTCAは四組のスターたちが歌にダンスにゲームにと白熱した対抗戦を繰り広げていくという、これまでとはちょっと毛色の変わった趣向でした。
それではおハナレポスタートです。

プロローグ
各組とも客席からゾロゾロとご登場。
ちょっと運動会みたいなノリで楽しいです。ハナちゃんは雪組らしい白いふんわりワンピ。
髪型も可愛いわ~アリスみたい。(←不思議の国のアリスね。花影ちゃんじゃないですよ。呼び捨てなんてしませんよぅ。)
とにかく可愛いんでもっと映して欲しいですっ。

さて早速競技開始。
トップ娘役4名によりますシャンソン対決です。
そうそう、歴代TCAを見てきて思ったのですが、私はこういう娘役ソロコーナーが何気に好きみたいですよ。
歌も娘役らしく可愛いし、それぞれのドレスや髪型を見るのが楽しくって♪皆さん凝ってらっしゃる♪
今回ハナちゃんが歌いますのはラヴィアンローズ。
タイトなラメラメのきんきらピンクのドレス。スリットがセクシィ☆
髪飾りが本当に花“總”という感じできれいでした。
ハナちゃんを迎える紳士が和央さんだということもかーなーり嬉しいところ。

お次は和製ポップス対決。わー、このくらいの時代かあ~。
懐かしいです。小学校の先生から「ズルイ女」を歌うのを禁じられたことがありました。

お次は隠し芸対決。
どの組も笑えました! ナオミ、懐かしいなあ・・・。(笑)
雪組さんからは人間オーケストラ。
この曲、チーズのCMを思い出します。太い棒状になっていて手でどんどん裂けるチーズ。ありませんでした?
あのチーズ好きだったのに最近見ないですね~。どこ行っちゃったのかな。
隠し芸の話に戻りますが、高嶺さんがオーケストラの指揮をいたします。
ここは壊れめなハナちゃんが可愛いです。(笑)
皆さんいろんな楽器になって歌い(?)ます。
「ぼん、ぼん、、、」って感じの和央さんの低音と「チャー!!」って感じの壊れたハナちゃんの高音が特に聞き取りやすく思います。単に私がファンだからかな?でも2人の声が特に聞き取りやすいですよ~!?

第1部フィナーレ
ハナちゃんはトップバッターで「私は妖精」を歌います。
もーっ!可憐!! 黒い装飾入りの上品な白いドレスが似合います。

第2部のスタートは
ザ・ミュージカル
花組さんからは『ハウ・トゥー・サクシード』
月組さんからは『CAN-CAN』
星組さんからは『エリザベート』
雪組さんは何かな?
きゃ~♪『晴れた日に永遠が見える』でした!大好き♪
こんなところでマーク先生とデイジーに会えるなんて嬉しい☆
にこにこで腕組んじゃってるデイジーが可愛いなあ~っ。
しかもエリザベートやら額田王やらナターシャやら・・・よく乗り移って(?)くれました!
デイジーの魂がどこかに行ってしまって、いろんな人の魂が出入りしていた模様です。
うーんハナちゃんファンとしては嬉しい限りでした。最後はちゃんとデイジーが戻ってきますのでご安心を♪

お次はダンス対決。っていうほど踊ってたかな・・・?なんて。

最後にゲーム対決。
客席からの借り物競争です。
高嶺さんは未使用のテレホンカードを借りてくることに。
わりと早めにゲットしてきますが風船がなかなか割れなーい。
借り物を借りてきたらコンビで風船を割らなくちゃ競技が終了しないんです。
お互いのお腹とお腹の間?に風船を挟んで抱き合うようなかたちでパンッと割れるのが理想的みたい。
しかし風船は割れず・・・必死なハナちゃんが可愛いったら~!
しかも上に座っても割れない。さすが妖精、体重ないですね!?
まあかろうじて割れて雪組さんは2位でした。

フィナーレ。
娘役さんたちのドレスが砂糖菓子みたいな優しい色合いですてき。
ハナちゃんは淡~い水色でおきれいです。

そして最後にはおおっ宙組カラーのドレスを!なんか感慨深いなあ。
今回もたくさん可愛いハナちゃんが見れてよかったです。
おもしろかったでーす☆

TCAスペシャル’96

2005-07-21 00:15:28 | **花月雪星**
『TCAスペシャル’96 メロディーズ・アンド・メモリーズ』
ここのところ毎日TCA鑑賞で楽しいです♪ それではおハナレポ開始♪

第1部
第1部は宝塚の日本物名作選でございました。
うお~う・・・私の苦手な日本物だあ・・・。
でもでも浪路と額田王と由布姫は好きでしたけどっ。(全部じゃん)
ハナちゃんは日本物より洋物が似合うでしょ~腰の位置高いし~なんて、うだうだ言いながら見始めました。

お芝居のはじまりはじまり。
『星影の人』
星影の人というタイトルだけは聞いたことがありました。
ちなみに私は新撰組と忠臣蔵の区別がつきません。(日本史オンチ) 

お次。
『永遠物語』無法松の一生より
「バカヤロ♪バカヤロ♪」って歌うガキどもがいます。
うわっ!和央さん 思わず大笑いしてしまった。だって坊主頭があまりに可愛くない!!(爆)
すいません、でも可愛くないところが可愛かったんです!ぎゃっはっは!!(失礼)
それはさておき、ちゃんとシリアスに物語が始まりました。
人力車夫の松五郎さんという人が主人公。後で調べたのですがこんな話のようですよ。
ですが再現シーンだけで充分伝わってきます。
吉岡夫人!憧れの人!ひたすら尽くす男!一生届かぬ片思い!
うわあ~っこういうの好きーーー!!(涙)
ハナちゃんは吉岡良子さんという未亡人。轟さんが息子役だったりしましたが一緒に並ぶ場面はないので特に違和感はなし。松五郎さんはこの母子に献身的に尽くしている模様です。純愛!!
人力車に乗ったハナ夫人の図が非常にツボでした~。綺麗だあ。
前後のストーリーすら知らないのになんとなくで泣けてしまいましたよ。
久世星佳さんの一人芝居に心打たれ、心に浮かぶのはハナちゃんの吉岡夫人で。うう~泣けました。
これはぜひとも見てみたいです。 98年にバウで月組が上演したそうで。(即リサーチ。)
またやってくれないかしら~。興味をお持ちになっていただけたらコチラへぜひ!
「日本物だからって敬遠するのはやめよう!」と思うくらい惹かれる物語でした。

お次はですね・・・なんか日本物じゃなかったくさいですよ、衣裳的に。(飛ばしたらしい)
作品名は『メナムに赤い花が散る』

次っ。『心中・恋の大和路』
以前「気味悪い」だの「幽霊みたいで怖い」だのさんざん暴言を吐いていた梅川忠兵衛。(5/2参照)
この題材が苦手なのですよ。“心中”って言葉の響きすら苦手です。
それを大好きなハナちゃんがやるとなっては正直「えぇっ!?」でした。
ですが!いざ見てみると・・・。
・・・。
  綺麗っ!!
いやーんなんて綺麗なの!?ハナちゃんだとちっとも嫌じゃなーい!むしろすごーく綺麗だわ~!
なーんて騒いでいたら「あんたのひいき目でしょ!?」と突っ込まれましたが。
そ、そうだとしてもなにしろ綺麗でした。
幽霊度はゼロ。むしろ今にも消え入りそうな儚い命が愛しくって。弱った体を支えてあげたくなるし。目を閉じても綺麗なのねえハナちゃん・・・。 ここでも泣けてしまいました。一路&花總コンビの芝居に引き込まれました~!

いやー短時間でこんなに違った感動が味わえるとは!
お手軽で良いですねえ、TCAは♪

第2部からは歌・歌・歌♪
私が最も集中力のなくなるパターンです。
しかも1部の方でヒロインをふたつも演じてしまったからか?ハナちゃんはあまり出てきませんでした。
JFKのジャッキーみたいな姿でちょっと踊った後はしばらく出てこず。
フィナーレ近くになって白いドレスで再登場です。
雪の結晶がぽぽぽんっと咲いた髪型がちょっと可笑しくて可愛かったり♪

こんな感じでした。
やっぱりお芝居の再現が私は好きだなあ。 
でも2部では大好きだった『ウエストサイドストーリー』の曲が聞けて楽しかったです。
そして文章比率で丸わかりですが、『永遠物語』はツボだったなあ~。
こんな言い方はアレですけども吉岡夫人はそれなりにお年も召している役なはずで、お召し物も決してきらびやかではなく地味めなんですけど、そういうところに格別の美しさがありまして。
すごいなあ~。ハナちゃんの美しさがじんわりと心に残ります。

TCAスペシャル’95

2005-07-20 00:07:07 | **花月雪星**
『TCAスペシャル’95 マニフィーク・タカラヅカ』
あら。この年からは「TCA」なんだ。
前回に引続きDVD鑑賞。 一応断りを入れておきますがハナちゃん中心です。

第1部
プロローグ。トップ娘役4名がチャイナ服姿で歌います♪
おおっ!ハナちゃんすでに急成長
1年前よりも大人っぽくなっています!藤色のチャイナ服姿がきれいです~。(よだれ)
お歌もかわいくて。「こんな美人の私たち♪」というフレーズが好き。笑

その後はなんだかんだで~。

花月雪星、四つの夢というコーナーの始まり。
雪の夢
・・・ひどーっ! 著作権の都合により映像のみでした。
でもアーミーな和央さんがかっこよくってドキドキでした~。ハナちゃんは出てこず。

しかし・・・なんか全体的に月組度が高くな~い?

第2部
私の集中力がもたなくなるパターン、歌い継ぎ♪が始まりました。
Catari Catari でハナちゃん登場~
白いドレス姿が綺麗だなあ~。 雪組集団で清らか~に踊ってます。

そしてまたいろいろ歌い継ぎ~。

Get Out Of My Life
ずんこさんが歌ってます。両隣にはわたるさん・和央さん!!
うっひゃー(初期の)宙組じゃん 感動的~!

あ。Hot Stuff で星奈さんと風花さんの着ていたお衣裳は昨年(94年)で小悪魔ハナが着ていたお衣裳でした。

お次はシネマザナイトという映画パロディのコーナーが始まりました。
ポッキー、お蒲田行進曲、第一回全日本歌謡大賞。
元ネタがわからなかったりしましたが普通に笑えました。おもしろかったです。

ハナちゃんは「シェルブールの番傘」であまみん(天海祐希さん)と共演。
芸者の幾松役です。月様とのだじゃれ合戦でした。
上品ながらもひじょーに可愛い! 日本物らしいしっとりめな台詞回しがすてきでした~。
しかしあまみん(←TVで見慣れているせいもあってあまみん呼ばわり。)ってすごいですよねえ・・・。
宝塚のレジェンド超人なあまみんさんには、こちらも伝説の娘役と化すであろうハナちゃんのファンとして勝手にシンパシーを感じてしまいます。
余談ですが『シェルブールの雨傘』って見てみたいんですよね・・・。

その後はパレードでおしまい!(めっちゃ省略)
TCAは娘役の出番が限られてくるのでわりと短時間で見終わります。
この分だとどんどんスイスイっと見れちゃいそうです♪(飛ばし見の事実発覚)

TMPスペシャル’94

2005-07-19 01:22:51 | **花月雪星**
『TMPスペシャル 夢まつり宝塚’94』
おおっ。昔は「TCA」ではなく「TMP」だったのですね!
そんなわけで早速見てみました。 ちなみに完全にハナちゃん中心の鑑賞レポです。
他はわりと適当です。そういうブログなんです・・・すいません。

第1部
プロローグのハナちゃんはパリゼットを歌って登場。
きゃ~今ほど声が磨かれていない感じで可愛い~! 少女声です♪

さてこのTMPは『風と共に去りぬ』がテーマだったようです。
各組がパロディやら名曲アレンジやらで楽しませてくれます。
おもしろかったけど星組のバトラー&アシュレネタにはちょっと素でひいたかな・・・。
で!この時の花組のトップさんってROSSOの振り付けやった人!?(他にももっといろいろありますが。)
この時に安寿ミラさんの着ていた赤とピンクのドレスがめちゃめちゃ可愛くってすごく好みでした。
「ああ、このドレスハナちゃんにも着せたいわあ~・・・」なんて考えていたら第2部で嬉しい驚きが待っていました☆それはまた後ほど。うふ。

第2部
2部の幕開きは真っ白で清らか風味。 娘役さん集合で非常にきれいです。
ハナちゃんの白いドレス姿は超プリティ~! 私はこの髪型にとことん弱いようです。(ロニーみたいな。)
それでもってハナちゃんと白城あやかさんの並びが素敵なんですけどーっ!美人姉妹的。
それから男役さんたちがワイワイ出てきて、いろいろやって。
またハナちゃんが出てきた~今度はピンクのドレスね~きれい~っ♪・・・だったけど。
カメラさん、もっとちゃんと映してください!遠いですっ。

そしてお待ちかね。
雪組からお送りするパロディはスカーレットがいっぱい。
高嶺さんも轟さんも香寿さんも和央さんも・・・みんなスカーレット。
ハナちゃんスカーレットも出てきます♪
うわあ、赤とピンクのドレス着てくれた~~~!(喜)
そう、第1部で惚れたあのらぶりーなドレスです! 可愛いーっ嬉しいーっ ・・・けど。
もっとちゃんと映してってば、カメラ~!!アップにしてー!

カメラワークに不満はあるもののその後はスカーレット集団のコント(コント?)を普通に楽しんでいました。
このあと襲いかかる悲劇なんて予想もせず・・・。
さてお話は進み、「敵襲だーっ♪」てわけでタラに戻ったスカーレットたち。
そこで再会したのはお墓に入った母親とマミー。
マミー。
マミー・・・。
ああっ!!?
一瞬気付かなかったし!
ハ、ハナちゃんがマミーの姿を・・・!
肉布団詰めてそりゃもう変なメイクで!ぎゃーやめてー!!
可愛い可愛いハナちゃんにこんなことをさせるなんて! い~や~~~~!!o(T口T)o

・・・ショック状態でその後はあまり記憶がありません。(震)
やです、だめです、波平だってショックだったんです、あの時初めて和央さんをちょっと恨んだんです、でもそれはお門違いです、ハナちゃん自身ああいうこと好きかもしれないし、というか偏ったファンで申し訳ないです、でもでもっ・・・ぶつぶつ。(泣)

あ。
ラ・パッションで紫苑ゆうさんと共にトップ娘役衆が出てきました。
黒いお衣裳です。ハナちゃん、小悪魔ちっくでかーわいい! おかげでショックが癒えてきました。
うーん。このTMPを見ていて思ったのですが、白城さんとハナちゃんが一緒に映るとときめいちゃうのはなぜ?
シスタアっぽいというか。女子高に行ったことのある方ならわかる・・・?
男役さん同士の並びっていつも興味ないんですが。変わり者?

そんなこんなでパレードでは相変わらずきれいなハナちゃんでした。おしまい!
雪組のスカーレット編パロディ・・・。トラウマになりそうです。

花組『マラケシュ~紅の墓標』

2005-06-20 01:35:34 | **花月雪星**
先日、マラケシュを見てきたでシュ。
花組さんはエリザベート以来なので結構ご無沙汰でした。
さて荻田先生の作品なので期待していたマラケシュですが・・・。
・・・これ好きですっ!!
いや、ぶっちゃけステラマリスよりずっと好きです、作品的には。
異国情緒、さいこー。幻想的な不思議世界、さいこー。人間の生み出す悲劇さいこー。
やっぱり私の感性では荻田さんの演出が最高峰なのですよー。もう好き好き♪

リュドヴィーク(春野寿美礼さん)
哀愁ある男、なんて言葉じゃすますことはできません。
とりあえず決して幸せそうではないんですよね。重圧に耐えているようにも見え、虚無という透明感もある。
スカステのNOW ON STAGEで春野さんが「本当はイヴェットが好きなんだけど」みたいな話をされていましたが(←チラ見だったので間違ってるかもしれない情報)そうなの~???
私には、最終的にはオリガを愛したように見えたのですが。違うの?
オリガの元に金のバラを残していったことがただならぬ絆な気がしたんですが。
リュドは死んじゃったんですよね?砂漠でデザートローズを渡したのは何?スピリット?こういう曖昧さも好き。

オリガ(ふづき美世さん)
おしとやかな奥さま~。
しっとりとして、いかにもお嬢様育ちな風情がすごく好きです。おっとりめの上品な話し方が好き♪
オリガさんの、リュドヴィークとはまた違った感じの虚無感に惹かれました。「ずっと流されて生きてきたんです。」の言葉が表すとおりに、まるで実体がないみたいでした。
関係ないですがふづきさんって語尾が「でっすぅ」ってなりません?
ふざけて真似してたらいつのまにか友人にも移りました。「~でっすぅ。

レオン(樹里咲穂さん)
樹里ぴょーん!!
白人とベルベル人のハーフであるレオンさん。人当たりのいいペテン師さん。
カラッと明るくて、薄情者で、野心ギラギラで。
うん、樹里さんにはこういう役が似合っていると思うっ♪(詐欺師という点でなく明るくアツイという点
殺されてしまった時にはビックリしましたー!「えぇ~っ!?まさかアナタがっ!?」と。
詐欺メンバーの顔を判別しておいてよかったです・・・。

クリフォード(彩吹真央さん)
この人が好き。
クリフォードさんが好きです。単に髪がさらさらな男役さんには大抵ときめくんですが。
いえいえ、というよりも正統派の二枚目といいますか、紳士的で一途なクリフォードさんにときめき。
彼が助かっていてよかった~。オリガと幸せにね。幸せにやっていける、よね??この2人。

ギュンター(蘭寿とむさん)
バラを追っかける人。美術品コレクターということだけどほぼ狂っているような?謎!
そうそう、オリガの恋したアレクサンドルという男は蘭寿さんだと思っていたら、同場面で蘭寿さんasギュンターが現れたのでびっくりしました。よく見たら似てなかったし・・・。
ダメだな、花組さんに関しては勉強不足で・・・。 でも蘭寿さんってきれいでした。

イヴェット(遠野あすかさん)
前髪が変。(笑)
そんなことはさておきイヴェットは最初登場した時から高慢で「なんて嫌な女!」という印象でしたが(でもあそこまで徹底していると見ていて気持ちよくもあったな)、お芝居が進むにつれ、そのありえないくらい高飛車な態度がかえって痛々しく思えてきました。
「誰にも赦しを請いたりしないわ」(だっけ?)という台詞が印象的。
ムーランルージュでのショースターぶりがお見事でしたね!
で、あの前髪はどこから生えてるんでしょう?(しつこい)

他にはソフィア役の桜乃彩音さんに注目しちゃいました。
以前から「花組にハナちゃんに似てる娘役さんがいるよー。」と報告を受けていたのですが、桜乃さんという名前だけ聞いたままで実際に見たのは今回が初めてでした。
どっちかというとハナちゃんよりアリスちゃん似かも。
でも、ということは、ハナちゃんにも似ているわけだ?
“上手くなったアリスちゃん”という感じがして(←どういう意味)非常に良かったです~桜乃さん
これから応援しちゃおっかな♪

以上っ。
私的にマラケシュは相当お気に入りです。あの幻想世界は劇場で味わわなくてはもったいない!
独特の空気がありますよね。音楽も、空間の使い方も、全てがすてきです。
蛇の恐ろしさに負けずにまた観に行こうかと思っています♪(蛇恐いんですよ。ダンス上手いけど。)

雪組「レ・コラージュ」

2005-06-07 14:15:13 | **花月雪星**
今日は寝坊した勢いでそのまま学校をサボりました。(だめだめ)
おうちでのんびりビデオタイムです。
なんだかサラッときれいなものが見たい気分だったので超久しぶりに『レ・コラージュ』を。
音楽もきれいだし舞台全体が軽くメルヘンタッチ?で、素敵なショーだと思います♪

<プロローグ>
コムちゃん(朝海ひかるさん)が銀橋で歌い、夢の世界の幕開けを告げます。
香水の瓶からはチュチュ姿の舞風りらちゃんが。
このコンビ2人して可愛いから!きゅーん。

そして弾けたイエロー集団登場!
元気いっぱい!みなぎる若さが眩しい☆
アイドル風味の音月桂+山科愛コンビ、お似合いです。かーわーいー!!

続いてちょっぴり大人ムードなレッド集団。
壮一帆さんてきれいな男役さんだなぁ。白羽ゆりさんもきれい。

次は・・・おかま、じゃない謎の・・・これは男かな?女かな?
などと「??」状態でいるとえらく官能的な紫色のドレスを着た美女が現れます。
おお~この妖しい美女が雪組のトップスター!
男性の手をパシッと払いのける振りがすてきでした。
私が劇場で見た時は金パでしたがビデオ映像では黒髪です。
金パが好きだったな~。まあ好みは人それぞれ。

女がセリ下がると緑色のロックな人たちが参上!
樹里咲穂さん&貴城けいさん・・・樹里さんいわくミドリ虫。(笑)
それからみんなで舞台の上でコラージュしています。
華やかで眩しい限り。とってもきれいです。

<クリスマス>
お次は王子様との舞踏会を夢見る女の子(りらちゃん)のお話。
でもなぜか音月さん率いるネズミ集団とダンスパーティー☆
アニメみたいで可愛かったです。

<ローマ帝国>
あ、オスカル様だ。と思ったらちょっと違う。
彼はローマの王様、ヘリオト・・・ヘリ・・・なんでしたっけ??
美しい少年王です。
周囲に同じような格好をした男役さんたち(樹里さん、壮さん、音月さん)がうろうろしているので分身かと思っていたら、彼らはお友達だったようです。
ああ、この国行ってみたい・・・。(よだれ
王様に花を捧げる白い少女(白羽さん)もきれいです。ティモテみたい。
繁栄していたローマ帝国が滅びちゃったというお話でした。
音楽も綺麗だしコムちゃんも綺麗だし。美穂さんの歌声も綺麗だし。
ていうかやっぱ薄幸のコムちゃんって好き!(よだれ

<ナイチンゲール>
貴城王子。
童話風(でも大人向け)なイメージがすてきです。
機械仕掛けの鳥たちの歌に酔い、ついには本物のナイチンゲールを鳥かごにゲット☆
永久に歌え~♪とか言います。
鳥オタクでもいいです、こんな綺麗な王子様なら。

<ジャズ>
足だけ見えてたり。タンバリンだったり。そんなかんじ。

<タイタニック?>
セピア色って懐古調できれいだ~!
コムちゃんりらちゃんのダンスも美しく。昔の映画のワンシーンを見ているよう。
でも木馬は何の意味があるのか未だに不明。

<フィナーレへ>
樹里さん白羽さんをはじめとして、シックな黒いカップルたちが激しく踊っています。
黒って綺麗~!

それから薄い水色の布にふわりふわりと包まれて現れたトップコンビ。
フェアリーコンビめ♪ おきれいです。
白い衣裳のデュエットダンスなので、なおのこときれい♪

それからパレードでおしまい。
ああ、なんだか心が洗われますね、このショーは。
私的にコムちゃんは男役というより少年役・青年役であってほしいので、ヘリなんとかの王様がツボでした。(名前調べろ。)
季節的には冬に適している気がするけど、初夏に見るのも乙なものですね♪
綺麗な場面ばっかりで楽しかった☆

星組「1914 愛」

2005-05-18 21:40:22 | **花月雪星**
WOWOWで放送されたので見ました♪
これは特出でたにちゃんが出ているし、時代背景も好きな感じだったので見に行く予定だったんですけど、お金も時間もなくて行けなかった公演でした~。
で、実際観劇した友達からはあまりよろしくない感想を聞いていたので、どうかな~と思いながら見始めましたが・・・。
あら、おもしろいじゃないですか!
最初の方のショーみたいなところですでに飽きたので、あー見るのやめよっかなーなんて思いかけましたが、大好きなたにちゃんとかっこいいかしちゃんで持たせていました。
そうしたらだんだん楽しくなってきて「ウッ♪ハッ♪」を過ぎた辺りからは巻き返しました。
最初はたにちゃんとかしちゃん目当てで見ていたようなものでしたが、この作品で何より好きだったのはわたるさん演じるアリスティドと檀ちゃん演じるアデルの恋。
そんなわけで順番に語らせてください。

アリスティド(湖月わたるさん)
俺様・・・。
登場シーンの黒いコート?姿がかっこよかったです。
黒くてバサッと翻るものに弱いんですよ私。ファントムなんてそりゃもう・・・
というのは置いておいて。
上記のとおり、アリスティドとアデルのやり取りが楽しくて楽しくて!
お互いに2つの顔をもち、偽りあってあたふたあたふた。
もう、おもしろいったらなかったです。
2人とも可愛くっておかしい♪ベストカップルだと思います。
コメディもいけるのね、わたるさん・・・!

アデル/謎の伯爵夫人(檀れいさん)
伯爵夫人の時には「ああ、やっぱり檀ちゃんは大人の女が好きだなあ。」なんて思っていたのに・・・アデル!
アデルに戻った時の騒がしげな豹変ぶりが可愛いーっ!
何を隠そう、私は檀ちゃんを「可愛い」と思ったのはこれが初めてですよ!
いつも「きれいだなあ」と思うばかりで「可愛い」はなかったんです。
うわー初めてで新鮮☆ アデルは思わず応援したくなっちゃうくらい可愛い人でした。

アポリネール(貴城けいさん)

きれいですよね、かっこいいですよね、いや~ん素敵ですよね・・・。
個人的にかしちゃんはこういう髪型の方が好きなんです。
芸術家集団はみんなそうだけれど、アポリンについては(勝手に変な呼び名)もっと詳しく彼の半生を見てみたかったと思います。
彼の詩がどんな詩だったのかも聞いてみたいし。
マリーへの思いや戦地に赴くまでの細かい心理描写ももっと見たかった。
むしろアポリンが主役な話を宝塚で見てみたいです!
でもかしちゃんのアポリンはそこにいるだけでも最高でした。
ずっとマリーを思い続けて。「パリは君を愛しているよ!」の台詞にやられました~。

モディリアーニ(大和悠河さん)
(←また)
やっぱりたにちゃんが好きだ~っと再確認。
モディはとりあえず黄色かった。
そういえばこの公演の時期に"アメデオ・モディリアーニ"について特集している番組がTVでやっていたので、「たにちゃん」と思いながら見てみました。
悲運の天才画家。モンパルナスの貴公子。
くーっ・・・。(ツボにはまった。)興味深い人でした。
ぜひ彼を主人公にしたお芝居を、宝塚で見たいものです。
モディに関しては、モンパルナスの灯という映画が番組内で紹介されていて、早速見てみたのですがなんだかんだで途中までしか見ていない気がします。今度ちゃんと見よう・・・。(いつもいいかげん。)
で、こんなのも見つけましたよ。→モディリアーニ真実の愛 公開前らしい。
1914の中ではそこまで詳しくモディを掘り下げていなかったので、いつかモディの話も見てみたいなあと思いました。
それがたにちゃんだったら最高ね。

他には~。
クロディーヌの陽月華ちゃんが可愛かった!!
こういう元気いっぱいな女の子をやらせるとピカイチですね。
髪型はちょっとテツコ・クロヤナギっぽい気がしなくもないけど・・・可愛いからOK!
あと花嫁候補のオルガ役の方!あなた最高!あなたはだあれ?
仙堂花歩さんというらしい!
あなた素晴らしいわ~っ・・・と思っていたら次で退団されるらしい。

全体的に統一感はないかもしれないけど、おもしろかったです☆

月組「エリザベート」

2005-04-27 00:46:58 | **花月雪星**
あれだけうだうだ悩んでいたわりには楽しかったです。
見てよかった。
どーしてもどーしても宙版が頭から離れることはなくて自然とシンクロして見てしまった面もあるけれど。
やっぱり違う人(組)が演じると違います。それもおもしろいところだと思えました。
私の中でエリザはすっかり宙色なので、宙エリザのお話がちょこちょこ出てくるのはご容赦くださいませ。

トート(彩輝直さん)
ものすごく美しいトートでした。
絵に描いたようなトート、という表現はちょっと不思議ですがまさにそんな感じ
ずんこさんのカリスマ性のある絶対的なトートとは違って、彩輝トートは闇そのものという印象。
ズルズル無理矢理ひきずっていくような死ではないんです。
じわりじわりと広がっていくあてのない闇。いつかは確実に包み込まれてしまうような。
「闇が広がる」で特にそれを感じました。
で。観劇前からお歌を危惧していたんですけど・・・。
うん。なんていうか・・・部分的に上手かったですね!部分的に迫力!(強調しなくても。)
「さごのダスは俺のもっのぉ~♪」
「おえはおと♪」
という独特な歌い方がなんだか気になった私でした。
文章じゃ伝えにくいですが。以下一文は鬼のつぶやき。↓
このおかしな強弱は上手く聞こえさせるため?歌をごまかす苦肉の策かな、なんて思っちゃいました。そしてエリザベートに完全に圧されているトート、という感じがしたかも。妖しくて綺麗なんですけどオーラ負け??私の見間違い?ごめんなさいよ~。

エリザベート(瀬奈じゅんさん)
誰よりもこのキャスティングが一番衝撃的でしたが、評判はすごくいいので、期待(と大ーきな不安)を胸に抱えての観劇でした。
少女時代はさすがにムリなんじゃないかと予想していました・・・。
私がハナちゃんファンだからとかそういうことは抜きにしても、少女時代が自然だったのはハナちゃんだけだったと思うんです。
歴代の娘役さんや、女優さんとして活躍されている方、海外のミュージカル女優さん、どなたからもそれぞれの素晴らしさを感じたけれど、子供時代のシシイには「うーん無理があるっ」と思わずにはいられませんでした。
どうしてハナちゃんだけ少女がすんなりハマって見えたかというと、娘役としてもひときわ細いハナちゃんは“女”というより“少女体型”に見えやすいってこともあるし(以下省略・長くなるから)、そんなこんなで今までの女役さんさえそうなのだから、男役のあさこさんにはますます・・・なんて思っていた。のに!
前言撤回 いやーんめっちゃ可愛いですっ!!
登場してから「ん~っ」って感じで空気を吸い込むような振りがとても可愛い。
伸びやかに自由に生きている少女。 男勝り、というかそういう元気な感じがよーく現れていて本当に可愛いシシイでした!
あれだけ天衣無縫だったハナちゃんシシイがお人形さんから脱していないかも?とさえ思わされましたもん。
あさこさんのエリザからは生身の人間らしさを、躍動感を、感じました。
高音もきれいだし男役の面影なし!まるっきり女性でした!
うん!合格点◎

フランツ・ヨーゼフ(初風緑さん)
がいちさんにとなったのは初めて!!
宙組でも何度も見たことがあってその度にがいちさんの印象は「この人はどんな役でもできるから安心だ。」というものでした。
何でもそつなくこなせる人だと思っていて、それ以上の感情は特に何もなかったんです。
なのに。フランツにやられました・・・!
“優”という字が本当にピッタリなんです。優しそうで。優等生で。優男で。
がいちさんの声にメロメロになったのは初めて。
話し方や表情のひとつひとつが全て好きでした。初めてがいちさんに惚れましたぁ。
和央さん以外のフランツにときめいたのは初めて☆

ルキーニ(霧矢大夢さん)
上手い
やっぱり宙の影響が色濃いのでわたるさんルキーニを浮かべがちな私ですが、霧矢ルキーニに何の違和感も感じなかったです。
いかにもアナーキーっぽくて。歌いまわしなんかもこれまでとは少し違っていていい感じでした。

ルドルフ(大空祐飛さん)
観劇前に悶々としていた時でも、ゆうひさんのルドルフだけは唯一楽しみにしてるところでした。 
拗ねた感じが似合いそうだと思ったんです~。
繊細で儚げな朝海ルドルフのイメージが捨て切れないまま観劇しましたが、そういうタイプではなかったです。
ただ孤独ゆえに閉ざされてしまったような冷たい瞳をしている気がします。
革命運動もハプスブルク家のためというより自分の信念のため、という印象を受けたかな。
とにかくゆうひさんのルックスが好き。(笑)ずっと釘付けでした。カッコイイ。

あと印象に残った方々は。
マダム・ヴォルフ~。このマダム・ヴォルフ、ちょっと新解釈じゃありません!?
崩れめのハチャメチャな化粧と髪型が好きです!
で、リヒテンシュタインはちょっとミスキャストだったんじゃ?なんて思ってしまいました。
だってるいさん可愛いんですもん 声も話し方も演技も、全てが女官長らしかったけれど、顔 
お顔がとにかく可愛いから! どうしても瀬奈エリザより年下に見えました。
子供ルドルフは嘘っぽい前髪から目が離せません。(笑)柱にもたれて歌う姿が可愛かったです☆

そんなこんなで。ところどころ演出も変わっていて、そこも楽しめた点でした。
また見に行きたいなあ!!
さんざん好き勝手な感想を述べてしまって申し訳ない。

月組「PUCK」

2005-04-11 17:26:16 | **花月雪星**
昨日から(たぶん)涼風ファンになった私?
『PUCK』、とっても楽しかったです。
レヴュー伝説に負けないメルヘンさでかわいらしかったこと。
前半はピーターパンのような世界観で本当に可愛いです☆

パック(涼風真世さん)
可愛い!!
フェアリータイプとはまさにこのこと!!
くりんくりんの巻き毛に、大きいつぶらなお目々が愛くるしい~。
無邪気でいたずらっ子のパック は、ピュアで可愛い妖精さんです。
でももちろん「可愛い」だけでは終わりません。
ハーミアへの恋 がパックを大人にさせたのかな?
いつのまにか可愛いパックが凛々しい青年に見えるようになりました。
うーん妖精に年なんてないのかもしれませんが、年齢不詳でした。

ハーミア(麻乃佳世さん)
心優しい、可愛いハーミア。
人間なのに妖精が肉眼で見れるというセカンドサイトをもつ女の子。(女性?)
妖精って心のきれいな人にしか見えないんですよね。
ウェンディやドロシーのようなイメージで可愛かったです。

ダニー(久世星佳さん)
金持ち。強欲。嫌な男。悪い男。
悪口並べ立ててすいません、だって悪い人だったんだもの。
でもでも品格をもって演じていらっしゃいました。

ボビー(天海祐希さん)
おお~これが伝説の天海祐希
TVでのイメージが強いため、私には宝塚時代がすごく新鮮でした。
荒々しいイメージだけど、心がとってもきれいな人でした。

主要キャストは以上かな?
私的に驚いたのがヘレンの彩輝直さん!
うわ~娘役だあ!
ソフトな印象のハーミアと対極な役で非常におもしろかったです。
劇中ではさんざん言われてますが私は好きよ、ヘレン。(笑)
ハーミアのように可憐ではないものの、おませで可愛い女の子でした!!

PUCK 、全体的にドリーミーですてきなお芝居でした。
かわいい、かわいい、そしてちょっぴり切ない物語。
記憶をなくしてしまったパックは別人のよう。
でもこれから、ハーミアがパックの記憶となっていくのでしょうね。
ああ、本当にこの頃から宝塚を見れていればなあ!
涼風さんのファンになっていたことは間違いないと思うし、宝塚をリピートしていくうちに他組で活躍するハナちゃんをミーミルから見れたかもしれないのに!惜しい~っ。(結局行き着くのはそこ。)