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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

姫アルバム

2006-06-30 13:44:25 | **姫のアルバム**
これにて(自己満足の・笑)アルバムは終わり。

** PRINCESS * MARIE **が始まったのは、ちょうど『ホテルステラマリス』『レヴュー伝説』公演中だかそれくらいだと思うので(アバウト)、ステイシー、レオノーラ、キャサリンについては生の観劇報告がありますし。
そちらで済ませちゃいましょう。
多分語りたいことは語ったんじゃないか思われますし。きゃはは~(逃)

7/2までに見ることのできなかった星組『うたかたの恋』のミリー・ストゥベル、ハナちゃんにとって初ヒロインだった新人公演のマリー・ヴェッツェラ、雪組『風と共に去りぬ』のキャリーン・オハラ、新人公演のスカーレット・オハラ、『アリア夢唄』の白猫マリー。
いずれもちょっぴりの映像で見たことはあるのですが、全編しっかりと見たことはないので語れないままに終わります。
でも、たくさんの美しいヒロインたちに出会えて幸せでした。

気分次第で語ってきたので思いっきり順不同でしたし、文章もめちゃめちゃだったのに、読んでくださった皆さま、素晴らしきフォローコメント(笑)を入れてくださった皆さま、一緒にハナちゃんを見てきてくださった皆さま・・・ありがとうございました。

ミーミル ミリー・ストゥベル マリー・ヴェッツェラ キャリーン・オハラ スカーエrット・オハラ マリエール ライラ 浪路 ジャクリーヌ 額田女王 白猫マリー エリザベート 蘭子・ナターシャ デイジー/メリンダ メルトゥイユ侯爵夫人 マリー ロザライン エリザベート カルメン マリヤーナ姫 マリー・ヴェッツェラ 由布姫/エカテリーナ マリー・アントワネット エヴァ・マリー トゥーランドット リディア ジャンヌ・ダルク ヴィヴィアンヌ・ド・ポヴェール ドリー・ペイジ クリスティーヌ・ダーエ スカーレット・オハラ アナスタシア ステイシー・ランカスター レオノーラ キャサリン・マクレガー/ペギー・マクレガー

☆:*:・+* エリザベート(雪) :*:・+*☆

2006-06-30 13:38:00 | **姫のアルバム**
1994年雪組公演『エリザベート』より。
初演。初演。初演。
『エリザベート』の日本初演なんだからね!すごいでしょ!
ハナちゃんは「何もかもが0からのスタートで大変だった」という意味で初演を語るけど、私は「すごい!」という意味で初演を強調したいのです。うふ。
宙組でも演じていましたが、初演と再演のエリザベートは別人エリザであると感じますので、分けさせて頂きます。
そしてマド個人としては『エリザベート』は宙組『エリザベート』の印象が強いです。
宙を見た後で雪を見たその感想、といった一風変わったものになっているかもしれません。

エリザベート
エリザベートの肖像画からご登場。
たたたっと駆け出してきたのは愛らしい少女。
15歳なんですよね!?(13くらいに見える。)
歌うように話す(実際歌ってるけど)シシィちゃん。
自由を夢見るお転婆シシィはどうにも「こども」に感じるんです。
足をぱたぱたさせたり、オレンジに反応したりしなければ美しいプリンセスに見えるのですが、フランツに恋する様子もすごくこども。
王子様が迎えに来た~みたいな。(笑)
初々しさいっぱい!ですごく幼いんです。
宙組時の美少女シシィとはまた違った可愛さをもった少女で。

そう、トートが違えばエリザベートも違う人間になります。
ずんこさんが黄泉の帝王ならば、一路さんは死神。
だから幼いシシィはひたすら怯えるしかないのです。得体の知れない闇を。
ずんこトートは「ガツンと怖い!」ので抗えないものがある感じ。
一路トートは「ねっとり怖い」感じ。
驚異に圧されているのと恐怖の対象として怯えているのと。
微妙なところで怖がり方が違うんですね。

幼さの残る皇妃は大人たちに押さえ込まれてる感がよく出ていて、息苦しさが伝わってきました。
「この頃のハナちゃんがエリザベートの必死に生きる姿と重なった。」
リアルタイムで見ることのできなかった私ですが、↑こう評されているのがわかる気がします。

そんなエリザベートは少しずつ大人の気品が加わっていく。
舞台上で確かに年月がたっている。
いつの間にか女の顔をするようになっている。
鏡の間は・・・びびりました。
鳥肌がたちました。しばらくぞくぞくしていました・・・。
何、あの目 怖いくらい。とゆうか怖い!
ものすごい意志の瞳!!
あれだけ可愛かった子がいつのまにこんな・・・。
豪華な純白ドレスに身をつつんだエリザベートは美しすぎました。
可憐な声と細い体からは想像がつかないほどの強さ。
いつからこんな女王の顔をするようになったのかしら。
磨き上げられた美貌の皇妃。有無を言わせない強い強い美しさ。

フランツの浮気を知った時の瞳も。怖い。(笑)
あの突き刺すような瞳は怖い。
あまり比較はしたくないけれど、つい宙組のエリザベートよりももっと過激でもっと自己中心な人物だと感じてしまいました。(でもエリザベートってそういう人。)
より史実に近い、史実のエリザベートが雪組のエリザベートには生きていると感じるんです。

「魂の自由」は私にはわからないはずの感情なのに、勝手に心に振動してきました。
狂気という名の自由に吸い寄せられるエリザベートの悲しさが痛いの。
舞台前半のような必死な歌声でなく、この時には黄昏の声。

やがて黄泉の世界に迎え入れられるエリザベートは・・・まるで怯えたウサギみたい。
一瞬、あの子ども子どもしたシシィを思い出しました。
シシィは自由な少女時代に還ったの?
でも肉体は確かに長いハプスブルクの時代を生きてきたシシィ。
大人の体の中に子どものシシィもいる感じ。
・・・あぁ、これが死後なんだ。
この年も時間もよくわからない感じが。
また宙の話を出してしまって申し訳ありませんが()、宙組のエリザベートとトートは魂の半身同士のようでした。
雪のエリザベートはトートにずっとすがりたかったんだと思いました。
ずっと自由な世界に羽ばたきたかったというのは共通項ですが。

比較をされたくないとハナちゃんはおっしゃっていたけれど。
結構比較しちゃった。ごめんなさい。
でもどちらも大好きで、特に私にはハナちゃんが恐れた再演の「宙組エリザベート」が一番一番大好きなんです。

はぁ・・・雪の大劇エルマーかっこいいわ。(締めの言葉がそれ?)

☆:*:・+* トゥーランドット :*:・+*☆

2006-06-28 18:00:52 | **姫のアルバム**
2004年『鳳凰伝~カラフとトゥーランドット~』より。
プッチーニのオペラ『トゥーランドット』が原作。
この役をこなせる娘役なんて・・・ハナちゃんしかいないって思います。
ちなみに私の大好きな大好きな大好きな大好きな大好きな(エンドレス)役であるため、いつも以上にマドレーヌがウザイです。(笑)

トゥーランドット
中国の王女。
この世のものとは思えないほどの絶世の美女ですが、その美しさに惹かれてやってきた求婚者たちに難し~い謎を出し、解けなかった者は次々と首を切って処刑させるという恐ろしいお姫様。
命を落とした王子も、滅んだ国も、数知れず。
・・・でもトゥーランドット様を責めようなんて気にはちっともなれないんです!
トゥーランドット様は・・・美しいから!!
完全無敵の美しさ。姫の前ではひれ伏したくなるばかり。
あの美しさを見れば誰も彼女を恨む事などできません。
ただ恐れるばかり。 可憐さも高貴さも越えて・・・とっても怖美しいのです。
権力でも武力でもなく「美」で民を操る・・・。民たち、「♪処刑だけを楽しみに生きているのに~!」とまで追いつめられちゃっても誰も姫を憎んだりしません。怖いだけ。(笑)
カラフを「愛」として受け入れるようになってからは“愛に震える一人の女”なのですが、私は恐ろしい首切り姫・トゥーランドットの方が好きだったりします。
トゥーランドットはその美しさゆえに魔物なのです。

個人的な話になってしまいますが、『鳳凰伝』は私が“エリザベートファン”から“花總まりファン”へ移行しつつあった時に見た特別な特別な作品。
観劇前、オペラのお話を予習して真っ先に思ったことは・・・
「えぇぇっ?ありえない。いくら美しくてもそんな残酷な首切り姫に惚れる?
普通、健気なリューを好きになるでしょうが!>カラフ」というリュー寄りのもので、トゥーランドットに対しては決していい印象をもっていませんでした。
(ちなみに原作のリューはタマルと役が変わっていますよね。)

ところが。
前言撤回!撤回どころか打ち消し!取り消し!あんなの嘘、嘘!!
トゥーランドット様、最高ー(大絶叫)
ご登場された時から、私は豹変いたしました。
すごいんです。月の出と音楽と共に姿を現したトゥーランドットは。
あまりの美しさに息を呑むって表現がありますが、本当に息を呑んだのはトゥーランドットが生まれて初めてです。
凍りつきました。鳥肌がたちました。この世のものとは思えないほどの美しさに。
美しさにこれだけ驚かされるなんてことがあるとは!
壮絶で圧倒的な美に目は釘付け。
口がぱかっと開きっぱなしになりました。身動きができなかったんです。
この上なくきらびやかな衣装を身につけてはいても、華奢で頼りないほど細い方なのに、この存在感!!
なんなのでしょう、存在感!! ね!存在感!!(しつこいな)
殺された王子たちが姫を恨むどころか、死んでもトゥーランドットをお慕いする気持ちがすんごいわかります。
美貌に惹かれるだけではなく、魔性とも違い、悲しさを見抜けるほどに時間はなかったはずだけど・・・トゥーランドット姫には命をとられても国を滅ぼされてもOK!よねっ♪て思っちゃう。(軽いな~。)
観劇前と観劇後でこんなに豹変したことは後にも先にもこれきりかもしれませんね・・・。
本当に本当に残酷なのに・・・あの美しさ。
それだけで納得ができてしまうんですもの。

って美しさにばかり目がいっていますが、魔物だって人間の女。
極端なほどに高潔で気高い人物なのです。
トゥーランドットの首切りは「復讐」です。
「♪あの乙女の涙は決して決して乾きはしない。異国の王子に今再び報いを!」
・・・この気持ち、勝手にですが共感してしまうものがある。
「男」って野蛮で汚らわしい存在だって思う時、あるもの。(わーっ男性の方!ごごごごめんなさい!別に男性不信というわけではないのですが。
トゥーランドットに魅せられた王子たちが寄せる愛は、姫にとって汚らわしいものでしかなかったんだと思います。
乙女たちに囲まれて、花のように暮らすトゥーランドット姫。
そして、戦い続けてきた人だった。
本当は虚しくて切なかったんですって。

カラフと共に歌い上げるラストではまるで別人のよう。
カラフは「この手に抱ける宝」を得て大満足でしょうけど~・・・確かに姫は最後まで美しいけれど、明らかに「魔物トゥーランドット」ではなくなっています。
魔物ファンの私としてはちょっと残念・・・な~んて。(笑
ストーリー自体が寓話的なので、あまり深いところまで考えてはいませんでしたが、姫の氷を溶かしたカラフはとてもとてもスゴイ人だと思う。
氷のトゥーランドットの奥底にある、熱い炎を見抜いていたんですものね。
愛し愛されるトゥーランドットは、もうあの美しき高笑いはしてくださらないのでしょうか。(謎説きの場面の。あれ、最高に好きだったのです。)

☆:*:・+* ライラ :*:・+*☆

2006-06-23 01:55:36 | **姫のアルバム**
1994年雪組公演『二人だけの戦場』より。
この作品は・・・名作すぎて。とても難しいです。
民族紛争。独立問題。その中に生きる人間たち。
何度も見ていますが、私は未だにこの作品の真髄は理解できていない気がするので、ライラちゃんを語ることも・・・とても難しいです。
でも、ライラという人物が大好きなのでその思いだけで語ってみます。

ライラ
ルコスタという国の娘。とりあえず迫害されている系の民族の娘です。(説明適当)
ライラには「真っ直ぐ」という言葉が何よりも先に浮びます。
英国陸軍ティエリー・シンクレア少尉がライラに一目惚れした(笑)ダンスシーンは、ビデオでは音声がカットになっていて悲しいですが・・・和央さん扮するアルヴァお兄ちゃんとのダンスはどこか妖しく美しい!
アルヴァとライラたちは一座を組み、旅をして踊っているのだそうです。

最初のうち、ライラの笑顔は見ることができません。
きりっと引き締まった表情を崩さない。
・・・ジプシーは差別と偏見の中、生きてきたから。
まるで人を疑う猫の目みたいにじろりと動く目。
「ありがとう。」というお礼の言葉とは裏腹に戸惑い気味の固い顔。

でも。だんだんと「みんなでうまくやれたらいい。」と言うティエリーに心を開いていって、強張りが消え柔らかくなっていきます。
ぽつりぽつりとしか話さなかったライラのおしゃべりも軽やかになっていく。
共に夢を語り、隠していた希望をティエリーの前でならさらけ出せます。
「同じ風に吹かれ、同じ光浴びて、誰でも、いつでも、どこでも、必ず、分かり合えるはずよね♪」
元気に笑うライラ。弾むように歩くライラ。茶色い髪をふわふわとなびかせて。
飾らない可愛さが眩しい限り!

ティエリーとライラは違う民族だという事実から二人の間に悲しみ、苦しみ、疑い、憎しみ、そんな感情がよぎることは多々ありました。
ティエリーが優しく包もうとしてもライラは思い切りすがることができなかった。
心から愛し合う二人の姿はどうしても、苦しいのです・・・。
そんな中でライラは精一杯生きて、成長していきます。
真っ直ぐなティエリーと心を寄せて、必死で祖国を、彼を、守ろうとしました。

どうしてだかわからないけれど、ライラは私にとって1番“花嫁姿”が見たかった女の子。
自分の感情に素直で、いつでも心のままに泣いて笑って叫んでいた子。
とても強くて、強くなろうと一生懸命で、とにかく幸せになってほしい子でした。
甘く可憐なお嬢様ではなく、軽やかな野の妖精のような美しさ。
最初にライラの硬質なところを挙げたけれど、それはいい意味でずっと舞台に生きていたと思う。
雰囲気がアルヴァのもつ冷たさにも似ていて、兄妹らしさを強く感じたので。(結局タカハナ視点ですか。)

「それぞれの戦場にはそれぞれのライラがいただろう。」
・・・この台詞がとても好きなので、語りにはあまり関係ないけど最後に載せてみました。(笑)
15年後のシーンについて語るには私にはまだ荷が重過ぎるようです。

☆:*:・+* 由布姫/エカテリーナ :*:・+*☆

2006-06-22 20:29:55 | **姫のアルバム**
2000年宙組公演『望郷は海を越えて』より。
日本ものでもあり、ロシアものでもある・・・?ちょっと珍しいタイプの舞台でした。
ハナちゃんは日本のお姫様&ロシアの(某著名な+実在の)女王様を演じています。
2役ものって2度おいしい♪2度楽しい♪ので、たまにあると嬉しいですね。
しかも魅力が対極だったりしちゃうとますます!

由宇姫
主人公の若様:海人の幼なじみでいいなずけ。
元気で、おてんばで、ノリのいい(打てば響くをそうとらえているのですが違いますか?)お姫様です。
海人はそんなところがお気に入り。
おとなしいお姫様なんて彼のタイプではないようです。(笑)
由宇姫は外見こそ可憐なお姫だけれど、男並みに強い心と好奇心を備えた姫様です。
男、顔負けの跳ねっ返りだけれど、由宇姫はどうしたって、甘く可愛く女の子。
姫が男の子たちに混ざって遊んでいても違和感は何もないけれど、無意識にみんなのマドンナだよ。(笑)
由布姫は「あんみつ姫」という表現がピッタリなんです!
私はよくあんみつ姫と呼んでいます。(キャラクターのあんみつ姫についてはよく知らないのですが。)
もちろん海人とは気が合うどころか気持ちが通じあっているし、夫の船出だって笑顔で送ります。
さて日本で帰りを待つ妻となってから、姫の強さは大いに発揮されます。
海人を想う強さ。
他家に嫁がされそうになった時、命を捨てようとしたほどです。
由宇姫は家も身分も捨て、夫の無事を信じて待つことに希望を見出だし、乳母の唐戸と二人、ひそやかに暮らしていくのです。
なんて健気!お嬢様育ちがどれだけ苦労をされたことか・・・。(でもお着物はいつもこぎれいでしたが。)
そして待ち続けてようやく帰ってきた夫との涙の再会は・・・あの名台詞の飛び出す名場面です。
可愛くて可愛くてたまりません。

エカテリーナ
皇后陛下。後のロシア女帝。
知性と気品を全身にまとった美しい人です。
バカたれな国王(でも事実・笑)は彼女のそんな賢さが嫌いです。
それでも皇后は国のため、国民のため、国王のためと、どんな理不尽さにも耐えて生きています。
国王の権力にかしづいている者たちを除けばエカテリーナの人気は絶大!
気高く優しいエカテリーナは憧れの的でもあり、同時に、今の国王が支配するこの国を変えてくれると信じられている人でした。
ロシアは神を待っている。太陽を待っている。
それは・・・それこそが・・・エカテリーナ!
「我らが太陽、我らがエカテリーナ!
エカテリーナこそがただひとつの救いであり、戦うことを命じてほしいと望む兵士たち。
エカテリーナ様を皇帝に!と祖国の運命を彼女に託す人々。
ついにクーデターを起こしたエカテリーナ様は・・・プチオスカル。(笑)
戦いに赴く時は女性であっても軍服を身にまとう、というわけで毅然とした凛々しい軍服姿が拝見できます。(可愛いなんて言っちゃダメよ!でもかわい・・・いえいえ、本当オスカル様のよう。
その戦いは血を流すことは避けようとした知的な戦法でした。
「私のために死ぬ勇気があるのなら、私のために死なぬ勇気をもってください。」と言うエカテリーナ様はなんて立派な人なのでしょう。
誰を憎い敵とも思っていない。聡明で清い魂をもったエカテリーナ・・・。
こうしてクーデターは成功。新たなる国王が生まれたのでした!

ああ、2役とも大好き。
私は密かに・・・エカテリーナⅡ世をメインとした舞台を見たい、という願望があったりしました。
アレクセイの忠誠心とそれを越えちゃっている男女の感情(笑)がツボで。
エカテリーナの光り輝く金のドレス姿の美しさといったら、眩しすぎて目がぴかぴかしちゃうくらいでしたねぇ。
海人と(一応?)ハッピーエンドを迎える由布姫は可愛くて可愛くて!
お転婆な女の子という役どころをするハナちゃんの、見るものを幸せにする愛らしさは何事なのでしょう。

☆:*:・+* ジャクリーヌ・ケネディ :*:・+*☆

2006-06-21 19:40:13 | **姫のアルバム**
1995年雪組公演『JFK』より。
ケネディ大統領。時代もわりと近代で、その名を知らない人はいないでしょう。
そしてハナちゃんが演じた、その妻のことも・・・。

ジャクリーヌ
ジャッキーは近代まで実在していた女性ですし、その美貌とファッション、生き様からもファンは多いと思います。
ですが史実のジャッキーではなく、『JFK』でハナちゃんの演じたジャッキーを、語らせていただきます。

ジャクリーヌ・ブーヴィエはまさに当時のアメリカのシンボルであろう進歩的な女性でした。
ジャックと出会った時、彼女は生き生きとした女性記者♪
取材を重ねるうちにジャックと親しくなります。
ハンサムで、モテモテのプレイボーイだった彼だけれど、ジャクリーヌと出会ってからは確かに恋から愛へと発展していく2人の姿が見れて・・・なんだかかわいい。

さてハナちゃんが演じたジャクリーヌはどんな人?と聞かれて印象をあげてみるなら・・・

わがままな美人。
とてもお洒落でハイセンス。
ファッションリーダー的存在の浪費家。

・・・なんかあまり良い人じゃないみたいですが、違いますよっ!!
でも私のお気に入りの台詞は「それに殺風景。外国のお客様をお迎えするのよ。もっと飾らなくては。」(in ホワイトハウス)だとか「美術館から借りてくるのよ。」だとか「シャネルのスーツを買いに行くわ。」だったりしますが。
でもね、それがすんごく魅力的!
わがままが可愛い。だって美人だから。(なんだそりゃ。)
この時代のお洋服はほんとに可愛いし、ジャッキーの上品なお洒落は見ていて楽しいです♪ もっともっといろんなお衣装を着てほしかったな~なんて。
でも、そこだけに惹かれるのなら表面しか見ていないことになっちゃいます。

じゃじゃ馬で気が強く、行動的で自由思想のジャクリーヌ。
彼女は、人間なら、人の妻なら、誰でもが思うことを望んだだけ。
大統領・ジャックは愛されすぎる。ファーストレディなんかじゃなくていい。私だけのあなたでいてほしい。
・・・これって当たり前の感情だもの。
わがままという表現が合うと思えませんが(わがままって言ったの自分じゃん)、ファーストレディ向きではなかった女性とは感じます。
マスコミに追われて、いつでもどこでも人々の好奇の目に晒されて、眩しいシャッターの光にサングラスをかけることも許されない。
ジャクリーヌの浪費癖は、フランス王妃マリー・アントワネットが「退屈が怖い」とドレスや宝石の浪費に走ったのと少し似ていますね。満たされない孤独と恐れ、みたいなところが。

ジャッキーは、途中からはニューフロンティアの夢やキング牧師が歌い上げる平和にもついていけていない気がします。
最初は確かにジャックの夢を共に追っていたのに。
「追う」というより「支える」というだけになってきた時、それはジャッキーには向かないことになってしまったのではないかと思いました。
でもハナちゃんのジャクリーヌを見ているとあまりそう思えない。
確実にジャックのことを「愛している」ということが、何よりジャクリーヌからは見てとれます。
もしジャックが大統領ではなく国中世界中の人々に注目される立場でなかったなら、ジャクリーヌは喜んで彼を支え続けたんだろうな・・・。
ジャッキーはジャックのことを愛しているからこそ、ただ逃れたくて自由になりたくて、それでもジャックを信じたくて・・・悩み続けていた。
巧みな心理描写とはまさにこのことでした。
(大富豪オナシスとはその後再婚するはずですが、このミュージカルにおいてはそれは置いておいた方がよいでしょう。

もしいつかジャクリーン・ケネディ展みたいなものがあったら、是非行きたいと思います。

関係ないですが。もうひとつ、ジャクリーヌに対して思う「スゴイ」こと。
・・・この髪型って一歩間違えると「おばさん」にしかならないと思うんですよ!
宝塚でも20~60年代アメリカが舞台の時にはよく目にするヘアスタイルだと思いますが・・・時々失敗しちゃってる例もありますよね。(笑)
でも!ジャクリーヌってなんてエレガントなんだろう!!
昔のアメリカの女優さんを見ているみたいな感覚。
本当にあの時代のお洒落を自分のものにされていて、素晴らしいと思いました。

☆:*:・+* メルトゥイユ侯爵夫人 :*:・+*☆

2006-06-19 19:24:16 | **姫のアルバム**
1997年雪組公演『仮面のロマネスク』より。
ラクロ作『危険な関係』が原作です。スキャンダラスな題材でありながらも宝塚の舞台は格調高い作品であったと思います。
映画化・舞台化も多くされている媒体ですが、例によって宝塚版のメルトゥイユ夫人のみを語ります。
この美しさは伝説だと思う。花總まり貴婦人伝説だと思う。

メルトゥイユ侯爵夫人
悪女。
ってなんてことを強調してるんですか!
でも悪女・・・。(笑) いえ、もちろんそれだけじゃないけど!

19世紀パリ。社交界の華、若き未亡人のメルトゥイユ。
溢れる気品。神秘的なまでの美。艶っぽい笑み。貞淑の仮面をつけた高貴な人。
・・・そう、周囲の人々に見せる「淑女・メルトゥイユ」の顔は表の顔です。
貞淑だなんて・・・と~んでもない! あのなまめかしさには裏があるとなぜ誰も疑わないのでしょう。
(舞台は「君の愛は計算ずく!」と言われるヴァルモン子爵との対峙シーンから始まるので、メルトゥイユに対しては最初から悪女のイメージで見てしまいます。だからそう感じるのでしょうか。)
心に仮面をつけている時のしっとり優雅な声と、仮面を外した時の気品を崩さずにいながら欲をあらわにした声と、どちらも本当に美しい。
表情ももちろん違います。あんな顔のできる女は只者ではない!(笑)
おっとりとした夫人の顔とは裏腹に、冷笑にも似た優雅~な微笑みや悪巧みにほくそ笑む美しい悪魔の顔。
でもね、決して高笑いはしないのよ!(ちょっと見てみたかったけど。)
静かに、あくまでも優雅に、品格を保って、くすくすと笑います。(ゾクゾク

メルトゥイユ夫人にとって恋愛はゲームです。
男を骨抜きにして弄ぶもあり(でも社交界の噂の種にならないということは・・・きっとうまいことやってるんでしょう・笑 )、純真な女性を偽りの愛におとしめて遊ぶもあり、人の男を寝とるもあり・・・本当すごい方なのです。
でも後者の2つはヴァルモンを愛していたから、なんですよね。
美しいメルトゥイユは自尊心も高いようで、かつての恋人ジェルクール将軍が令嬢と婚約したことが気にいりません。それからヴァルモンの元恋人がなんちゃら・・・もうこの人たち遊びすぎてて何がなんだか!(笑)
ジェルクールを思い知らせてやろうとヴァルモンにけしかけます。
「復讐。」 こんなに誘惑たっぷりの笑みに言われちゃったら、復讐がとっても甘~い響きに感じるわぁ・・・。 
・・・なんだか絡みつかれる感があるのです、メルトゥイユ夫人の妖艶な目線や身のこなしには。
あぁこんな風に騙されていくのかしら?>メルトゥイユに泣かされた男性たち

ヴァルモン子爵とメルトゥイユ夫人とはお互いに恋を謳歌するために別れたとのこと。(すごい理由。)
でもずっと素直になれなかっただけ。
19世紀の貴族社会がどんなものであったのかよくはわからないけれど、愛しているという真実だけで生きていくには生きづらい時代だったのでしょう。
一度は真に貞淑なトゥールベル夫人に心を揺らせたヴァルモン。
わざと女を落とすようにけしかけておきながら、本気の恋には過剰に反応するメルトゥイユ。
冷静さを(やや)失い、怒りを気品で押さえながらも嫉妬をあらわにします。
舞台も後半になるとだんだんと仮面は壊れ始めるのです。

ヴァルモンに対しても仮面をつけていたフランソワーズ(というお名前なのよ。)でしたが・・・。
貴族制が崩壊しようとしている、パリに革命の戦火が燃え上がる時。
やっと、やっと、2人は真に愛していた人と再会できました。
すぅっと流れ落ちる涙は仮面の外れた証。
2人だけの舞踏会でのメルトゥイユの愛の眼差しは、それまでの妖しさとは違って一途な瞳。
悲しそうなくらいじっと見つめる美しい瞳でした。
1番初めに「悪女」と表記してしまったけれど、この女性に対してその言葉が正しいのかは微妙です。
「かたちを崩さず、心を弱めず、この世界で位置を占めるために。」
そういう生き方しかできなかったメルトゥイユ夫人。
悲しい人であったと思います。

さらにさらに。
悪女(まだ言うか・笑)メルトゥイユ、貞淑な妻トゥールベル、若いセシル。
この3人の女性が物語の中で大きな要を担っていると思いますが、ハナちゃんはどの役でも「ぴったり」と思わせるものがありますよね。
勝手に役替わり公演を頭の中で上演しちゃったりするのでした。

☆:*:・+* ドリー・ペイジ :*:・+*☆

2006-06-18 14:42:32 | **姫のアルバム**
2004年宙組公演『BOXMAN』より。
見事なコンビぶりに対して、和央さんと共に菊田一夫演劇賞を頂いた記念すべき役。
↑すごい受賞理由だと思ったけれど、見れば納得。BOXMAN♪
さあハナちゃんの役は・・・

ドリー・ペイジ
金庫メーカーの営業兼広報担当。
生き生きと仕事をする女性って美しいですよね。
ドリーは上へ上と、前へ前へと、そんな気持ちのいい上昇思考と前向きさを感じさせるワーキングミューズです。
でもドリーが一番輝いているのはやっぱり!パートナー:ケビンと一緒にいる時かなあ♪
仕事も生き生きと。恋も生き生きと!
真っ直ぐで可愛い女性なのです。

ケビンとは2人で1つのチーム、仲間でした。
あれだけ打ち解けて仲がよさそうなのに決して「友達以上恋人未満」って感じはしないんですよねぇ、不思議なことに。
この時はまだ「仕事仲間」という表現がしっくりくる感じ。
でも傍から見ていても相性は抜群!
フレデリックとリディア(by『聖なる星の奇跡』)に素の和央さんとハナちゃんを感じると言ったことがあるかと思いますが、ケビンとドリーもそうなの!
タイプはやや違えど、わりと物事に対してぼーっとしたクールな印象のケビン(フレデリック)と、ちゃかちゃか動き回ってるようなドリー(リディア)。
タカハナってこんなイメージなんですけど。

は!話が脱線しました。
そんな風に明るく快活なドリーは悩みを抱えています。
施設にいる母親のこと。お金のこと。愛していない人からのプロポーズのこと。
ぐっと現実的な話になって参りました。
我慢したり、本音をぶつけたり、壁にぶつかりながらドリーは懸命に生きてる。
そんなドリーは、ケビンの前でだけは真っ直ぐな気持ちをさらけ出せる。
しっかり者という印象のドリーだけど、ケビンには弱さも隠さず甘えているみたいに見えます。
お互いに大人で、しがらみもあって、すんなり上手く運ばない2人の思いだったけれど。
何かと何かが、心と心がつながっている2人だから、恋人になるのは必然だった気がします。
まさかあそこまでらっぶらぶに豹変するとは思ってなかったから驚いちゃいましたが。
元気がよくてよろしい。(笑)
可愛いらぶらぶなので、微笑ましくて楽しいです。
これからもずっとずーっとこうやって2人で笑いあいながら生きていくんだろうなと感じられる幸せなエンディング。
宝塚にありがちな「結婚」にすぐ結び付かないところが嘘っぽくなくて、ラブストーリーとして秀逸だなあと感じます。
実は「続編をやれそうだなあ」なんて思ってしまった作品でした。
ケビンとドリーってシリーズ化できそう。(笑)

自分の心に素直でまっすぐなドリー。
そんなドリーを少し斜に構えながらもあたたかーく包み込むケビン。
本当に良いコンビです☆
悲劇的なことは何も考えず、すっきりパァッと幸せな気分になれるのはこの2人だけかもしれません♪

☆:*:・+* ミーミル :*:・+*☆

2006-05-25 02:16:39 | **姫のアルバム**
姫のアルバムもトットコ更新しないともうタイムリミットが来ちゃいますよ~。
全て気分次第でその時見たいハナちゃんを語ってます。

で、今回は1992年星組公演『白夜伝説』より。
伝説の王とか妖精の国とか・・・そんな話。(ちゃんと説明しなさいよ!)
もう大人のあなたはご用心かもしれないファンタジック・メルヘン。

ハナちゃんの役は「伝説の」・・・

ミーミル

どうしても伝説と言ってしまいます。
私がハナちゃんファンになった当初、「ミーミルを知らずして花總まりを語るなかれ」と言われたものでした。(いや、こんな文語調には言われてないけど。)
私は当時の宝塚を知りませんからハナちゃんの異例ともいえるほどの大抜擢&注目の集め具合は実際に体験したわけではありません。
ただ本当に観客の誰もに「すごい娘役がいる!」と思わせたそうです。戦慄のデビュー。(笑)
当時わずか研2のハナちゃんはどこにいても必ず目を引くほどに可愛くて、ベテラン勢に囲まれつつも堂々とした演技を見せてくれて、「すごい!」としか言いようがないのですがもちろん今より未熟ではあると思います。 あっもちろんハナちゃんのお芝居はお上手ですよ!ただ今のハナちゃんを知っているからそんな風に言えるってだけ。下級生時代のハナちゃんと今のハナちゃんとを見比べてみると、ハナちゃんは初々しさはそのままにして技術のみが加わっていった感じと思います☆


ミーミルは妖精の国に住む妖精。
可憐な妖精さんとはいえ・・・可愛すぎるわ、あなた
猫みたいな謎の小動物・ピクシーくんを肩にのせて歩く姿がかわいいかわいいかーわーいーい~~~!!!(うるさくてすみません。)
黄色いミニドレスに栗色のエンジェルヘアーなミーミルちゃん。
羽根がぴょっこり生えた花冠をのせていつもにこにこ微笑んでいます。
ミーミルは微笑みを絶やさない無邪気な女の子です。

演出家の小池先生がかつてのハナちゃんを「自閉症気味の演技」と言っていたことがありました。
確かに、周囲とともに空気に溶け込むというより自分の世界で自分の力を出し切っている。
そんな演技に見えました。
でもTHE 当たり役のミーミルは盲目の妖精です! だから逆にそれがすごくぴったりだった。
ミーミルのぱっちりとした愛くるしい瞳には誰の姿もどんな風景も映っていないのです。
誰に語りかけてもミーミルにはその人の姿が見えない。
いつも手探りで森の中を歩き、「私は目が見えないからよく転ぶのよ。」なんて傷ついた動物(本当はガイだけど)に向かって優しく語りかけ、手当てをしてあげる姿に胸がきゅっとなります。

でも。ミーミルは目が見えなくなったおかげで心の目でもっと人の心を感じられるようになったと笑います。
心と光の失われた世界の中、ミーミルだけが心も光もその小さな胸の中に抱いていた。
「心のない人間なんていないわ。」と純粋に信じて。

心を閉ざされた青年ガイとのほのかなほのかなロマンスも好き。
愛と呼ぶにははかなすぎたけれど、ミーミルがガイの光になったのは確かです。
闇の世界に住んでいたファントムと、彼を光の方向に導いたクリスティーヌをちょっと重ねちゃいます♪
純粋な愛で包んであげたことにはミーミルもクリスティーヌも共通だと思う。

ミーミルの目が見えるようになった瞬間は本当に見事。
ぱあっと世界が広がったのを感じました。
そんなわけで何を語りたいのやらわけのわからない記事となりましたがハッピーエンドでこれにて終了。
私はミーミルが大好きです。

☆:*:・+* スカーレット・オハラ :*:・+*☆

2006-02-28 14:10:59 | **姫のアルバム**
2005年宙組全国ツアー公演『風と共に去りぬ』より。
マーガレット・ミッチェル作の同名小説を宝塚版として舞台化。
私はこの役をハナちゃんで見るのが夢でした・・・。

スカーレット・オハラ

原作、映画、宝塚歴代歴代・・・・・とスカーレットへのイメージは多様であると思います。
そんなこの人物をハナちゃんはどう演じてくれるのか!

・・・私は“可愛いスカーレット”という印象を受けました。
その「可愛い」というのはいつものハナちゃんの可憐さとは違ったもの。
子供っぽくて可愛い人という感じです。

強情で腹黒い(笑)のは確かにそうなのだけど、それすらも可愛いのは心から正直に生きているスカーレットだからなんだなあ
あれだけ強い性格をしているのに、ハナちゃんのスカーレットはどうも「可愛い」。
スカーレットに対して「可愛い」という表現は合わない気もします。
ですが、南部の青年たちの憧れの的として女王気分でいるスカーレット。
プリンス・アシュレ(笑)への一途な一途な恋心。
バトラーへの精一杯の反発。
・・・どうも甘ったれた子どものよう?
手なずけることはできなくても、手玉にとることは容易そうな。
こんな印象をもってしまうのは、宙組風共はバトラーとの絡みがほとんどだったせいでしょうか。

大人の恋愛な風共ですが、このスカーレットは逆に子供のまま大人に育ってしまった女性に見えました。
バトラーの「それだから君は子供だと言うんだ。」という台詞もありますもんね!

そんな世間知らずの勝気なお嬢様が南北戦争に巻き込まれ、強く誇り高い南部人へと変わっていくさまが自然に舞台で生きていました。
「明日になれば」の歌唱は、大声で注目を集めるのでもなければ娘役の域を越すほどの這い上がり精神を見せ付けるわけでもない。
ただ心に訴えかけます。
泥にまみれても汚れない人。それがスカーレットの美しさ!

バトラー編であるため、カットされている場面も多いのが残念なのですがハナちゃんのスカーレットが見れたことは私にとって財産です。
そして私にとっては、初めてバトラーに感情移入することのできた作品でした。
ある意味、とても「純粋」なバトラーとスカーレットだったように思うんです。
でもバトラー語りをするスペースもないので・・・ここらでお開きに。

何より大好きだったのは、スカーレットの誇らしげなようでいたずらっぽい可愛い笑顔!
あの笑顔は未亡人になっても戦争が終わっても健在でした。
やっぱりなんだか「可愛い」スカーレットなのでした☆


※雪組新人公演『風と共に去りぬ~スカーレット編~』は未見です。
娘役主演の異例な大抜擢・・・。見たかったなあ!!!