ハナちゃんはとてもとても白が似合う人。
最終回とさせていただく今回は白をアラカルトです。
『エリザベート』より「鏡の間」
鏡の間。白い気品を讃えて登場する皇后エリザベート。
美しさ、気高さで圧倒することによって「私は私だけに」という自我を突き刺してきますね。
ウィーンで当たり前に知られている肖像画に似せるのもすてきだけど、日本ではエリザベート自体どちらかといえばマイナーな歴史人物ですし、オーストリア人とは感じ方が違うでしょう。
正面を見据えて堂々と歩むエリザベートに、舞台の流れとして一番エリザの強い自己が見えたんです。
フランツの隣に寄り添ってはいてもエリザベートはエリザベートで独立して立っている。
そんな強い瞳をしていました。
(鏡の間の美しさについてはさんざん語っているのに、再三登場させてしまうエリザベート様でした。)
『砂漠の黒薔薇』よりラストシーン
初夏にはピッタリな場面ですね~。
夏の夜、アラビアンな夢物語に浸ってみては?
きらめく白のアラビアドレスに身を包んだマリヤーナ姫。
アラビアのお衣装って肌の露出が多めだけれど、ハナちゃんはドレスに負けないくらいの真珠肌なの~! なんて綺麗なお姫様。
ひらひらとしたデザインがキラキラと白い風を運びます。
アリシャール王子(ずんこさん)の澄み渡る歌声にピッタリ。
白い鳥たちが2人の迎えた夜明けを祝福してくれているかのような終わり方でした。
『レビュースペシャル99』より「我が心はイエスと共に」
クリスマスの賛美歌なのでしょうか。とても綺麗な歌にのせて軽やかに舞うハナちゃん。
「♪夢の続きのような鮮やかな光、注ぐその彼方に選ばれし乙女。」
それこそハナちゃん!! 白いドレスが清らかなことこの上なし。
そんな無垢な優雅さをふりまくハナちゃんと共に踊るメンバーが嬉しいのですね・・・。
貴城さま、朝海さま、成瀬さま、安蘭さまといった当時の雪組スター様たちに囲まれて。
ああ、贅沢!同期との絡みも嬉しい。きれいだなあ~・・・。
私は無宗教なのでわかりませんが、この場面は聖なる祈りに包まれているような・・・身の汚れを落とされたような気持ちになるのでした。
『テンプテーション』より「白い蓮の花」
蓮は泥の中から咲いても清らかで美しい、のです。
真っ白な蓮の中の、真っ白い恋人たち。
ふくよかな優しい蓮の香りが漂ってきそう。
幻みたいに澄んで美しい白い蓮。
手をつないで駆け抜けて、ふわりと抱き合って、笑いあって・・・夢を見ているみたいです。
またたく間に壊されてしまった悲恋の物語でしたが、ベトナム情緒あふれた純粋な愛の世界は新鮮でもあり、とても綺麗でした。
『ファントム』よりラストシーン
小舟に乗って歌う純白マントのファントム。
駆け寄る純白ドレスのクリスティーヌ。
湖も清らかな光に照らし出されているみたい。
2人だけの白い世界はファントムの描いた夢なのか、クリスティーヌの幻想なのか。
東京1人バージョンではエリックの想いだけが残った感じですが、大劇バージョンの(ありえないながらも)ラブラブバージョンの方が好きだなあ。
オペラ座の怪人がクリスティーヌを小舟にのせて、幸せに微笑みあって、歌を歌って、どこまでも・・・。
「宝塚」らしいじゃないですか。(笑)
本当はもっともっとあるけど・・・以上で。
清らかな白に彩られたハナちゃんを見ると、自分の心もまっさらにしてもらえる気がします。
聖なる白、華やかな白、清純の白、輝く白、冷涼な白、優しい白、明るい白、高貴の白、天使の白、しろしろしろ・・・。
しろって本当に美しい色です。
ハナちゃんに、ぴったりの色です。
最終回とさせていただく今回は白をアラカルトです。

鏡の間。白い気品を讃えて登場する皇后エリザベート。
美しさ、気高さで圧倒することによって「私は私だけに」という自我を突き刺してきますね。
ウィーンで当たり前に知られている肖像画に似せるのもすてきだけど、日本ではエリザベート自体どちらかといえばマイナーな歴史人物ですし、オーストリア人とは感じ方が違うでしょう。
正面を見据えて堂々と歩むエリザベートに、舞台の流れとして一番エリザの強い自己が見えたんです。
フランツの隣に寄り添ってはいてもエリザベートはエリザベートで独立して立っている。
そんな強い瞳をしていました。
(鏡の間の美しさについてはさんざん語っているのに、再三登場させてしまうエリザベート様でした。)

初夏にはピッタリな場面ですね~。
夏の夜、アラビアンな夢物語に浸ってみては?
きらめく白のアラビアドレスに身を包んだマリヤーナ姫。
アラビアのお衣装って肌の露出が多めだけれど、ハナちゃんはドレスに負けないくらいの真珠肌なの~! なんて綺麗なお姫様。
ひらひらとしたデザインがキラキラと白い風を運びます。
アリシャール王子(ずんこさん)の澄み渡る歌声にピッタリ。
白い鳥たちが2人の迎えた夜明けを祝福してくれているかのような終わり方でした。

クリスマスの賛美歌なのでしょうか。とても綺麗な歌にのせて軽やかに舞うハナちゃん。
「♪夢の続きのような鮮やかな光、注ぐその彼方に選ばれし乙女。」
それこそハナちゃん!! 白いドレスが清らかなことこの上なし。
そんな無垢な優雅さをふりまくハナちゃんと共に踊るメンバーが嬉しいのですね・・・。
貴城さま、朝海さま、成瀬さま、安蘭さまといった当時の雪組スター様たちに囲まれて。
ああ、贅沢!同期との絡みも嬉しい。きれいだなあ~・・・。
私は無宗教なのでわかりませんが、この場面は聖なる祈りに包まれているような・・・身の汚れを落とされたような気持ちになるのでした。

蓮は泥の中から咲いても清らかで美しい、のです。
真っ白な蓮の中の、真っ白い恋人たち。
ふくよかな優しい蓮の香りが漂ってきそう。
幻みたいに澄んで美しい白い蓮。
手をつないで駆け抜けて、ふわりと抱き合って、笑いあって・・・夢を見ているみたいです。
またたく間に壊されてしまった悲恋の物語でしたが、ベトナム情緒あふれた純粋な愛の世界は新鮮でもあり、とても綺麗でした。

小舟に乗って歌う純白マントのファントム。
駆け寄る純白ドレスのクリスティーヌ。
湖も清らかな光に照らし出されているみたい。
2人だけの白い世界はファントムの描いた夢なのか、クリスティーヌの幻想なのか。
東京1人バージョンではエリックの想いだけが残った感じですが、大劇バージョンの(ありえないながらも)ラブラブバージョンの方が好きだなあ。
オペラ座の怪人がクリスティーヌを小舟にのせて、幸せに微笑みあって、歌を歌って、どこまでも・・・。
「宝塚」らしいじゃないですか。(笑)
本当はもっともっとあるけど・・・以上で。
清らかな白に彩られたハナちゃんを見ると、自分の心もまっさらにしてもらえる気がします。
聖なる白、華やかな白、清純の白、輝く白、冷涼な白、優しい白、明るい白、高貴の白、天使の白、しろしろしろ・・・。
しろって本当に美しい色です。
ハナちゃんに、ぴったりの色です。