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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

(仮)月組「ベルサイユのばら~オスカル編」

2005-04-10 19:58:08 | **花月雪星**
コムちゃん率いる雪組がベルばらを上演するということで、「オスカル編ってどんななのかな~?」と思い、過去に上演されたオスカル編のビデオを見てみました。
タイトルに“仮”が付いているのはちゃんと見ていないからです。
ちゃんとした観劇日記じゃないですよーという意味。
私はファーストインプレッションを大事にするので、最初は雪組の生観劇を、自分の中の「オスカル編」の印象にしたかったんです。
なのでウルトラ早送り・省略バージョンで見させていただきました。
・・・でも。
やばい。涼風真世さん・・・可愛い
どうしよう、すっごく綺麗!
ハナちゃんと同じくらい可愛い!
宝塚を好きになってから、誰かを「可愛い」と思っても、それは自分の中でハナちゃんに対する「可愛い」とは全く別な感情だったのですが・・・ハナちゃんと同じレベルに来る可愛さがついに現れましたよ!!
(ついに現れたもなにも、これは10年以上前の映像なんだってば。
いや~、衝撃的。
もしこの頃に宝塚を知っていたら絶対、涼風さんにハマっていただろうなあ、私。
あっ!この頃から観ていればハナちゃんの活躍を初舞台から見れたのに

そう、この公演は77期初舞台公演なのです。
ラインダンスのハナちゃん探しに頑張っていましたが、いました
わりとすぐ発見できると思います。BSバージョンでは一瞬アップもあります♪
こうやって並んでみると、やはり抜きん出て可愛いわあ。
なので目立っていました!

で、役の感じを掴む程度に飛ばし見した印象ですが。
同じベルばらでも、フェルゼンとマリー・アントワネット編とは随分違う!
ベルばらだから、ストーリーの破綻具合は相当なんじゃないかと(ごめん)予想しているのですが、わりとおもしろそうだと感じました。
フェルゼン+マリー編には描かれなかったエピソードなど多そうですし。
気になっていたトップ娘役さんの役どころは・・・やっぱりアンドレ様の存在の大きさには適わないものの、とっても可愛らしいディアンヌちゃん!可憐でしたー!
そして夏河ゆらさんが、ふりふりのドレスに可愛いおリボンをつけて超乙女!な役をしていたことにある意味感動。
また今度全部通してちゃんと見ますー☆
涼風パワーのせいで、雪組観劇前に見てしまいそうな予感・・・。

とにかく涼風さんの美しさが私にとって衝撃でした。
個人的な好みの問題かもしれませんが、ハナちゃんと同じくらい「可愛い」と思えた人は初めてなんです~!
恋に落ちたら即行動(?)で、すぐさま『PUCK』のビデオを調達してきました。
早速見ました・・・か、か、可愛い~・・・!
そのうち観劇日記として報告するかもしれません。
今になってOGさんに惚れてしまうなんて思いもしませんでした。

雪組「晴れた日に永遠が見える」

2005-04-02 21:41:40 | **花月雪星**
今日のビデオタイムは♪雪組バウホール作品。
高嶺さん&ハナちゃんのコンビ時代です。
大学教授兼精神科医のマークが、病院を訪れた女子大生デイジーのもう一つの人格、メリンダに
惹かれ、幻想に囚われていく・・・というちょっぴりファンタジックなお話。
さて私、この頃はまだ宝塚を知りませんでした。
ビデオ入手も困難でしたが「手に入れてよかった~!」と心の底から感動したビデオでしたよ。
「晴れた日に永遠が見える」は今や廃盤。
後からファンになった皆様がこんな面白い作品を見れないなんてかわいそうすぎますー!
特にハナちゃんファンなら見ておくべきかと。
こんな役はすごく新鮮だし、演技の力量に感銘を受けること間違いなし

マーク・ブルックナー(高嶺ふぶきさん)
精神科医の先生。
高嶺さんって、素顔は女優顔負けなくらい、ミラクルな美女なのに男役の時は結構渋くてびっくりでした。
(余談ですが高嶺さんほど美しい女優さんはTVにもそうそういないと思う・・・本気綺麗だわこの方。)
デイジーとのコミカルなやり取りが可愛いです。
笑いのとれる間などをしっかり心得た人だ・・・なんて感じたり。
マークは身近にこんな人がいてくれたらいいな、と思うくらいステキな人です。
なんていうか、完璧じゃないところがいいんです!
「そりゃないだろ~」という言葉をデイジーにぶつけるちょっぴり抜けた可愛さと、暖かい包容力とを持ち合わせた男性。マーク先生、ステキな人です。

デイジー・ギャンブル(花總まりさん)
物事が起こる前に予知できたり植物を早く育てることが出来るという不思議な力をもつ女子大生。
そんなデイジーは・・・可愛い~!!
いえ可愛いのは毎度のことなんですが、デイジーの可愛さはいつもとはちょっと違うんです。
決してお姫様ではない、ごく普通にいそうな等身大の女の子というかんじ。
話し方も、普段の女の子同士のお喋りそのまんま☆みたいな感じです。
デイジーのお話する様子はなんだかチャカチャカと慌ただしくて(?)好きです~。
聞いていてすごく楽しい!
ハナちゃんてばこんな可愛さも持っていたのね!とすごく新鮮に感じました。
ちょっと珍しいショートカット姿も非常に可愛い。
そしてこの時代の流行なのか知りませんが、ほぼAラインのワンピ型ミニスカート着用です。
足が足じゃないみたいに細いでーす!

メリンダ・ウェルス(モンクリーフ)(花總まりさん)
2役です。
デイジーとは打って変わって気の強いお嬢様。
18世紀イギリスの名門貴族の娘です。
話し方や物腰ももちろん令嬢らしく上品で優雅。そして凛とした強い口調です。
いかにも気位の高そうな雰囲気のメリンダですが、心の美しい女性なんです!
勇敢で正義感。意志の強い人です。
そしてやはりお嬢様、とっても純粋な恋する乙女でした。
卑猥な男の手から助けてくれたエドワードにもうメロメロ、うっとりなんだもん。
うっとりしてる場合じゃないって、メリンダーっ!!
一途で純粋、自己を押し通す強さと気高さ。
マークの言うとおり本当に宝石のような娘です。
デイジーの可愛さにも夢中になってしまいますが、メリンダの悲しいほどの美しさにも憧れてしまいます。

エドワード・モンクリーフ(和央ようかさん)
す、すごい役だ・・・。
初めて見た時は「わわわ和央さんに何て台詞を言わせるの!?」なんて激しく動揺しましたが、
文句なしにかっこいい・・・。
「メリンダ!こんな男のどこがいいのよーっ!?」と思わずにはいられませんが、でもでもかっこいいんだもんなあ。
スラリとした長身に端整な顔立ち、長ーい手足に輝く金髪、キザれば美しくきまる騎士。
でもこの素晴らしい外見以外にどこがいいのかわからないわ、私は。
彼は女好きの腰砕けです。 でもかっこいいんだもんなあ・・・(エンドレス)

語れるのは以上。
私は宙組からファンになったものですから、このころの雪組メンバーはビデオでしか知らないん
です。
デイジーのフィアンセで、学年の成績上位2%(笑)のウォーレン君(楓沙樹さん)はマンガみたいでかわいかったです。
デイジーの仲良し、マリエル(貴咲美里さん)はポニーテールがキュート☆
他にすっしーさんやはっちゃん、ねったんさんなどが発見できたのも楽しかったです。

この作品はブロードウェイミュージカルということもあってストーリー自体楽しいし、音楽もミュージカルらしくて良いです。
最初に見た時は悲しい運命を辿ったメリンダに感情移入してしまって「マーク、いいの!?」なんて余計な心配をしたものですが、過去は過去、今は今。
デイジーと一緒に爽やかなハッピーエンドでよかったと思います。

あ、映画化もされているようなのですが、写真を見てマークとデイジーのあまりのオッサン・オバサンぶりにショックを受けて以来、未だに見ていません。
内容が微妙~に違うみたいなので見てみたいとは思っているんですけどね。

月組「薔薇の封印」

2005-02-19 13:57:02 | **花月雪星**
WOWOW鑑賞です。
「薔薇の封印」はポスター写真がすごく好きでした~。
リカさんの妖しい美しさはもちろん、えみくらちゃんの可愛さが!
透きとおるように真っ白でめちゃめちゃ綺麗~!
なんかあの写真だけいつもと違います!(いつもが悪いという意味ではなく)
顔をのけぞらせているバージョンでなく、ポスターより前に公開された写真のふり返り気味な方がより素敵です。

フランシス(紫吹淳さん)
多彩なダンスシーンやらしつこいくらいの投げキスやら、ものすごくビジュアル系の美貌やら・・・
リカさんファンにはたまらないんだろうなーと思いながら見ていました。
私はヴァンパイアものを宝塚で見るのは初めてでしたが、ヴァンパイアならではのゴシックな雰囲気に酔えました。
個性派男役ならではの色濃い役が見れてよかったです。
本当にリカさんあっての「薔薇の封印」でした

リディア/ポーラ/ジェニファー(映美くららさん)
こんなド素人の私が言うのもおこがましいのですが「上手くなったなあ」と思いました。
以前は台詞まわしが単調になりがちなんて思っていたのですが、表現力が豊かになられていたように思います。
お姫様なリディア、健気で可愛いポーラ、現代に生きるジェニファー。
本当にそれぞれ全く違う人物として見えたし。
一番感情移入できたのはポーラでしたが、個人的にリディアが好みです。髪型とドレスがさいこー

ミハイル(彩輝直さん)
悪役がこんなに美しいのも宝塚ならでは。
マッシュルームヘアーからおしゃれなザクザクの長髪に変身☆かっこい~い!
マダム・ノアールが艶っぽくてものすごく綺麗です・・・。
なんだかビジュアルの話ばかりになってしまいました。
あ、最後の「りでぃあ~~~!」という間の抜けた声()がちょっとコメディ。
失礼しました。

ルイ14世/クリフォード(霧矢大夢さん)
すごく頑張ってクルクル回っているルイ14世がカワイイ。
嘘でも失神してあげたくなります。
フィナーレの素晴らしい歌唱以外はどの役も「かわいー!」という印象でした。

フィリップ/エミール/ロバート(大空祐飛さん)
丸くってかわいらしい霧矢さんとは対照的にキリリとシャープなゆうひさん。
フィリップ殿下、かっこいいのだけどなんとなく母性本能をくすぐられるような気がしたのは私だけでしょうか。
ちょっと冷たいかんじの目つきが好きでした。

五輪のバラは一体?という疑問は残るものの、純粋に楽しめました。
3つの時代を駆け巡るオムニバス形式というのもなんだか新鮮で。
小池先生の作品てやっぱり好きです☆
ヴァンパイアといえば「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」という米映画に一時期ハマっていたことがありました。
でもホラー映画なのでやっぱり怖くて、いつも目隠し&音量調整しつつ見ていましたが。
その点、同じヴァンパイアものでも宝塚は恐怖感さえもひたすら美しくて良いですね~。

あ、それから紫城るいさんはお目々がぱっちりで可愛い~!
こんなに可愛い人が宙に来てくれるなんて嬉しいなーと思いました♪   

星組「巌流~散りゆきし花の舞」

2005-01-30 21:37:10 | **花月雪星**
私は何を隠そう「日本ものが苦手」という不届き者でございます。
でもこの星組公演「巌流」はあまり日本ものらしくなかったので見やすかったです☆
残念ながら生観劇記ではなくビデオ鑑賞でございます。

小次郎(安蘭けいさん)はかっこいい!
男役さんそれぞれのかっこよさがありますが、とうこさんの持ち味はこの役にぴったりだったと思います。
とうこさんの声って「強い」声だと思うんです。
力強い歌声と射るような視線。
そして一途な椿への思いに泣かされました。
小次郎の胸の中に飛び込んできた椿に「わかっていたぞ!」と言うところが一番好き。

武蔵(汐美真帆さん)は・・・ごごごごめんなさい。あんまり印象がなかったです・・・。
歴史を知らない私が悪いのですが(佐々木小次郎が実在の人物なのかどうかもあやふやだった。)
あれ?いつの間に宿命のライバルになったの?というかんじで。えーと親の仇なんでしたっけ。
作中ではたくさん人が斬られていて、あちこちで「○○の仇~!」みたいなことになっているのでちょっと混乱しました。

椿さん(叶千佳さん)は小次郎の愛した女性。
愛していた人に親を目の前で殺されたばかりか顔に醜い刀傷を負わされてしまった椿さん。
「剣術は必要ありません」なんて言っていた可愛いお嬢さんの時と、復讐のため男顔負けの剣の達人になった時のギャップが痛々しいです。
でも傷はわりに小さめ?ファントム並みに傷をつけてもよかったんじゃないかな~なんて。
椿を愛するがゆえに苦しんでいた清羅もかわいそうでした。

アンナ(陽月華さん)はオランダ人遊女。すごーく綺麗。
「雨に唄えば」のキュートなキャシーちゃんがはまり役だと思っていたので、こんな怠惰な美しさも持っている方だなんて想像できませんでしたよ~。
しっとりとした風情が人生に対する悲しみや諦め、ほんの少しの希望なんかを醸し出していて本当にすてきでした。
ウメちゃんはひときわスタイルがいいので見るからに「日本人の中に外国人がいる」という感じで自然でした。

あ、それから清十郎(綺華れいさん)はお美しい。
前々から「星組一の美人だ!」と思っていましたがやっぱり目立って綺麗です。

題材的にはすごくおもしろそうな要素がたっぷりだけど、脚本がそれを生かしきれていない印象を受けたのは私だけ?
でも楽しめました。歌がしばらく耳に残ります♪