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心の洗濯 映画『おばあちゃんの家』

2005年06月19日 | 映画
おばあちゃんの家

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すっかりご無沙汰してしまいました^_^;
いや~、これほどまで執筆に煮詰まるとは自分でも予想してませんでした。
そんなわけでちょっと思い出しブログを書かせて頂きます。

山あり谷ありのここ一ヶ月半だったのですが、その谷の深い時期が二度ありまして、一度目の谷で私を救ってくれたのは、↑映画『おばあちゃんの家』。ロードショーで一度見て号泣した作品です。

執筆でグツグツ煮えちゃって、行き詰ってしまった時、心をリセットしようにもできない時は「心の汗をかけ!」って具合に泣ける映画を見ることにしてます。それでセレクトしたのが、『おばあちゃんの家』でした。

ソウルで育った少年サンウが預けられたのは、初めて会うおばあちゃんの住む田舎の家。わがままな都会っコサンウにとって、読み書きができないず、耳も不自由なおばあちゃんに苛立つだけでなく、田舎の不自由な暮らしにも満足できません。でも、いつでもおばあちゃんはそんなサンウに優しく、自分に出来る限りのことでサンウのために思いやりを尽くします。

あぁ、書いているだけで泣ける…。この映画の根底にあるのは、誰にでもいるおばあちゃんとそのおばあちゃんの優しさ。そして、自分の子ども時代です。

私の母方の祖母は子どもの頃に亡くなってしまいましたが、この映画のおばあちゃんのように大きく腰が曲がり、そして、どんな時でもやさしかった。私はおばあちゃんとおじいちゃんの家が大好きでよくひとりで遊びに出かけ、可愛がってもらいました。同居している父方の祖母は気位の高い人だったので、おばあちゃんの家で過ごす時間は家にいるよりもずっと心が穏やかで、そして、優しい時間が流れていました。

さて、少年サンウを演じる子役以外はこの村に住む一般の住民。ですから、おばあちゃんも女優さんではなく、映画初出演の素人です!それでも、セリフはないながらも名演ぶりで村と共に、いいムードをかもし出しています。

心が固くなった時。くたびれた心を洗濯したくなった時にぜひとも見てください。

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真葛@泉美咲月


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